観光で復興応援！岩手・大船渡の超おすすめ観光スポット7選

あの大震災から、東北はじわじわと復興しつつあります。しかし、まだ完全復活したとは言えないところが残念です。なにかできることはあるかしらって、なんだ、普通に観光に行けばいいんじゃない？岩手の人たちがほしいのは、もう声高な応援じゃない。以前どおりに、みんなが観光に来てくれることなんです。

そんじゃあ、いきまっしょ♪特に大船渡のあたりは、観光スポットがたくさんありますよ～。

1.碁石海岸・穴通磯

碁石海岸（ごいしかいがん）は、碁石みたいな平らな石で有名。そして、穴通磯（↑の写真）ですねえ。碁石海岸と雷岩は、岩手県の日本の音風景百選に選ばれたこともあります。雷に似ている「どーん」という大きな音は、洞窟に押し寄せた波が空気を圧縮したために起こるんだそうです。

いずれも三陸復興国立公園に属していますので、時間をとってゆっくり回ってみて。東北の豪快な自然を楽しめます。

この穴を小さな漁船（小型船）に乗り、地元の漁師さんの方言交じりの解説を聞きながらクルージングする、迫力満点のコースがあります。恐竜時代からの残る荒々しい岩の岸壁をまじかで、海のしぶきを浴びながら体感できる貴重なクルージングです。天候が良ければ巧みな運転技術で「穴通磯くぐり」が体験できるかもしれません。クルージングは大人2.000円前後です。

2.大船渡　魚市場

大船渡魚市場は、大震災で被災しました。平成２６年に完成した新しい魚市場は、せり場などのほか、展望デッキや食堂、展示施設もあります。大船渡に来たらとりあえず魚市場で、おいしいものを食べましょう♪

魚市場で水揚げされた魚介類は、大船渡おさかなセンターで買えます。鮮魚だけでなく、干物や海藻、珍味までそろっています。２階のまんぼう亭では食事もでき、シーズンにはカキ小屋もでますよ～。
こちらの市場では魚市場見学ができます。基本的に団体の小学校中学校にはガイドが付きます。一般の方は自由見学可能です。２階から水揚げされる様子が見学出来たり、３階では魚市場や水産業の仕事紹介やアワビ漁の疑似体験もできる。「れすとらん 海」では磯ラーメンや海鮮丼にお刺身の豪華盛り合わせや煮魚等、水揚げされた新鮮な魚介類をその場で食べることができます♪

3.大船渡屋台村

大船渡市は、市内でも被害が大きかった地区です。そこへ2011年にできたのが大船渡屋台村。いまでは飲食店２０軒がならびます。地元の海の幸を味わうなら、ここが一番。魚介やすしのほか、ラーメン、焼きとり、おでん、お好み焼きなどいろいろあるんです。各店のスペースは小さいので、いろいろ食べ歩いてね。

イベントもやっていますし、となりのプレハブ横丁にもおいしいものがあります。ついでに、すぐ近くにプラザホテルがあるので、ここに泊まれば存分に三陸の味覚を堪能できます。

平成２３年１２月にオープンした新スポット♪１店舗５坪の店舗にカウンター式の屋台が２０店舗並んでいます。震災後も活気のあるまちづくりにしようとパワーアップした活気ある店づくりが特徴です。また各店舗の中央はフードコートのようになっているので、色んなお店から買ってきていろいろ食べるのもいいですね♪

4.大船渡線

大船渡線も、震災の被害が大きかった路線です。現在は、南リアス線の盛〜吉浜までの7駅は運転中。市内の北部への移動は、大船渡線でいけます。気仙沼から盛駅の間は、BRT （バス）がつないでいる、仮復旧区間です。

大船渡線の車両は冷暖房完備で、シートの乗りこごちもいい。しかも大きな窓があるので、山・川・田園・海の風景を眺められます。鉄じゃなくても、つい見入ってしまう、東北の豊かな景色です。

景色がほのぼの豊かな自然が広がります。車窓からは車窓は室根山・新月渓谷を見ることが出来る方向の席に座ってくださいね。一関～気仙沼のあたりは、北上川を渡る鉄橋の景色。気仙沼～盛のあたりは、三陸海岸の景色もきれいですよ。各駅にも観光名所があり、すべて手漕ぎの舟くだりは「猊鼻渓駅」、ふかひれで有名なのは「気仙沼駅」です。

5.世界の椿館・碁石

ツバキは大船渡の市の花です。ツバキって、色や形がさまざま。赤、ピンクに黄色もあれば、一重、八重、牡丹咲きなんていうのもあります。そんなツバキを、世界13カ国から550種もの集めたのが、世界の椿館です。

ツバキの見ごろは2～３月ですが、ツバキ以外にも四季の花が植えられています。いつ行っても大丈夫ですよ～。

こちらは椿を展示する室内施設として日本最大規模の施設です♪椿の展示だけでなく、苗木の販売や椿油や鉢植えなどの販売もされています。椿開花の最盛期は１月から３月です。つばき祭りの時期には観光バスも沢山来る人気の施設。手入れの行き届いたきれいな花が付いている大輪の椿をお楽しみいただけます。

6.恋し浜駅（こいしはまえき）

恋し浜駅（こいしはまえき）は、もともと「小石浜駅」という三陸鉄道の駅でした。平成２１年に、恋し浜駅に駅名を変更。恋愛成就の駅になりました。駅の待合室には、ホタテ貝をつかった絵馬がたくさん下がっていて、駅ホームにはしあわせの鐘まである。カップルは絶対にいってほしいところです。


過去には結婚式をおこなったこともあるそうで、とってもかわいらしい、いうことがないパワースポットですよ。

こちらは恋愛成就のパワースポットになっている。駅舎内のホタテを絵馬にしてつるされている景色は圧巻！！１９８５年に一番新し駅として三陸鉄道に開業した駅！地域活性を願ってこの名前に！！穴場の恋愛スポットで、こちらから見える海の景色も素敵♪ぜひお二人できてこの素晴らしい景色を目に焼き付けてくださいね。

7.大船渡の夕暮れ＆さんまラーメン

今回の写真は、岩手日報社のものをお借りしました。崎浜地区の秋風景です。崎浜地区は旧三陸町の中心地区。半島の先端側にあり、震災でも大きな被害をうけました。しかし、こうやってススキが静かに揺れる光景を見ていると、岩手の人たちの静かな決意が伝わってきますね。。


そんなロマンチックにひたりつつ、ぜひ食べてほしいのが、さんまラーメン（笑）。大船渡に水揚げされた新鮮なさんまを使った、大船渡オリジナルラーメンです。各店舗で工夫をしてあるので、食べ歩くのもたのしい。どこのお店でも700円というのがいいですね！↓の写真は、さんまのみりん干しが入っているもの。碁石海岸レストハウスでいただけます。くせになるんだ、これが～！

全国有数の秋刀魚の水揚げ地大船渡市オリジナルのラーメン！大船渡市の盛駅から盛街道を北に行ったところにある「黒船」さんもさんまラーメンで有名店！秋刀魚のだし汁スープでラーメンを出しています。秋刀魚がまるまる一本入っているわけではないですね！透明に近い出しからは煮干しとは違う秋刀魚の出汁がおいしいココでしか食べられないラーメンです！