シャーロックホームズの部屋が再現！神戸市にある人気の観光スポット「英国館」とは

神戸中心地・三宮から山側へ坂を歩いて１５分ほどのところにあるおしゃれで異国情緒漂う北野異人館街。北野異人館街は１８６７1（明治元）年の神戸開港に伴い外国人住宅地として誕生した場所です。
その中にイギリスの国旗が掲げられた洋館「英国館」があります。「英国館」には日本初の公式「シャーロックホームズの部屋」があり日本中のシャーロキアンがやってきます。ここではその「英国館」を紹介したいと思います。

英国館とは?

英国館は神戸・北野の異人館街にある洋館です。イギリス人による設計でイギリス人医師フデセック氏が住み続けていたという明治時代の建築当時のまま残っているコロニアル洋式の洋館です。

英国館の魅力とは？

館内はバロックからビクトリア朝時代のアンティーク家具や調度品のほか、様々な絵画や美術品が飾られていてその当時の格調高い英国人の生活を再現しています。
庭の入り口にはエリザベス女王も使っていたというダイムラーリムジンが停めてあり、その車を背景に英国風マントと帽子を借りて記念写真と撮ることができます。

英国館の見どころ

シャーロックホームズの部屋

建物の２階には２００７年に英国館１００周年の記念として「シャーロックホームズの部屋」がイギリスのベーカー街２２１Bにあったままの状態で忠実に再現されています。コナン・ドイルの創作したシャーロックホームズの小説内に出てくるホームズ愛用のパイプたばこや帽子・小物の展示がされていて歯や銃にホームズファンの心をくすぐる様々なアイテムがいっぱいあります。

英国館バー

英国館の１階は１７時から「bar King of Kings」としてバーになります。クラシックの家具や調度品、アンティークの重厚なバーカウンターで英国のゴージャスなムードたっぷりの中で飲むお酒は大人のひと時が楽しめます。飲み物には世界の銘酒を集め、さかずきはフランスの名器バカラのグラスで味わえるとあって評判です。

ミス・マープルの部屋

ミス・マープルはアガサ・クリスティファンなら誰でも知っている推理小説に登場する架空の人物でエルキュール・ポアロに次ぐクリスティ作品の代表的な名探偵のおばあさんです。この部屋には高級アンティーク家具やアフタヌーンティ用の調度品が置かれ、ミス・マープルの推理ドラマのワンシーンに入ってしまった気分になれます。

英国館を訪れた人の声