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山陰地方にはじめてできた公立美術館として知られる米子市美術館。話題のカフェも含めて、その見どころを一挙にご紹介します!米子市美術館とは?
http://www.yonagobunka.net/y-moa/
1983年設立の鳥取県米子市にある公立美術館。全国を巡回する大規模な展覧会の会場として利用されている他、鳥取にゆかりある作家の作品を収蔵、紹介することにも力を入れています。2013年に付設のカフェと共にリニューアルオープン。利用者の声を取り入れ、バリアフリー化もされています。米子市美術館には、植田正治、前田寛治、香田勝太、國頭繁次郎、辻晉堂、杵島隆、中ハシ克シゲなど郷土ゆかりの作家の作品1800余点を収蔵・展示されている美術館です。毎年いろんな特別展示会なども開催されています。
展示会によって観覧料が違うのでその時のイベントでチェックしてみてください。
米子市美術館をお勧めする5つのポイント
http://kagumomo.seesaa.net/article/395827704.html
その1.地元出身の作家作品をコレクション
米子市美術館は、写真家・植田正治を始めとする鳥取県出身またはゆかりのある作家を中心に、1700点余りの作品をコレクションし、期間を分けて常設展示を行っています。近年新たな収蔵作品として、大正から昭和にかけて活躍した陶芸家・河井寛次郎の「流し画皿」なども加わっています。地元出身のアーティストの作品が見れるので地元の人もここへ来れば知ることができますし、アートの学生もいろんな作品を見れる機会でもありますのでチェックしてみるといいかもしれませんね。世界的に有名でなくても素晴らしい作品はたくさんあります。
こうした地元のアーティスト作品を集めて展示することでさらに多くの人たちにいろんな芸術を知ってもらえるといいですよね。

http://fujifilmsquare.jp/photosalon/tokyo/s123/090703123.html
その2.山陰地方の拠点として全国巡回展の会場にも
日本だけではなく世界のアートをここで見られるのは嬉しいですよね。特にムーミンなど世界的に知られたアニメの展示会なら大人だけではなく子供も楽しめると思います。日本にとどまらずこうして海外の作品を展示されることはいろんな作品を見られるチャンスなので米子市美術館は米子の大きな魅力の1つでもあります。
http://onigiriface.com/moomin-tove100anniv.html
その3.地域にゆかりある若手の活動を支援
米子市美術館は地元出身の若手作家を支援する活動も行っています。これから世に出て行く若手の作家に公立美術館での発表の場を提供し、来場する市民にとっても、同じ地元出身者の作品に触れることで美術をより身近に感じてもらえる良き機会となっています。これはこれから芸術家として頑張ろうとしている学生にとって嬉しい活動ですよね。芸術の世界は競争率が激しくいい作品があってもなかなか発表できる場所や機会がないことが多いです。たくさんのいいアーティストがいるにもかかわらずまだ世には知られていない人たちが多いのでこうした場をもらえるのは最大のチャンスではないでしょうか。

http://yukomori.cocolog-nifty.com/yukomori/2015/01/140126-ccd4.html
その4.野菜ソムリエによる喫茶「フルーツカフェハタノ」
美術館のリニューアルと同時にオープンした付設のカフェ「フルーツカフェハタノ」は、シニア野菜ソムリエの資格を持つ秦野みほ(はたの・みほ)プロデュース。野菜たっぷりのカレーやフレッシュジュースなど、野菜や果物がより美味しく食べられるメニューを提案している同カフェは、市民の憩いの場となっています。美術鑑賞が終わったらお腹も空きますよね。そしたらここ「フルーツカフェハタノ」へ立ち寄りましょう。野菜をふんだんに使ったメニューなのでどれも身体に優しく健康にいいものばかりです。大人だけではなくもちろん野菜が苦手な子供にも食べやすいメニューがあるので是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
テイクアウトもできるので天気がいい日には外で食べるのもいいと思います。

http://www.sanin-chuo.co.jp/lady/modules/grm2/shop.php?id=1415
■ 基本情報
- ・名称: フルーツカフェハタノ(Fruit cafe Hatano)
- ・住所: 米子市中町12 米子市美術館敷地内
- ・アクセス: JR米子駅から徒歩で約15分
- ・営業時間: 9:00ー18:00 テイクアウトは 9:00ー17:30
- ・定休日: 水曜(美術館の休みに準じた臨時休あり、年末年始休)
- ・電話番号: 0859-38-1715
- ・料金: ランチ平均1000円
- ・公式サイトURL: http://fruitcafehatano.jp/index.php
その5.教育普及事業にも尽力
公立美術館である米子市美術館は、教育普及事業にも力を入れています。子どもも参加できるワークショップや、国内外の作家が制作した野外彫刻が並ぶ「米子彫刻ロード」を学芸員の解説付きで周るなど、美術館の外でも活動しています。また、市民団体への展示室の貸し出しも行っています。街全体がアートの街の米子はこうした米子市美術館の教育普及事業のおかげなんですね。大人だけではなく子供も興味を持ってもらえるようなワークショップや、アートに詳しくなくても目を引き興味を持ってもらえる作品が街の中にあるってなんだかいいですよね。
しかも日本だけではなく海外の作品も身近にあるので日本にとどまらず世界のアート作品に興味を持てるのではないでしょうか。

http://pears.jp/mi-cat28/page/10/
米子市美術館を訪問した人の声

http://www.kaneda-web.jp/construction_list/
http://tabelog.com/tottori/A3103/A310301/31003729/dtlrvwlst/
基本情報
- ・名称:一般財団法人米子市文化財団 米子市美術館
- ・住所:〒683-0822 鳥取県米子市中町12番地(ハピネライフケア文化広場内)
- ・開館時間:10時~18時
- ・休館日:水曜日、年末年始 ※市展、県展会期中は無休。
- ・電話番号:0859-34-2424
- ・料金:常設展は一般320円 大学生以下は無料。企画展は展覧会によって異なります。
- ・公式サイトURL:http://www.yonagobunka.net/y-moa/