玉川温泉は秋田県にあって、静かなブームを呼んでいる人気スポットです。レジャーではなく湯治目的で多くの人々が訪れることで知られています。入浴するにも独特の方法があり、他の一般的な施設とはいろいろ異なる点がたくさんあります。初心者の方のために、ここだけのルールや注意事項などを細かくご紹介してみましょう。新しい発見がたくさんあって驚くかもしれません。もちろん、普通にお風呂を楽しめるお手軽なところもあります。
秋田・岩手の県境にまたがる八幡平、その秋田側に位置している玉川温泉は、他の温泉地や観光地とは異なり、療養・静養を目的とした湯治宿とされています。宿泊の予約が入れにくいため、近くに同経営の「新玉川温泉」や別経営の宿「ぶなの森玉川温泉 湯治館そよ風」が建てられました。
岩盤浴発祥の地と言われており、入浴の他、岩盤浴や飲泉、蒸気吸入など様々な方法で温泉の効能を取り入れることが可能です。 1か所から毎分9,000リットルという湧出量は国内一、またph1.2という源泉の強酸性も日本一なのだそうです。強酸性の温泉ということで、他の温泉と違い、様々な規制があります。浴槽ごとに入り方が異なるなど、気をつかるべきところには気を付けて湯治を行いましょう。
玉川温泉や新玉川温泉には「湯治相談室」というものがあり、看護師が常駐し入浴指導や湯治相談が受けられるようになっていて安心です。湯治相談は無料。5~11月中旬には週に2日ほど温泉療法医が来泉して診療が受けられるというのも、他の温泉とは違う特徴ですね。
自らの皮膚病をこの温泉で治した直右衛門は、自分と同じように多くの人々に傷を癒してほしいとの思いから、開発に着手したのだとか。 昭和9年に名称を変更して、今の玉川温泉という名前になりました。
その後、八幡平温泉郷の一部として国民保養温泉地に指定され、今では様々な病気を治しに多くの人々が訪れています。
最初に発見されたのは江戸時代の初期の頃とされていますが、もともとは奈良時代の末期に海抜1336mの焼山火山の中腹が大爆発して噴出した湧き湯なのだとか。それから約1200年間、ずっと休みなく噴煙が上り、ゴーゴーと音が鳴り、あたり一帯には硫黄の臭いが立ち込めています。
また、日常生活を離れ、大自然を感じながら健康を回復する狙いもあります。忙しい毎日を忘れて、十分な睡眠と健康的な食事をとり、自然豊かな景色や絶景を見ることで、精神的にも良い影響が得られ、本来人が持つ自然治癒力が高まります。ストレスを感じている人にも効きそうですね。
玉川温泉には、湯治相談室というものも設けられています。かかりつけの医師や温泉療法医とよく相談して湯治に着手するのが理想です。
湯治は3日か9~10日が一般的だとか。人によっては体質に合わないこともあるので、様子を見るために最初は3~7日ほどの湯治をするのがおすすめ。地獄谷で岩盤浴を一回40分を一日に2回が目安。あとはホテルで湯治という岩盤浴+湯治の併用が一般的なのだとか。
<浴冶による効能>
リウマチを含む神経系統の疾患、血圧等循環器系統の疾患、脊髄性並びに脳性小児麻痺、貧血症並びに白血球減少症、皮膚病等に効果あり、また肝機能の活発化に対する効果、疲労回復に対する効果、生体の免疫力・抗菌力の増強、健康増進に対する効果、細胞の活発化と若返りに対する効果が見られる。
水虫などは、7~10日間の湯治で完治した事例もあるそうです。また、細胞の活発化と若返りに対する効果は、玉川温泉による効果の中でも特筆できるものだそう。45日間以上の長期浴治が前提のものもあります。自分の体調などに合わせて利用しましょう。
<飲泉による効能>
温泉水を源泉のまま飲用しないように注意が必要です。胃部不快感、軽い痛み、吐き気など急性胃炎の症状をおこす恐れがあります。詳しい飲用方法は飲泉コーナーで確認しましょう。
温かい温泉は胃潰瘍、胃酸過多症、慢性下痢症、慢性胃炎、胆嚢疾患、慢性肝炎などに効果あり。新陳代謝を活性化させる作用があるところから、糖尿病にも効果があるといわれています。(腎不全などを併発している場合は注意)
冷たい温泉水は 胃酸減少症、無酸症、便通などに効果があるほか、鉄欠乏症貧血にも効果が認められています。
<蒸気吸入>
気管支炎や風邪、喘息などに効果あり。 浴場内にある「蒸気湯」「箱蒸し湯」での吸入が可能です。源泉付近の散策でも効果が得られるようです。
上記のように色々な効能がありますが、やはり個人差があるでしょう。本来、病気は本人の免疫力・治癒力で回復するのものです。温泉での湯治の手助けの結果、免疫力・治癒力が上がり、回復へとむかっていくということなので、十人十色の湯治がありますね。
銭湯や温泉施設で岩盤浴を利用したことがある人は多いと思いますが、玉川温泉では屋内の他、屋外にも岩盤浴のできる場所もあるのです。十和田八幡平国立公園内岩盤では、屋外で自分で場所を選びゴザを敷いて利用します。タオルや服装など、しっかり準備をして利用しましょう。
天気の悪い日や、足元が不安という人は屋内での利用がおススメです。
2012年に「屋内岩盤浴」がオープンし、天候に左右されないので湯治のリズムを崩すことがないのがメリットです。ここでは天然の岩盤浴と同じラジウム放射線が出ており、「ホルシミス効果」が期待できます。屋外岩盤浴と屋内岩盤浴を上手に活用できていいですね。
< 予約が取りにくいほど人気の湯治宿 >
館内はバリアフリーに特価しており、ご年配の方でも安心。図書室、カラオケルーム、喫茶もあり、施設内で楽しむこともできます。食事では、地元の食材や野菜を使用した、健康と美容を考えたメニューが味わえます。日本酒も楽しめますよ。
B館洋室が全面禁煙になり、気持ちよく利用できるようになりました。特に健康志向の方は煙草臭いのは嫌いですからね。秋田杉をふんだんに使った癒しの空間で温泉を楽しみましょう。玉川温泉同様、湯治相談室もあり、岩盤浴の代わりに温熱浴があるようです。
湯治を目的とした人はこちらがおススメです。歴史がある宿で、一般的な旅館と異なり湯治に特化しているので本格的な湯治が行えます。食事付きでの滞在の旅館部、自炊が基本の自炊部から構成されており、リーズナブルに滞在することもできるのが嬉しい。
館内には、看護師常駐の湯治相談室も備えています。様々な効果を求めて多くの人が訪れており、予約を取るのも一苦労。部屋のタイプの中にはテレビやトイレが付いていないものもあり、そういった部屋の方が予約を取りやすいようです。
旅館部は一泊2食付で、夕食はカフェテリアスタイル、朝食はバイキングスタイルです。西館洋室には腰痛の方にも負担のかかりにくいベットがあります。自炊部では基本は自炊ですが、追加料金で食事をつけることも可能。本館には屋台があり秋田名物きりたんぽも販売していますよ。
実はここでもリーズナブルな滞在が可能で、個人ブース型の4人部屋(大部屋)があります。相部屋にはなりますが、仕切りがありプライバシーもしっかり守られているのでゆっくり休めるのが嬉しいですね。地元の新鮮な山の幸を使用した、ビュッフェ・スタイルの食事も見逃せません。
ブース型の4人相部屋はリーズナブルでいいですね。長期滞在を希望する人には行き届いた施設ではないでしょうか。入浴方法のアドバイスなどきめ細かなサービスを心がけているそうですよ。また、こちらは湯治だけではなく、日帰り入浴もできるのでちょっと試してみる事もできますね。
< 玉川温泉周辺のおすすめグルメ >
1万円のコースが主流で、決して安いというわけではありませんが、他では味わうことのできない工夫のされた料理を一度は食べてみることをおススメします。予約してから訪れましょう。
おまかせの1万円コースは、ちょっとずついろいろなものが楽しめるようです。創作料理なので、一品出てくるたびにちょっとした驚きや感動がありますね。家庭での料理にも参考にできるものもありそうです。楽しみながら食事をいただいて、ここならどなたでも満足できそう。
こちらで試してみたいのは、十割蕎麦の二色盛り。十割だけあって、そばの芳醇な香りが漂い、素朴な美味しさが口の中に広がります。あかそばという「高嶺ルビー」と言う品種を使用しているそばは、とても珍しいものだそう。そば湯やそばソフトも美味しく頂けますよ。
あかそばとソフトのセットが1000円。どのメニューにも温と冷、また十割と二八の種類が指定できます。「そばソフト」とはいったいどんなソフトなのかというと、焙煎そば粉を使っているようです。また、「そばあられソフト」は焙煎そば粉、そばの実あられ、くろみつを使用しています。
特に比内地鶏は、日本三大地鶏の一つに数えられるほど有名なもの。「桜の里」の、比内地鶏を使用した親子丼は「究極の」親子丼とされ、メディアでも紹介されました。噛む程に味とコクが出るその肉の美味しさを、 武家屋敷観光の途中で味わってみてください。
併設のお菓子工房では、はちみつの甘みが味わえるスイーツも販売されています。敷地内にはロンドン名物の赤いバスがあり、無料の休憩スペースとして開放されています。コーヒーとソフトクリームで一休みするのもいいですね。
< 玉川温泉周辺でおすすめ観光地 >
春は観桜で多くの観光客で賑わうこちらでは、複数の武家屋敷に実際に入って見学をすることが可能。時間があれば、町を一望できる古城山に行って、街の配置も楽しんでみてください。
緑豊かな夏はもちろん、10月中旬からの紅葉は絶景です。 遊歩道が整備されているので、巫女岩、山伏岩、茣蓙の石などの奇岩、回顧ノ滝(みかえりのたき)、百尋滝などの見どころをまわることができます。つり橋「神の岩橋」からの眺望は必見ですよ。
湖畔には、辰子姫像や無料で入園いただけるハーヴ園などあり、様々な楽しみがあるのでリフレッシュするのに最適です。レストランで郷土料理や地元の食材を味わったり、湖畔周りを散策してみたり。遊覧船に乗って名所を周ったり、穏やかな時間を楽しんでください。
湖畔には避難小屋の陵雲荘が、八幡沼と陵雲荘を望む場所には休憩広場が造られているので一息つくにも良い場所です。夏から初秋にかけては、ニッコウキスゲ、コバイケイソウ、チングルマ、ワタスゲなどが観賞できますよ。
< 玉川温泉のお土産など >
玉川温泉に行きたいけど行けないという人は、この北投石を購入して患部にあてたりお風呂に入れたりして、玉川温泉の効果を自宅で取り入れているのだとか。現地で採取するのは違法ですので、玉川温泉関連の業者から購入するのが安心です。
・練り湯華
玉川温泉の売店でしか手に入らないと言われている軟膏です。玉川温泉の湯の華を固めて軟膏状にしたもので、「乙」と「甲」があります。「乙」はアトピー性皮膚炎、水虫などに効果があり、「甲」は神経痛、肩こり、膝の痛み、内臓疾患などに効果があるようです。
値段:練湯華・甲1,050円
・蒸しきんつば
結構な甘さの餡と、もちっとした皮が特徴的です。疲れた体には甘いものを!お土産としても、ご年配の方から子供まで喜んでもらえますよ。
玉川温泉のように微量の放射線を浴びることができる環境は珍しく、その効果を求めてくる人が多いようです。また、癌の治療法の一つには、温熱療法で癌細胞と正常な細胞が耐えられる温度差を利用して癌細胞の身を叩くというものもあるのだそう。
1974年に出版された「世界の奇跡玉川温泉」で癌との関係を注目されるようになったそうですが、医学的な根拠がある本ではなく、玉川温泉での癌の湯治はあくまで自己責任で行われます。それでも一部の人に効果があったとのメディアでの紹介が多いそうで、湯治希望者は今でも多いのだとか。
・鹿角八幡平ICより国道282号線、341号線経由で玉川温泉へ、約34キロ
・盛岡駅より秋田新幹線で田沢湖駅へ、定期バスまたはタクシーで43㎞
・鹿角花輪駅より路線バスまたはタクシーで34㎞
<冬季>
・田沢湖駅より国道341号線経由で新玉川温泉、更に国道341号線を通り玉川温泉へ。
< 気をつけるべきことについて >
一、入浴前にはかけ湯を行いましょう
一、到着日の入浴は1~2回、翌日以降は1日2~3回を目安にしましょう
一、慣れるまで長湯は禁物。1回3~5分入浴した後は、同時間程度休息し、これを数回繰り返しましょう
一、湯上りの際、皮膚が弱い部分は炎症を防ぐために「かけ湯」をして上がりましょう
一、入浴後は水分を補給し30~60分横になって休息しましょう
一、無理をせず体調にあわせて湯治をしましょう
大浴場の楽しみ方
玉川温泉の大浴場にはそれぞれ異なる入り方をする浴槽が用意されています。案内に従って入ることを心がけましょう。ホームページで細かい確認が可能です。 体調が思わしくないときは、体の状態に合わせて、入浴回数や時間を減らすなど、無理をしないように。
ご紹介した通り、玉川温泉は非常に酸性度が高い温泉です。温泉の周辺の空気中にも酸性度の高い水蒸気が含まれているほどで、それにより、時計、ネックレス、ピアス、指輪などの貴金属類が反応を起こして変色してしまうことがあります。
また、携帯電話、パソコンなどといった精密機械が故障してしまうこともあるので、可能ならば機械はなるべく持って行かない、金属は外しておくなどの対策が必要です。
更に、長期が基本の湯治宿ということに加え、効能を求めてくる人が多く人気なので、予約が非常にとりづらいのが現状。予定を立てる際は、早めの予約をおススメします。
入浴する際も、特殊な泉質ゆえ無理をすると体調が悪化することあるそうなので、自分の体の様子を見ながらの湯治をこころがけるようにしましょう。
玉川温泉について、たくさんの情報を集めてご紹介してみました。いかがでしたか?湯治のためのスポットとして、そのパワーや効能が人気を集める理由となっているのがお分かりいただけたと思います。予約がいっぱいの場合もあるので、ご注意下さい。また他にも、周辺の観光名所やお土産品の数々、絶景ポイントや美味しいお食事場所など盛りだくさんの内容になりました。レジャーやご旅行でも、秋田県までくることがあれば是非一度お越し下さい。
玉川温泉ってどんなところ?
岩盤浴発祥の地と言われており、入浴の他、岩盤浴や飲泉、蒸気吸入など様々な方法で温泉の効能を取り入れることが可能です。 1か所から毎分9,000リットルという湧出量は国内一、またph1.2という源泉の強酸性も日本一なのだそうです。強酸性の温泉ということで、他の温泉と違い、様々な規制があります。浴槽ごとに入り方が異なるなど、気をつかるべきところには気を付けて湯治を行いましょう。
玉川温泉や新玉川温泉には「湯治相談室」というものがあり、看護師が常駐し入浴指導や湯治相談が受けられるようになっていて安心です。湯治相談は無料。5~11月中旬には週に2日ほど温泉療法医が来泉して診療が受けられるというのも、他の温泉とは違う特徴ですね。
玉川温泉の歴史
http://descendents.at.webry.info/200901/article_2.html
1680年、地元のマタギが鹿が傷を癒しているところを目撃し、発見したのが玉川温泉だと言われています。発見された状況から、古くは「鹿の湯」、「鹿湯」と呼ばれていたそう。 温泉地として広く利用されるようになったのは、湯瀬ホテルを創立した関直右衛門という人物が開発に乗り出してからのこと。自らの皮膚病をこの温泉で治した直右衛門は、自分と同じように多くの人々に傷を癒してほしいとの思いから、開発に着手したのだとか。 昭和9年に名称を変更して、今の玉川温泉という名前になりました。
その後、八幡平温泉郷の一部として国民保養温泉地に指定され、今では様々な病気を治しに多くの人々が訪れています。
最初に発見されたのは江戸時代の初期の頃とされていますが、もともとは奈良時代の末期に海抜1336mの焼山火山の中腹が大爆発して噴出した湧き湯なのだとか。それから約1200年間、ずっと休みなく噴煙が上り、ゴーゴーと音が鳴り、あたり一帯には硫黄の臭いが立ち込めています。
湯冶って何?
http://blog.livedoor.jp/fukenoyu/archives/32784978.html
そもそも湯治とはどのようなものなのでしょうか? 湯治とは、温泉地に長期間滞在して特定の疾病の温泉療養を行う行為である、とされています。少なくとも一週間、三週間から一ヶ月をワンクールとして行うとより効果的なのだそうです。 また、日常生活を離れ、大自然を感じながら健康を回復する狙いもあります。忙しい毎日を忘れて、十分な睡眠と健康的な食事をとり、自然豊かな景色や絶景を見ることで、精神的にも良い影響が得られ、本来人が持つ自然治癒力が高まります。ストレスを感じている人にも効きそうですね。
玉川温泉には、湯治相談室というものも設けられています。かかりつけの医師や温泉療法医とよく相談して湯治に着手するのが理想です。
湯治は3日か9~10日が一般的だとか。人によっては体質に合わないこともあるので、様子を見るために最初は3~7日ほどの湯治をするのがおすすめ。地獄谷で岩盤浴を一回40分を一日に2回が目安。あとはホテルで湯治という岩盤浴+湯治の併用が一般的なのだとか。
泉質・効能は?
http://blog.livedoor.jp/h6g99x/archives/50829972.html
玉川温泉の泉質は、無色透明の「強酸性」(pH1.2)。源泉は98℃ととても高くなっています。 また、硫黄臭と微量のラジウム放射線が含まれているという特徴があります。 <浴冶による効能>
リウマチを含む神経系統の疾患、血圧等循環器系統の疾患、脊髄性並びに脳性小児麻痺、貧血症並びに白血球減少症、皮膚病等に効果あり、また肝機能の活発化に対する効果、疲労回復に対する効果、生体の免疫力・抗菌力の増強、健康増進に対する効果、細胞の活発化と若返りに対する効果が見られる。
水虫などは、7~10日間の湯治で完治した事例もあるそうです。また、細胞の活発化と若返りに対する効果は、玉川温泉による効果の中でも特筆できるものだそう。45日間以上の長期浴治が前提のものもあります。自分の体調などに合わせて利用しましょう。
<飲泉による効能>
温泉水を源泉のまま飲用しないように注意が必要です。胃部不快感、軽い痛み、吐き気など急性胃炎の症状をおこす恐れがあります。詳しい飲用方法は飲泉コーナーで確認しましょう。
温かい温泉は胃潰瘍、胃酸過多症、慢性下痢症、慢性胃炎、胆嚢疾患、慢性肝炎などに効果あり。新陳代謝を活性化させる作用があるところから、糖尿病にも効果があるといわれています。(腎不全などを併発している場合は注意)
冷たい温泉水は 胃酸減少症、無酸症、便通などに効果があるほか、鉄欠乏症貧血にも効果が認められています。
<蒸気吸入>
気管支炎や風邪、喘息などに効果あり。 浴場内にある「蒸気湯」「箱蒸し湯」での吸入が可能です。源泉付近の散策でも効果が得られるようです。
上記のように色々な効能がありますが、やはり個人差があるでしょう。本来、病気は本人の免疫力・治癒力で回復するのものです。温泉での湯治の手助けの結果、免疫力・治癒力が上がり、回復へとむかっていくということなので、十人十色の湯治がありますね。
岩盤浴の利用
http://kanazawa.areablog.jp/blog/1000021234/p10280152c.html
岩盤から発する地熱を体内に取り入れる温熱浴のことを「岩盤浴」と言います。岩盤熱を吸収することで全身の血行が良くなり、体温の上昇を促し、また微量の放射能や大量のマイナスイオンなどを浴びることで、新陳代謝を促進する効果が得られます。 銭湯や温泉施設で岩盤浴を利用したことがある人は多いと思いますが、玉川温泉では屋内の他、屋外にも岩盤浴のできる場所もあるのです。十和田八幡平国立公園内岩盤では、屋外で自分で場所を選びゴザを敷いて利用します。タオルや服装など、しっかり準備をして利用しましょう。
天気の悪い日や、足元が不安という人は屋内での利用がおススメです。
2012年に「屋内岩盤浴」がオープンし、天候に左右されないので湯治のリズムを崩すことがないのがメリットです。ここでは天然の岩盤浴と同じラジウム放射線が出ており、「ホルシミス効果」が期待できます。屋外岩盤浴と屋内岩盤浴を上手に活用できていいですね。
< 予約が取りにくいほど人気の湯治宿 >
新玉川温泉
玉川温泉と少し違い、レジャーの人でも滞在が楽しめる宿が新玉川温泉です。玉川温泉と同じ源泉を使用していますが、源泉から長距離引湯しているためか、新玉川温泉の湯の方が刺激も少なく入りやすいという意見もあるそうです。初めてで観光に行く人はこちらの方が良いかもしれません。館内はバリアフリーに特価しており、ご年配の方でも安心。図書室、カラオケルーム、喫茶もあり、施設内で楽しむこともできます。食事では、地元の食材や野菜を使用した、健康と美容を考えたメニューが味わえます。日本酒も楽しめますよ。
B館洋室が全面禁煙になり、気持ちよく利用できるようになりました。特に健康志向の方は煙草臭いのは嫌いですからね。秋田杉をふんだんに使った癒しの空間で温泉を楽しみましょう。玉川温泉同様、湯治相談室もあり、岩盤浴の代わりに温熱浴があるようです。
■ 基本情報
- ・名称: 新玉川温泉
・住所: 秋田県仙北市田沢湖玉川字渋黒沢2番地先 - ・アクセス: JR田沢湖駅下車、路線バス「玉川温泉行き」にて約70分。新玉川温泉前下車
- 徒歩すぐ
- 東北自動車道~盛岡IC~R46を田沢湖方面へ、R341を八幡平方面へ約100分
- ・チェックイン 15:00
- ・チェックアウト 10:00
- ・電話番号: 0187-58-3000
- ・料金: ◆◆温泉大好き☆玉川温泉の源泉そのまま掛流し(基本plan) 9,500円~
- ・公式サイトURL:http://www.shintamagawa.jp/
玉川温泉
湯治を目的とした人はこちらがおススメです。歴史がある宿で、一般的な旅館と異なり湯治に特化しているので本格的な湯治が行えます。食事付きでの滞在の旅館部、自炊が基本の自炊部から構成されており、リーズナブルに滞在することもできるのが嬉しい。
館内には、看護師常駐の湯治相談室も備えています。様々な効果を求めて多くの人が訪れており、予約を取るのも一苦労。部屋のタイプの中にはテレビやトイレが付いていないものもあり、そういった部屋の方が予約を取りやすいようです。
旅館部は一泊2食付で、夕食はカフェテリアスタイル、朝食はバイキングスタイルです。西館洋室には腰痛の方にも負担のかかりにくいベットがあります。自炊部では基本は自炊ですが、追加料金で食事をつけることも可能。本館には屋台があり秋田名物きりたんぽも販売していますよ。
■ 基本情報
- ・名称: 玉川温泉
・住所: 秋田県仙北市田沢湖玉川渋黒沢 - ・アクセス: 田沢湖駅(JR秋田新幹線)から八幡平頂上行きバス(羽後交通)で約1時間半
- ・チェックイン 15:00
- ・チェックアウト 10:00
- ・温泉営業時間:8:00~17:00(閉館18:00)
- ・定休日: 4月中旬~11月下旬の営業期間中は無休
- ・電話番号: 0187-58-3000
- ・料金: 効能あふれる癒しの湯治宿・・・西館ツインルーム 9,500円~、
- 【自炊部】 湯治「素泊まり」プラン ※食事なし 禁煙室 4,100円~
- ・公式サイトURL:http://www.tamagawaonsen.jp/
ぶなの森玉川温泉 湯治館そよ風
http://blogs.yahoo.co.jp/n9603718/2809898.html
玉川温泉の宿の中で、最も新しいものがこちらの湯治館そよ風。浴室は総ヒバ造りで広く、風情ある造りとなっており、観光目的の方でも入浴を楽しめます。 実はここでもリーズナブルな滞在が可能で、個人ブース型の4人部屋(大部屋)があります。相部屋にはなりますが、仕切りがありプライバシーもしっかり守られているのでゆっくり休めるのが嬉しいですね。地元の新鮮な山の幸を使用した、ビュッフェ・スタイルの食事も見逃せません。
ブース型の4人相部屋はリーズナブルでいいですね。長期滞在を希望する人には行き届いた施設ではないでしょうか。入浴方法のアドバイスなどきめ細かなサービスを心がけているそうですよ。また、こちらは湯治だけではなく、日帰り入浴もできるのでちょっと試してみる事もできますね。
■ 基本情報
- ・名称: ぶなの森玉川温泉 湯治館そよ風
・住所: 秋田県仙北市田沢湖玉川字渋黒沢2番地先 - ・アクセス: JR秋田新幹線 田沢湖駅よりそよ風送迎シャトルバス利用(1日1便)、
- 路線バスは要問い合わせ
- 東北自動車道 鹿角八幡平ICより37km
- ・チェックイン 15:00
- ・チェックアウト 10:00
- ・電話番号: 0187-58-3050
- ・料金: 相部屋 1名利用時7,871~10,649円、和洋室 2名利用時9,260~14,815円/人
- ・公式サイトURL: http://www.tamagawaonsen.jp/
< 玉川温泉周辺のおすすめグルメ >
じん市
http://blog.goo.ne.jp/mintgoods/e/dd1443963cf5725a4891ea6e08ed4e45
こちらは角館の、人気店。ご夫婦二人で切り盛りしている小さ目のお店ですが侮るなかれ。訪れた人が大満足する接客と料理が待ち受けているのです。 和風・中華・洋風などとらわれずにメニュー編成がされていて、最後まで楽しんで食べられます。1万円のコースが主流で、決して安いというわけではありませんが、他では味わうことのできない工夫のされた料理を一度は食べてみることをおススメします。予約してから訪れましょう。
おまかせの1万円コースは、ちょっとずついろいろなものが楽しめるようです。創作料理なので、一品出てくるたびにちょっとした驚きや感動がありますね。家庭での料理にも参考にできるものもありそうです。楽しみながら食事をいただいて、ここならどなたでも満足できそう。
■ 基本情報
- ・名称: じん市
・住所: 秋田県仙北市角館町中町12 - ・アクセス: JR角館駅から、タクシーで5分くらい
- ・営業時間: 18:30~22:00(L.O.21:00)(ランチは応相談)
- ・定休日: 日曜日
- ・電話番号: 0187-55-5970
- ・料金: お任せコース 10,000円、
そばきり長助
ガイドブックにも載っている、人気のそば屋です。そばの栽培から手がけ、石臼でそばを挽き、うちたて、茹でたてのおそばを提供しています。店内はジャスが流れていたりとモダンな雰囲気。こちらで試してみたいのは、十割蕎麦の二色盛り。十割だけあって、そばの芳醇な香りが漂い、素朴な美味しさが口の中に広がります。あかそばという「高嶺ルビー」と言う品種を使用しているそばは、とても珍しいものだそう。そば湯やそばソフトも美味しく頂けますよ。
あかそばとソフトのセットが1000円。どのメニューにも温と冷、また十割と二八の種類が指定できます。「そばソフト」とはいったいどんなソフトなのかというと、焙煎そば粉を使っているようです。また、「そばあられソフト」は焙煎そば粉、そばの実あられ、くろみつを使用しています。
■ 基本情報
- ・名称: そばきり長助
・住所: 秋田県仙北市角館町小人町28-5 - ・アクセス: 角館駅から1,032m
- ・営業時間: 11:00~16:00 10月から11月中旬までは収穫のため麺が無くなり次第閉店、
- 11月から冬期間のみ 11:30~15:00に変更
- ・定休日: 火曜日
- ・電話番号: 0187-55-1722
- ・料金: 十割あかそばとそばソフトのセット1,080円(税込)
桜の里
「親子丼」の看板が目立つお店。「秋田の美味いもの」をコンセプトに、料理を提供しているそうです。比内地鶏や稲庭饂飩をはじめ、地元の食材が美味しく頂けます。特に比内地鶏は、日本三大地鶏の一つに数えられるほど有名なもの。「桜の里」の、比内地鶏を使用した親子丼は「究極の」親子丼とされ、メディアでも紹介されました。噛む程に味とコクが出るその肉の美味しさを、 武家屋敷観光の途中で味わってみてください。
■ 基本情報
- ・名称: 桜の里
・住所: 秋田県仙北市角館町東勝楽丁9番 - ・アクセス: JR「角館駅」から徒歩15分
- ・営業時間: 9:30〜17:00
- ・定休日: 無休
- ・電話番号: 0187-54-2527
- ・料金: 稲庭温うどん 800円、”究極”の比内地鶏親子丼 1,500円、
- 比内地鶏正肉串 300円、
- ・公式サイトURL:http://www.sakuranosato.net/
山のはちみつ屋ビー・スケップ
http://hojinashi.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-a816.html
こちらは、甘いものが好きな人にオススメのはちみつ屋さんです。八幡平原生林からの贈り物・天然はちみつや、そのはちみつを使用したソフトクリームや飲むフルーツ酢、はちみつ関連のグッズなどを買うことができます。プロポリスやローヤルゼリーなども取り扱っていますよ。 併設のお菓子工房では、はちみつの甘みが味わえるスイーツも販売されています。敷地内にはロンドン名物の赤いバスがあり、無料の休憩スペースとして開放されています。コーヒーとソフトクリームで一休みするのもいいですね。
■ 基本情報
- ・名称: 山のはちみつ屋ビー・スケップ
・住所: 秋田県仙北市田沢湖生保内字石神163-3 - ・アクセス: 46号線から341号線へ北へ5km 、田沢湖駅から北へ5km
- ・営業時間: 午前9時〜午後6時(冬期は午後5時30分まで)
- ・定休日: 年末年始をのぞき年中無休。
- ・電話番号: 0120-038-318
- ・料金: はちみつピーチ酢(300ml) 1,036円、国産ニホンミツバチの百花蜜(80g) 906円
- ・公式サイトURL:http://www.bee-skep.com/
< 玉川温泉周辺でおすすめ観光地 >
角館武家屋敷
http://ogurat1.at.webry.info/200911/article_1.html
玉川温泉から車で1時間ほど南に行ったところに、みちのくの小京都と呼ばれる場所が存在します。ここ角館は、石黒家や青柳家などの武家屋敷が立ち並び、人力車が街を走り、まるでタイムスリップしたかのような雰囲気を味わえます。 春は観桜で多くの観光客で賑わうこちらでは、複数の武家屋敷に実際に入って見学をすることが可能。時間があれば、町を一望できる古城山に行って、街の配置も楽しんでみてください。
■ 基本情報
- ・名称: 角館武家屋敷
・住所: 秋田県仙北市角館町 - ・アクセス: JR角館駅より徒歩15分
- ・営業時間: 午前9時~午後5時(建物によっては午後4時30分まで)
- ・定休日: 建物によって公開期間あり
- ・電話番号: 0187-43-3384(仙北市教育委員会文化財課)
- ・料金: 石黒家(市指定史跡)大人(高校生以上)300円 小学生・中学生150円、
- 青柳家(県指定史跡)大人500円、中学生・高校生300円 小学生200円、
- 松本家(県指定有形文化財)無料、岩橋家(県指定史跡)無料、
- 河原田家(市指定史跡)無料、 小田野家(市指定史跡)無料
- ・公式サイトURL:http://www.city.semboku.akita.jp/sightseeing/spot/07_buke.html
抱返り渓谷
東北の耶馬渓と言われている、全長約10㎞の渓谷です。「抱き返り」という名前の由来は、地形が非常に急峻で狭隘なために、人がすれ違うときに互いを抱き合って振り返ったことからだそう。緑豊かな夏はもちろん、10月中旬からの紅葉は絶景です。 遊歩道が整備されているので、巫女岩、山伏岩、茣蓙の石などの奇岩、回顧ノ滝(みかえりのたき)、百尋滝などの見どころをまわることができます。つり橋「神の岩橋」からの眺望は必見ですよ。
■ 基本情報
- ・名称: 抱返り渓谷
・住所: 田沢湖卒田~角館町広久内 - ・アクセス: JR神代駅より車で5分、またはJR角館駅より車で15分
- ・定休日: なし
- ・電話番号: 仙北市田沢湖観光情報センター「フォレイク」 0187-43-2111
- ・料金: なし
- ・公式サイトURL:
- http://www.city.semboku.akita.jp/sightseeing/spot/05_dakigaeri.html
田沢湖
瑠璃色の湖面がなんとも神秘的な湖。深さ日本一を誇るこの田沢湖には、たつこ姫伝説というものが伝わっており、今ではたっこちゃんというキャラクターも生まれています。湖畔には、辰子姫像や無料で入園いただけるハーヴ園などあり、様々な楽しみがあるのでリフレッシュするのに最適です。レストランで郷土料理や地元の食材を味わったり、湖畔周りを散策してみたり。遊覧船に乗って名所を周ったり、穏やかな時間を楽しんでください。
■ 基本情報
- ・名称: 田沢湖
・住所: 秋田県仙北市田沢湖 - ・アクセス: 盛岡ICより1時間 、田沢湖駅より約15分(田沢湖畔バス停より徒歩5分)
- ・電話番号: 仙北市田沢湖観光情報センター「フォレイク」 0187-43-2111
- ・料金: なし
- ・公式サイトURL:http://www.tazawako.org/
八幡沼
http://www.seiyo.org/yama/10/hachimantai/soku/sokuhachim.html
絶景を見たい、八幡平の自然を感じたいときはこちらへ。八幡平には無数の沼や湿原が点在していますが、この八幡沼は東西600m、南北200mと一番大きなもので、最大水深は22.4m。複数の火口が連なってできた複合火口湖です。 周囲の湿原から浸透してくる水で、湖水は泥炭のためか黒い青色をしています。湖畔には避難小屋の陵雲荘が、八幡沼と陵雲荘を望む場所には休憩広場が造られているので一息つくにも良い場所です。夏から初秋にかけては、ニッコウキスゲ、コバイケイソウ、チングルマ、ワタスゲなどが観賞できますよ。
■ 基本情報
- ・名称: 八幡沼
・住所: 岩手県八幡平市 - ・アクセス: 盛岡駅からバス利用、105分で 「八幡平頂上バス停」へ、そこから徒歩30分、
- 松尾八幡平IC から車で30分
- ・営業時間:散策自由
- ・電話番号: 0195-78-3500
- ・料金: なし
- ・公式サイトURL:http://www.hachimantai.or.jp/area/area01.html
- (八幡平市観光協会)
< 玉川温泉のお土産など >
玉川関連グッズ 北投石
http://www.hokutouseki.net/item/fk-028.html
聞きなれない石ですが、この北投石はなんと、日本の玉川温泉と台湾の北投温泉でしか採れないという非常に珍しい天然記念物。温泉の源泉の沈殿物によって生成された鉱物で、ラジウムを含有しているので放射線を有していて、ラドンを放出するのです。 玉川温泉に行きたいけど行けないという人は、この北投石を購入して患部にあてたりお風呂に入れたりして、玉川温泉の効果を自宅で取り入れているのだとか。現地で採取するのは違法ですので、玉川温泉関連の業者から購入するのが安心です。
玉川温泉のお土産
http://blog.goo.ne.jp/go-go-sambar/e/89ff139a937a553e62c95cb93220701e
・練り湯華
玉川温泉の売店でしか手に入らないと言われている軟膏です。玉川温泉の湯の華を固めて軟膏状にしたもので、「乙」と「甲」があります。「乙」はアトピー性皮膚炎、水虫などに効果があり、「甲」は神経痛、肩こり、膝の痛み、内臓疾患などに効果があるようです。
http://blogs.yahoo.co.jp/mokomeichan/50344064.html
玉川温泉特有の珍しいものなので、自分で使わずとも、家族や友達にお土産として買って行くことをおススメします。値段:練湯華・甲1,050円
・蒸しきんつば
結構な甘さの餡と、もちっとした皮が特徴的です。疲れた体には甘いものを!お土産としても、ご年配の方から子供まで喜んでもらえますよ。
癌が治せると言われる理由は?
http://kitami-ebola.blogspot.jp/2011/09/blog-post_22.html
癌が治せると言われている理由は、玉川温泉の特色の一つ、ラジウムを成分として含んでいるというところにあるそうです。ラジウムなどの放射能物質から発せられる放射線は、ごく微量であれば身体を活性化させ健康にする「ホルミシス効果」が得られるといわれています。 玉川温泉のように微量の放射線を浴びることができる環境は珍しく、その効果を求めてくる人が多いようです。また、癌の治療法の一つには、温熱療法で癌細胞と正常な細胞が耐えられる温度差を利用して癌細胞の身を叩くというものもあるのだそう。
1974年に出版された「世界の奇跡玉川温泉」で癌との関係を注目されるようになったそうですが、医学的な根拠がある本ではなく、玉川温泉での癌の湯治はあくまで自己責任で行われます。それでも一部の人に効果があったとのメディアでの紹介が多いそうで、湯治希望者は今でも多いのだとか。
玉川温泉へのアクセス方法
http://blog.livedoor.jp/jeria1974/archives/46369720.html
玉川温泉へのアクセスは、夏期(4月下旬~11月下旬)と冬期(11月下旬~4月下旬)では大きく異なります。11月下旬~4月下旬はR341の田沢湖側二神館⇔鹿角側澄川間が冬期通行止めとなり、 一般車輌の通行ができなくなりますのでご注意を。車で
・盛岡ICより国道46号線経由で田沢湖へ、国道341号線経由で玉川温泉へ 松尾八幡平ICよりアスピーテライン経由で八幡平頂上へ、国道341号線経由で玉川温泉へ・鹿角八幡平ICより国道282号線、341号線経由で玉川温泉へ、約34キロ
公共交通機関で
・鹿角花輪駅より路線バスまたはタクシーで34㎞
飛行機で
・札幌、東京、伊丹・大阪、名古屋より飛行機で秋田空港へ。秋田エアポートライナー「玉川号」で玉川温泉へ。(要予約、6,000円)<冬季>
・田沢湖駅より国道341号線経由で新玉川温泉、更に国道341号線を通り玉川温泉へ。
< 気をつけるべきことについて >
入浴の心得・入浴方法
http://blogs.yahoo.co.jp/nagano_kazuo/66625484.html
玉川温泉には、入浴の心得というものが存在します。泉質が特殊なので、皮膚がダメージを受けることも。しっかり確認して、湯治を行いましょう。一、入浴前にはかけ湯を行いましょう
一、到着日の入浴は1~2回、翌日以降は1日2~3回を目安にしましょう
一、慣れるまで長湯は禁物。1回3~5分入浴した後は、同時間程度休息し、これを数回繰り返しましょう
一、湯上りの際、皮膚が弱い部分は炎症を防ぐために「かけ湯」をして上がりましょう
一、入浴後は水分を補給し30~60分横になって休息しましょう
一、無理をせず体調にあわせて湯治をしましょう
大浴場の楽しみ方
玉川温泉の大浴場にはそれぞれ異なる入り方をする浴槽が用意されています。案内に従って入ることを心がけましょう。ホームページで細かい確認が可能です。 体調が思わしくないときは、体の状態に合わせて、入浴回数や時間を減らすなど、無理をしないように。
玉川温泉特有の注意点
最後に玉川温泉特有の注意点を改めてご紹介しておきます。ご紹介した通り、玉川温泉は非常に酸性度が高い温泉です。温泉の周辺の空気中にも酸性度の高い水蒸気が含まれているほどで、それにより、時計、ネックレス、ピアス、指輪などの貴金属類が反応を起こして変色してしまうことがあります。
また、携帯電話、パソコンなどといった精密機械が故障してしまうこともあるので、可能ならば機械はなるべく持って行かない、金属は外しておくなどの対策が必要です。
更に、長期が基本の湯治宿ということに加え、効能を求めてくる人が多く人気なので、予約が非常にとりづらいのが現状。予定を立てる際は、早めの予約をおススメします。
入浴する際も、特殊な泉質ゆえ無理をすると体調が悪化することあるそうなので、自分の体の様子を見ながらの湯治をこころがけるようにしましょう。
玉川温泉について、たくさんの情報を集めてご紹介してみました。いかがでしたか?湯治のためのスポットとして、そのパワーや効能が人気を集める理由となっているのがお分かりいただけたと思います。予約がいっぱいの場合もあるので、ご注意下さい。また他にも、周辺の観光名所やお土産品の数々、絶景ポイントや美味しいお食事場所など盛りだくさんの内容になりました。レジャーやご旅行でも、秋田県までくることがあれば是非一度お越し下さい。