おとぎの国へと続いていそうな「真っ赤な椿の道」。神秘的な雰囲気がステキすぎる

色のない細い木々たちがそびえ立つ森。ここに映える真っ赤な椿の花の光景は、まさにおとぎの国のようで、ほんとうに日本なんだろうかと錯覚してしまいそうになります。雰囲気たっぷりの絶景の森に、迷い込んでみませんか？

真っ赤な椿の道、一体どこへ続いているの？

先へと続く道に敷かれた、真っ赤な椿の花。色のない細い木々たちがより一層、神秘的な雰囲気を出してくれています。一体どこへと続いているんだろう…？そう思ってしまうほどのこの光景、まるでおとぎの国へと迷い込んだみたい。奇妙な雰囲気の森に、赤い椿が映えて美しい。

25000本の木々に圧倒されます

周りの木々たちは、ヤブツバキ。約25,000本もの数にはほんとうに圧倒させられます。地面に広がる椿の花は、この木々に咲いていたもの。それぞれの木々が咲かせる真っ赤で可憐な花と、地面に散らばる赤い花が織り成す風景は、まさに感動もの。自然の素晴らしさを体感することができる素敵な場所ですね。

ロマンティックな光景は２月～が見ごろ

この見事な椿林があるのは、山口県の萩市。大河ドラマ『花燃ゆ』で注目を集めた都市です。山の先端に位置する虎ヶ崎には、10haにわたって60余種、およそ25,000本のヤブツバキの群生林があり、のんびりと散策できるようになっています。

ヤブツバキの開花期間は12月上旬～3月下旬と比較的長いですが、例年2月中旬～3月下旬頃が見ごろです。思ったよりも一つ一つの椿の花が大きく、驚くかもしれません。いずれにしても、こんなに本格的な椿の群生を見られる機会はなかなかないでしょう。

約10haの椿群生林の他にも、明神池、風穴など見どころがたくさんあり、笠山の自然を堪能しながらのハイキングもおすすめですよ。

椿まつりも開催されます

色鮮やかに咲き乱れる笠山のヤブツバキの見頃にあわせて、群生林内で「萩・椿まつり」が開催されます。開催期間中の土日にはさまざまなイベントも行なわれますよ。

ステージイベントをはじめ、椿見どころ案内人による案内や、萩の特産品販売、飲食店の出店、椿の苗木の販売等豊富な内容。椿まつり期間中は、越ヶ浜市営駐車場から笠山椿群生林まで無料シャトルバスも運行されるので便利です。

３月は親水公園の河津桜もキレイです

萩漁港に隣接する道の駅、萩しーまーとの駐車場横の「親水公園」では河津桜が咲いており、３月に見ごろを迎えます。あたり一面に広がるピンクの河津桜はとってもきれいですよ。笠山椿群生林と合わせて楽しむことをおすすめします。


いかがでしたか？笠山椿群生林も親水公園の河津桜もまさに絶景ですね。ぜひ、自然のすばらしさを感じることのできる、素敵な休日を楽しんでくださいね！

素材提供：トリップアドバイザー