岡山県倉敷市に、神仏習合のちょっと珍しい(?)お寺があります。奈良時代に開山されたという歴史あるそのお寺では、多数の毘沙門天や観音様、七福神らがお迎えしてくれます。
岡山県倉敷市にある安養寺は、奈良時代、「仙人」「救世の行者」と言われた報恩大師により、国家祈願の寺として開山されたとされるお寺です。
ご本尊は金色の毘沙門天で、本殿である毘沙門堂に祀られています。また、成願堂には一木削りの等身大毘沙門天像36体が立ち並び、無料で公開されています(本堂と多宝塔で42体・平安時代後期の作)。
その他、貴重な文化財が多くあることで知られており、経塚から出土した釈迦誕生仏像・瓦経など、 国の重要文化財、県市指定文化財の宝庫になっています。
こちらでは、ご本尊でもある毘沙門天のお告げにより、家相・結婚・名付け・病気・悩みごとなどにご利益があるとされています。また、神仏習合のお寺であるため、七福神も祀られており、厄払いなども受けることができます。
101段の石段の中ほど、七福宝船門の上に、青銅の巨大な毘沙門天様が乗っかっています。その重量は実に11トン。下には大きな船の碇があり、「怒りを鎮める」との意味があるそうです。
ご本尊である金色の毘沙門天像は、こちらの巨大毘沙門天像が三分の一に縮小されたもので、ご本尊が「阿」、巨大毘沙門天が「吽」の、阿吽の相になっています。
「つばき園」も作られている代表格のお花、椿は、境内にも何十種類も咲き乱れ現在も苗を植樹中。つばき園では、30種類以上もの椿を楽しむことが出来ます。
(一部抜粋) そしてもう一つびっくりするのが、巨大な毘沙門天だ。ある種の大仏だ。 天部の仏像の大仏というのは珍しい。 このエリアには巨大な鐘楼、休み処、七福神堂がある。 四脚門の屋根の上に乗っている。毘沙門天型の四脚門とでも言えばいいのか? そしてその四脚門(?)の下にはなぜか船のいかりがあった。 Tさんからの情報によれば、この錨(いかり)は上にある毘沙門天の怒りを鎮めるためとのこと。 石段を上がると水盤舎があり、一間一戸の鐘楼門が見えてくる。 鐘楼門をすぎると本堂。本堂の右側には庫裏。その手前には護符売り場がある。 本堂の左側には阿弥陀堂。 境内の西の方には、宝物館(七福神堂?)、宝塔などがある。 宝塔も巨大である。おそらく国内最大級の宝塔ではなかろうか。 この寺の住職はいろいろと自己主張の強い人とみた。 境内に流れる万歳(住職の自作)、毘沙門天の乗った門、巨大な鐘楼、巨大な宝塔、点在する朱塗りの堂宇。かなりユニークな寺といっていいだろう。 (一部抜粋) 本殿にたどり着く前に、鐘がありました。
右の綱を引っ張るとこの鐘を撞くことが出来ます。 ”ご自由にお撞き下さい!”
と書かれていたか不明ですが、 皆さん、綱を引っ張っていたので、私も撞いてみました♡ ゴーン。 清々しいです。 もう一回 ご~ん。 … そして奥には
「三十三観音坂」があります。(なかでも、私はこちらの観音様↓に惹かれました) …
ここでは紹介しきれませんでしたが、悪縁切りの不動様、かわいらしい道祖神、巨大な宝物殿などなど、見どころはたくさんあります!ぜひ一度お出かけくださいね。
素材提供:トリップアドバイザー
安養寺とは?
ご本尊は金色の毘沙門天で、本殿である毘沙門堂に祀られています。また、成願堂には一木削りの等身大毘沙門天像36体が立ち並び、無料で公開されています(本堂と多宝塔で42体・平安時代後期の作)。
その他、貴重な文化財が多くあることで知られており、経塚から出土した釈迦誕生仏像・瓦経など、 国の重要文化財、県市指定文化財の宝庫になっています。
安養寺の魅力やご利益
毘沙門天王は、別名を多聞天と言い、「多くを聞いて下さる」神様とも言われています。安養寺のご住職は、毘沙門天が36体おわす成願堂を「祈りの場」として位置づけ、仏像を美術品として眺めるのではなく手を合わせ対話してほしい、と無料で公開しています。こちらでは、ご本尊でもある毘沙門天のお告げにより、家相・結婚・名付け・病気・悩みごとなどにご利益があるとされています。また、神仏習合のお寺であるため、七福神も祀られており、厄払いなども受けることができます。
見どころ・お勧めポイント
安養寺の石段
こちらの石段は、著名な実業家であり、社会、文化事業にも取り組んだ故大原孫三郎氏の寄進です。その段数は101段あり、歳の数を表しているといいます。長寿を願い、百歳を越えるために、百より一つ多い101段を設定したのだそうです。巨大 毘沙門天
ご本尊である金色の毘沙門天像は、こちらの巨大毘沙門天像が三分の一に縮小されたもので、ご本尊が「阿」、巨大毘沙門天が「吽」の、阿吽の相になっています。
安養寺の花々
安養寺では、春には桜やマグノリア、5月にはナンジャモンジャ、その後は紫陽花など、種々の花が目を楽しませてくれます。特にナンジャモンジャは、国内での木曽川流域と長崎・対馬にしか自生せず、絶滅危惧 II類にも指定されている、とても珍しいお花です。「つばき園」も作られている代表格のお花、椿は、境内にも何十種類も咲き乱れ現在も苗を植樹中。つばき園では、30種類以上もの椿を楽しむことが出来ます。
参拝者の声
http://www.sukima.com/14_sanyou01_03/17anyouji_.html
右の綱を引っ張るとこの鐘を撞くことが出来ます。
と書かれていたか不明ですが、 皆さん、綱を引っ張っていたので、私も撞いてみました♡ ゴーン。 清々しいです。 もう一回 ご~ん。
「三十三観音坂」があります。(なかでも、私はこちらの観音様↓に惹かれました)
http://blog.okayama-kanko.jp/staff/2012/07/post-efae.html
■ 基本情報
- ・名称:安養寺
- ・住所:岡山県倉敷市浅原1573
- ・アクセス:倉敷駅北口から約4.8km、倉敷インタ-からは約2.4km
- ・電話番号:086-422-1110
- ・公式サイトURL:http://www.geocities.jp/fukuyamao/anyouzi.html
ここでは紹介しきれませんでしたが、悪縁切りの不動様、かわいらしい道祖神、巨大な宝物殿などなど、見どころはたくさんあります!ぜひ一度お出かけくださいね。
素材提供:トリップアドバイザー