日本一面積の大きな市は、東京都よりも大きいって知ってましたか？

皆さん「日本一面積の広い市はどこか？」と聞かれて答えることができますか？ほとんどの人が静岡市を思い浮かべるか、わからないかと思います。答えは岐阜県の「高山市」です。そんな今回は「高山市」を紹介します。

高山市

2005年に2月に、上宝村、丹生川村、高根村、朝日村、国府町、清見村、荘川村、宮村、久々野町の９町村が合併してできたのが「高山市」です。今は市町村の合併はあまり新聞に大々的に報じられることはありませんが、この頃は「平成の大合併」の時期ゆえにこのような大きな合併がありました。

この９町村が合併したことにより、面積2,177.61km²、人口約9万人の大きな市となりました。飛驒山脈を臨む、自然に囲まれた素晴らしい市であります。ちなみに、合併前の日本一大きな面積を誇る市町村は、静岡県静岡市や、町村の北海道足寄郡足寄町でした。

東京との大きさ比較

実際に東京都とどれくらい大きいかといえば、ほぼ変わらないのです！見た目では高山市の方が大きいように思えますが、ちゃんと測るとギリギリ東京都の方が大きいとのこと。

しかし、大阪府や香川県よりかは大きいのです！香川県が1876km²、大阪府が1894km²と、府や県より大きいだけでもその広さが分かります。

他にもあった！

高山市には及ばずとも、大きい面積を持つ市はまだまだあります。代表格二つをみてみましょう。

静岡県静岡市

高山市が合併してできるまでは首位だったのが、この静岡市。図をみるだけでその大きさがわかりますね！面積が1,411.90km²で総人口約70万人の市です。

栃木県日光市

こちらは2006年3月に(旧)日光市、今市市、藤原町、足尾町、栗山村の5つの市町村が合併してできた市であります。面積が1,449.83km²で総人口約8万人の市です。
 
いかがでしたか？東京都より広い市を一日かけてまわってみる旅に出ると面白いかもしれませんね！