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湖といえば透明感のある水色。そんな印象を180°引っくり返してくれる湖が今回ご紹介するヒリアー湖です。ヒリアー湖とは
http://pinstake.com/lake-hillier-mysterious-pink-lake-in-australia-3/
この画像のピンク色の部分には一体何が写っていると思いますか?ピンク色のシート?それともピンク色に塗られた地面?実はそのどれもが不正解。オーストラリア南西部にあるヒリアー湖はピンク色をした、なんとも摩訶不思議な湖なのです。なぜヒリアー湖はピンク色なの?
http://www.eurasia.co.jp/attraction/photo?page=185
なぜ湖の色がピンク色になってしまうのか、その理由は現在も調査中。一説によると、ヒリアー湖は塩分濃度が非常に高く、そこに住む藻類やバクテリアが出す成分で湖がピンク色の原因ではないかと言われているそうです。世界中にはヒリアー湖の他にもピンク色の湖が色々あるのだとか。それらの湖も先ほどご紹介した藻類や細菌が原因でピンク色をしているそうなので、ヒリアー湖も同じ理由でピンク色だという説が有力なのでしょうね。
ヒリアー湖を見るには
http://www.australia.com/ja-jp/places/wa/pink-lake.html
ヒリアー湖はミドル島という離島にありますが、周りを森林に阻まれているため上空からしか見ることができません。ミドル島の頂上には展望台が設置されており、そこからヒリアー湖を眺めることができます。ヒリアー湖の周辺には固有種の鳥や渡り鳥が多数おり、バードウォッチングの場所としても最適!旅行に行く際には双眼鏡や望遠鏡を忘れないようにしたいですね。
ヒリアー湖以外にもある!ピンクの湖
https://retrip.jp/articles/1682/
「ピンクの湖なんて信じられない!」と思ってしまいますが、意外なことに世界各地にはピンク色の湖がいくつもあるのだとか。ヒリアー湖以外のピンク色の湖をご紹介したいと思います。レトバ湖(セネガル)
http://snnantn.blog115.fc2.com/blog-entry-3661.html
別名「ラック・ローズ」とも呼ばれるレトバ湖。微生物のはたらきや鉱物によって湖がピンク色に染まっています。マサズィルギュル(アゼルバイジャン)
http://earthjp.net/mercury/1009070013.ht
アゼルバイジャンの首都バクー近郊にあるマサズィルギュル。画像ではちょっと分かりにくいですが、上空から見るとばっちりとしたピンク色に見えます。サラダ・デ・トレビエハ(スペイン)
http://ja.espana-live.com/ozero-torrevexi.html
塩湖の多いスペイン、トレビエハ。高塩分を好む藻類がこのピンク色を生み出しているということで、サラダ・デ・トレビエハの他にも多くのピンク色の湖があります。ヒリアー湖の基本情報
http://traveldes.diandian.com/post/2014-06-15/Lake-Hillier
ヒリアー湖まで行くには、まず成田空港からパース国際空港まで直行便で向かいましょう。パースからエスペランス(ミドル島)へはさらに飛行機で2時間。車ではおよそ8時間の道のりです。一人で行くよりも、旅行社と相談してツアーを組むのが良いでしょう。
■ 基本情報
- ・名称:Lake Hillier
- ・住所: Lake Hillier, Western Australia, Australia
- ・公式サイトURL: http://www.australia.com/ja-jp/places/wa/pink-lake.html
地図はこちら
絵を描くとき、湖は青色で塗りつぶす。そんな固定概念が吹き飛ばされてしまうようなピンク色の湖を是非とも自分の目で見てみたいですね。