【富山の白海老に舌鼓】江戸時代に小トリップ♪岩瀬のまちなみのんびり散策

通りをひとつ曲がると、江戸時代に迷い込んだかのような気持ちになる、富山市岩瀬地区。1000年以上の歴史を持ったレトロなまちなみにタイムスリップして、ゆったりした時の流れを感じてみませんか。

１．岩瀬ってこんなまち

岩瀬の歴史は、古くは醍醐天皇時代の905年にもさかのぼります。室町時代には北国廻船の重要な港となり、江戸時代には加賀藩の参勤交代の行列が通る宿場町、そして北前船が寄稿する交易の港として繁栄しました。まちの中央を走る岩瀬大町通りには、今もその時代の名残である、回船問屋の建物が再建・補修され、残っています。

２．古き時代の町並みを訪ねて

それでは、実際に岩瀬のまちをめぐってみましょう。

回船問屋の佇まいに、古き時代の繁栄を偲ぶ

加賀藩の御蔵がおかれ、上方への米の輸出拠点として栄えた岩瀬。また、北海道からは、昆布やニシンが運ばれ、多くの財と文化がもたらされました。そこで巨万の冨を成したのが、回船問屋です。


上の写真は、岩瀬の大町通りに面した北前船回船問屋の「森家」。その豪奢なつくりは目を見張るほどで、板戸は屋久杉を使用し、はりは能登産の黒松を、そしていろり裏にはロシアの琥珀が飾られています。建築の際には、京都の東本願寺を普請した親方が呼び寄せられたのだとか。

美しいまちなみを彩る、独特な建築様式

岩瀬のまちなみで特徴的なのは、各町家の表構えを彩る出格子。竹のすだれで作った建具で、外部からの視線を遮りつつ、日光や風を家の中に通します。まさに江戸時代の「エコ住宅」と言えるかもしれません。

観光情報やレンタサイクルも充実！岩瀬カナル会館

岩瀬カナル会館は、富岩水上ラインの乗降所。デッキで心地よい風をあびつつ、水上から運河の眺めを楽しむことができます。ここには、観光情報や無料のレンタサイクル貸し出し所、おみやげ処も揃っているので、岩瀬観光の拠点として利用することをおすすめします。

岩瀬カナル会館の斬新なオムライス！ タラコクリームが私の好みの味！ pic.twitter.com/CNz1Wo6cp7

— とも (@tamupencil) 2014, 10月 13

散策後に味わいたい、贅をつくした郷土料理

http://ch-sanpo.cocolog-nifty.com/blog/2014/02/post-8312.html

まちなみ散策を楽しんだ後に訪れたいのが、1911年創業の老舗料亭、「松月」。懐石料理が有名なこの料亭では、富山湾の海の幸、新鮮な魚介をふんだんに味わうことができます。

富山グルメを語る上で欠かせないのがこちら、名物の白海老。「松月」では天ぷらやおさしみ、団子でその新鮮な風味を楽しむことができます。昔ながらの建築様式のお部屋で、美しい庭園を臨みながら、懐石料理に舌鼓を打つ。そんな贅沢なひとときを過ごしてみませんか。

富山は岩瀬の松月さんのお座敷に呼んでいただきました。帰りにお客様のはからいで白海老をいただきました。どれもシンプルに美味しくて胃袋に沁みた… pic.twitter.com/nLUB0QslJg

— 金沢芸妓・桃太郎 (@nakanoyamomo) 2014, 10月 8

【備忘】 富山県 松月 白海老の福団子。 んまかったなー(´Д` ) pic.twitter.com/VtqOSAYbnQ

— Y (@YS_model) 2013, 8月 12

山車が激しくぶつかり合う、勇壮なけんか祭り「岩瀬曳山車祭」。

岩瀬曳山車祭（いわせひきやままつり）は、岩瀬地区で毎年5月17日・18日に行われるお祭りです。岩瀬諏訪神社の祭礼として始まったこのお祭りは、山車どうしが激しくぶつかり合う「けんか祭り」としても有名。夜の闇に映える色とりどりの山車の美しさ、その力比べの勇壮さは必見の価値あり、です。

岩瀬曳山車祭、楽しかった。来年もまた行きたいな。 pic.twitter.com/Ved60r3lm0

— 椿ごいし(GohJET) (@tsubaki_osaka) 2014, 5月 18

３．実際に訪れた方が語る「岩瀬観光のポイント」

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提供：富山県観光連盟