連載開始65周年！スヌーピーと仲間たちにカリフォルニアのサンタローザへ会いに行こう！

スヌーピーファンにはたまらない、スヌーピーやピーナッツの仲間に出会える町、サンタローザ。いろんなところで、スヌーピーやピーナッツのキャラクターに出会えます。ピーナッツの生みの親シュルツが暮らしたサンタローザとピーナッツについて紹介します。

スヌーピーと仲間たち、ピーナッツとは?

ピーナッツとはチャールズ・Ｍ・シュルツが生み出したチャーリー・ブラウンを主人公とした漫画です。スヌーピーはチャーリーの飼い犬。1950年から連載が始まり、やがてスヌーピーは独り歩きするぐらいの世界中で愛される人気キャラクターになります。

スヌーピーと仲間たちですが、新聞紙への連載がはじまりでした。初めて登場したスヌーピーは4足歩行。今の2足立ちのスヌーピーからはちょっぴり想像がつかないですね。そして、1955年、コダック社にキャラクターが使用されてから、さまざまな企業などで取り上げられ、一躍有名になります。

サンタローザってどこにある？

サンフランシスコから北へ約90km、カリフォルニアワインで知られる、のどかで緑が多いソノマカウンティーにあります。

サンタローザは、カルフォニア州の中でも比較的人口の多い場所になります。都市の中心に位置するのは、1910年に建てられたという役所広場。レトロな雰囲気が漂います。そこまで田舎という訳ではありませんが、殺伐とした都会でもないのんびりとした都市です。

サンタローザへの行き方

車の場合はサンフランシスコからはゴールデンゲートブリッジを渡り、ハイウェイ101号線を北へ1時間半ほど走ります。
サンフランシスコ国際空港からはサンタローザまで空港バスがあり、2時間ほどかかります。

いずれも、サンフランシスコから1～2時間と短時間で移動できるのが嬉しいですね。交通の便もそこまで気にすることなく、旅行が楽しめます。さらに、サンフランシスコであれば日本からの飛行機の直通便もあるので安心です。

ピーナッツとサンタローザ

チャールズ・Ｍ・シュルツは晩年30年以上にわたって、サンタローザに住み、多くの作品を書き続けました。ここサンタローザは、スヌーピータウンとして、シュルツの偉業を後世に残すよう、ミュージアムを設立するなど、町を挙げて取り組んでいます。

なぜ、サンタローザにピーナッツにちなんだスポットがあるかというと、チャールズ・Ｍ・シュルツが漫画家として、ピーナッツを描き続けた場所だったからです。今も残るピーナッツのスポットは、人々のシュルツへの尊敬の念すら感じさせます。

サンタローザ市内でピーナッツにふれられるスポット

サンタローザとピーナッツのスポットと言えば、ミュージアムが比較的有名ですが、ほかにもピーナッツファンなら知っておきたいポイントがいくつか点在しています。サンタローザに訪れたのなら、ぜひ全てのスポットを制覇してみましょう。

チャールズ・Ｍ・シュルツ・ミュージアム

2002年に開館したミュージアム。ここではピーナッツの原画や手書きスケッチなど貴重な資料が展示されています。

スヌーピータウンのデザインを手がけた日本人の作品も展示されています。モデルだったシュルツの飼い犬がスヌーピーになる過程、4本足で歩いていたスヌーピーがやがて2本足で歩くようになる様子が描かれています。

2階にはシュルツが実際に使っていたデスクや椅子が展示されています。
ミュージアムは、漫画歴史家マーク・コーエンを始めシュルツの友人などによって設立されたものです。ミュージアム設立の裏には、シュルツの作品が癒しをそして意味を与えてくれた、ぜひ後世に伝えなくてはという思いがありました。ピーナッツに限らずシュルツのことも知れる宝庫となっています。

レッドウッド・エンパイア・アイス・アリーナ

ミュージアムから道を挟んで、アイススケートが好きだったシュルツが、サンタローザの人々にも楽しんでもらいたいと、自らがデザインしたアイススケート場があります。スヌーピー・ホーム・アイスとも呼ばれています。

綺麗に整備された庭にはかわいいオブジェが立っています。

スヌーピーのアイススケートショーが開催されることも。

このアイススケート場はシュルツの遺した貴重な遺産です。作者の人物像を知る気っ掛けになるやもしれませんね。さらに、施設内にあるチャーリーブラウンなどのオブジェやスヌーピーのイベントなどファンならぜひチェックしたいポイントではないでしょうか。

ギフトショップ

アイス・アリーナの隣にはスヌーピーのギフトショップがあります。1階はお店、2階はギャラリーになっていて、ピーナッツグッズの移り変わりを見ることができます。
スヌーピーグッズがこんなにも豊富にあるスポットは、世界的にも類を見ないのではないでしょうか。さすがスヌーピーの成長が描かれてきた土地だけのことがあります。さまざまなグッズが置かれているので、お土産にも良いですね。

ソノマ空港

サンタローザにあるソノマ空港はシュルツの名がつけられ、正式名称はチャールズ・Ｍ・シュルツ・ソノマ・カウンティー・エアポートとなっています。

空港内ではピーナッツのキャラクターたちが利用客を歓迎してくれます。
ミュージアムなどだけでなく、サンタローザにある空港もピーナッツキャラクターが設置されていてにぎやかです。ほぼ等身大のキャラクターのカラフルなオブジェクト。こんなオブジェクトが空港で迎えてくれたら顔もほころんでしまいそうですね。

街中のキャラクターたち

サンタローザの街の通りやショッピングセンターなどには、ピーナッツ・オン・パレードで使われたオブジェがあちこちに立っています。それらを探して街をぶらぶらするのも楽しいかもしれません。

もちろんスヌーピーのオブジェも♪


デポパークの観光案内所の前にはチャーリーとスヌーピーのブロンズ像があります。
ピーナッツのキャラクター巡りに、街をぶらぶら散策してみるのもまた趣があって良いですね。思わぬところにキャラクターのオブジェが見つかるかも！それにしても、これだけキャラクタースポットがあると、いかにシュルツが慕われていたかが分かりますね。