え、ほんと！？国会議事堂・首相官邸に伝わる都市伝説とは

普段はテレビでしかお目にかかることのない首相官邸&国会議事堂。なかなか馴染みのない場所ですが、首相官邸や国会議事堂には嘘か本当かまことしやかに囁かれている都市伝説があるんです！

国会議事堂の秘密！８階は開かずの間

国会議事堂の象徴的な、ピラミッドのようになっている屋根の部分。あの中には何があるかご存知ですか？ピラミッドの部分には大広間が存在し、その広間の螺旋階段から頂上の展望台に上れるようになっています。ですが、なぜか現在は国会議員でさえ立ち入り禁止。その理由に過去の悲しい事件が隠されているんだとか・・・開かずの間である８階はホールになっていて、かつて議員が社交ダンスの練習場として使っていました。そこで出会った男女が恋に落ちたのですが、女性が捨てられてしまい、嘆き悲しんだ女性は出会いの場である８階から身投げ・・・それ以来この部屋から女性のすすり泣く声が聞こえるようになり、国会議事堂の８階は開かずの間になった、ということです。 

東京の地下の謎！政府専用地下鉄&核シェルター説

ふだん私たちが使う地下鉄とは別に、政府用専用の地下鉄があるという噂があります。特に国会議事堂前駅には核シェルターが存在するなんて言われています。
確かに東京の地下鉄は深く複雑で、その中に私たちの知らない謎があるかも、とつい思ってしまうかもしれません。政府専用地下鉄説の元になったと考えられているのは、1960〜1966年に陸上自衛隊の唯一の鐵道部隊「第101建設隊」が存在したことだと考えられています。これはまだ日本の道路網が整備されていなかった頃、補給任務や有事の際の国民への食料輸送のために設立されたもので、政府の要人だけの交通手段というような目的はなかったようです。

歴代首相が恐れた！首相公邸は幽霊屋敷？

「首相は幽霊が怖くて公邸に引っ越さないんじゃないですか？」という質問が国会でなされたくらい、公邸幽霊屋敷騒動は議員の間でも認知されているようです。歴代首相の間で公邸の幽霊騒動に関する引き継ぎがなされたことさえありました。ちなみに上記の質問の安部総理の答えは「承知していない」とのことです。まるで学校の怪談みたいな話ですが、実はそれなりの理由があるんです。上記は首相公邸と同じ敷地内にある首相官邸です。首相が寝食などの日常生活を送る公邸に対して、執務を取り行う首相官邸。今でこそ別の建物ですが、実は2002年に今の官邸が建てられるまでは、同じ建物でした。少しややこしいのですが、官邸を新築したあとに、昔からあった公邸&官邸の建物を50m先に移築して公邸として今現在使っているんですね。つまり公邸は官邸よりもとても古い歴史を持つ建物なんです。
公邸においては、「五・一五事件」や「二・二六事件」など・・・首相が射殺されたり、青年将校たちが自害や処刑された、悲惨な事件の歴史が刻まれてきました。
いろいろな事件や犠牲の上に今の日本の民主主義が成り立ってるんですね。

いかがでしたでしょうか？いつも何気なくテレビで見ている国会議事堂や官邸、いろいろな都市伝説があるんですね！真相やいかに。