Tamago Moffle
古墳といっても、たいがい見られるのは山の表面だけ…そんなの物足りない!もっと見たい!そんな古代の世界への欲求を満たしてくれる、石室に入れちゃう奈良の古墳をまとめてみました♪石室って何?
http://blog.livedoor.jp/emusan/archives/51004277.html
古墳は、古代の人々の巨大なお墓。「日本版ピラミッド」といってもいいかもしれませんね。 その古墳の内部に作られているのが石室です。石室はお墓の主の遺体を安置していた場所。石棺という棺の中に勾玉などの装飾品をたくさん入れて、古代の人々は埋葬されていました。
http://s.webry.info/sp/18711871.at.webry.info/201007/article_6.html
前方後円墳や方墳など古墳の形には様々な個性がありますが、石室にも色々な工夫が施されているものがあります。 たとえば、石室に描かれた壁画。奈良では高松塚古墳やキトラ古墳のものが有名ですが、他の地域の古墳にもラスコーの壁画を思わせるようなシンプルなデザインの装飾が施された石室があります。 古墳に行くときの持ち物・注意点
http://koza5555.exblog.jp/17749132/
石室めぐりをするときには色々な装備をしていくのがおすすめです。まずは石室めぐりをするときにあるとよい持ち物を確認してみましょう。- 懐中電灯…石室の中は暗いため、ライトがあると便利です
- 長袖の服…古墳は山中にあることが多いので、夏でも長袖が安心です
- 虫除けスプレー…古墳周りは蚊などがいることが多いので、夏場は必須アイテムです
- 歩きやすい靴…古墳までの道や石室内が歩きにくい場合があるので運動靴で行きましょう
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%97%A4%E3%83%8E%E6%9C%A8%E5%8F%A4%E5%A2%B3
古墳は整備されていないようでも、歴史的に価値のある資料です。石室内部のものを持ち帰ったり、石室を傷つけるようなことは絶対にしてはいけません。立ち入り禁止区域は土砂崩れなどの危険があることもあるので、立ち入らないようにしてください。それでは、実際に中に入れる古墳を見ていくことにしましょう!
【明日香】岩屋山古墳
http://atamatote.blog119.fc2.com/blog-entry-768.html?sp
石舞台古墳や高松塚古墳など、有名な古墳の多い明日香村。この明日香村でも石室に入りやすいのが岩屋山古墳です。石室には花崗岩が使われ、非常に精巧な切石加工が施されているのが見どころの一つ。一体古代の人がどうやってこんなに正確に石を切り出したのか、不思議ですね。 ■ 基本情報
- ・名称: 岩屋山古墳
- ・住所: 奈良県高市郡明日香村大字越小字岩屋山
- ・アクセス: 近鉄吉野線「飛鳥駅」より北西に徒歩3分
- ・電話番号: 0744-54-2362(飛鳥京観光協会)
- ・公式サイトURL: http://kofun.info/kofun/136
【桜井】艸墓古墳
http://koza5555.exblog.jp/iv/detail/index.asp?s=20195782&i=201409%2F14%2F37%2Fa0…
艸墓古墳は四角い形をした方墳という形式の古墳です。巨大な石材を使った作られた石室には、漆喰を使って固めたあとが見られ当時の最新の技術が施されていることが分かります。こちらの石室には石棺がそのまま残されており、実際に石棺に触れてみることもできますよ! ■ 基本情報
- ・名称: 艸墓(くさはか)古墳
- ・住所: 奈良県桜井市谷657
- ・アクセス: JR桜井線・近鉄大阪線「桜井駅」南口より南へ徒歩20分
- ・電話番号: 0744-42-9111(桜井市役所)
- ・公式サイトURL: http://www.city.sakurai.lg.jp/kanko/isekibunkazai/kashiramoji/kagyo/139479219320…
【天理】龍王山古墳群
http://blog.livedoor.jp/hakata_jonny/archives/2014-05.html
龍王山古墳群は、天理市柳本町にある龍王山の山麓にある多数の円墳や横穴です。古墳時代後期には一つの山に一つの石室でなく、同じ山にまとめていくつもの石室を作るのが主流となりました。龍王山を登るルート上にいくつもの横穴があいていますが、特に看板などはないためよく注意して歩いていきましょう。 ■ 基本情報
- ・名称: 龍王山古墳群
- ・住所: 奈良県天理市柳本町
- ・アクセス: JR柳本駅より東へ徒歩30分、崇神天皇陵より龍王山へ入る
- ・電話番号: 0743-63-1001(天理市観光協会)
- ・公式サイトURL: http://kanko-tenri.jp/kanko_guidance/nanbu/ryuuouzan_kofungun.html
【平群】大谷古墳
http://74589594.at.webry.info/201302/article_1.html
平群町の最北端にある大谷古墳。小さな円墳の斜面に石室が開口しています。入口は少し低くなっていますが、中に入ると高さが2メートル以上ある広い空間になっていてきれいな石組みを見ることができますよ!古墳に行くときには上庄東交差点のラーメン店「よってこや」を目印にすると分かりやすいです。 ■ 基本情報
- ・名称: 大谷古墳
- ・住所: 奈良県生駒郡平群町椣原字大谷
- ・アクセス: 近鉄「元山上口駅」から徒歩10分
- ・電話番号: 0745-45-1001(平群町役場)
- ・参考サイトURL: http://www13.atpages.jp/ootama/page680.html
【宇陀】赤瀬古墳群
http://74589594.at.webry.info/201302/article_5.html
赤瀬古墳群は1号墳、2号墳それぞれに石室の中を見ることができます。1号墳の石室の中には小さめの石棺も残されており、臨場感もたっぷり。他の場所の石棺よりもシンプルで素朴な雰囲気があります。2号墳は入口がちょっと狭いですが、入ってみると見事な天井の一枚岩を見ることができますよ!■ 基本情報
- ・名称: 赤瀬古墳群
- ・住所: 奈良県宇陀市榛原赤瀬
- ・アクセス: 近鉄「榛原駅」より国道369号線を北へ徒歩40分、民家の裏に入る
- ・電話番号: 0745-82-8000(宇陀市役所)
- ・参考サイトURL: http://74589594.at.webry.info/201302/article_5.html
【香芝】今泉古墳
http://74589594.at.webry.info/201401/article_1.html
香芝市の街中から少し入った竹林の中にあるのが今泉古墳。ここの石室は天井の石組みに少しすき間があり、光が差し込むため他の石室よりも内部が見やすいのがいいところです。少し見つけにくい場所に石室が開口しているため、分からなければ近隣の方に場所を尋ねてみましょう。 ■ 基本情報
- ・名称: 今泉古墳
- ・住所: 奈良県香芝市今泉字雲門寺
- ・アクセス: JR志都美駅より国道168号線を北へ、尼寺交差点を左折して徒歩25分
- ・電話番号: 0745-76-2001(香芝市役所)
- ・参考サイトURL: http://www13.atpages.jp/ootama/page563.html
【大淀】槇ヶ峯古墳
http://s.webry.info/sp/74589594.at.webry.info/201502/article_2.html
周辺を小規模な古墳に囲まれている槇ヶ峯古墳は、玄室の奥に石棚という構造を持つ珍しい古墳です。石棚を持つ古墳は奈良県内にも三個しかなく、ここがその一つ。「棚」というのにふさわしい、ロフトのような構造を見ることができますよ! ■ 基本情報
- ・名称: 槇ヶ峯古墳
- ・住所: 奈良県吉野郡大淀町新野
- ・アクセス: 近鉄「越部駅」下車、国道169号線を東へ向かい馬佐口にある墓地を通り抜けて徒歩15分
- ・電話番号: 0747-52-1522(大淀町教育委員会事務局)
- ・参考サイトURL: http://mahono28.blog.fc2.com/blog-entry-89.html
【橿原】小谷古墳
http://www28.tok2.com/home/akumarukun/saijiki/saijiki06/06-09-03.htm
小谷古墳は丘陵の頂上にぽっかり開いた大きな石組みの石室が目立つ古墳です。明日香村にある石舞台古墳のように、盛り土が風化して段々と石室が露出してきてこのような姿になったと言われています。石室の内部には蓋が開いた状態で石棺が置かれている珍しい古墳になっています。 ■ 基本情報
- ・名称: 小谷古墳
- ・住所: 奈良県橿原市白橿町
- ・アクセス: 近鉄「岡寺駅」を出て北へ、そのまま道なりに西へ向かって徒歩10分
- ・電話番号: 0744-21-1115(橿原市総合政策部観光政策課)
- ・公式サイトURL: http://www.city.kashihara.nara.jp/kankou/own_kankou/kankou/spot/kotani.html
古墳の石室は夏でも涼しく、なんとなく独特の雰囲気があるものです。真昼間でも真っ暗闇の石室に入るのは、最初は勇気がいるかも!慣れるまでは誰かといっしょに行くのもいいですね。
奈良の歴史ミステリーの旅に古墳めぐりをお楽しみください!