日本は江戸時代、海外から黄金の国といわれていました。それは、比喩的な表現ではなく実際に金が産出され世界に輸出されていたからです。そんな当時の歴史を知ることができるのが「佐渡金山遺跡」です。
1 佐渡金山遺跡とは
1601年に金脈が発見され、江戸幕府の所領となって以来、幕府の財源を支えるだけでなく、世界にも知られるようになるほど大量の金と銀が産出されました。
http://waskaz.com/resort/061103akita/061105akita.html
金の産出を支えたのは、多くの労働者たちです。江戸時代の後期になると、金を掘り出す坑道は海水面まで達し、水替人足という過酷な仕事に無宿人や罪人が見せしめの意味も込めて従事させられました。 http://artkiun.com/jp/hiroshige-ii-image-of-the-interior-opening-of-a-gold-mine-…
採掘は平成まで続けられましたが、労働に見合うほどの算出が見込めないこと・資源が枯渇したことを理由に廃坑となり、現在は史跡として残されています。2 魅力的な史跡
金山として最も輝いたのは江戸時代ですが、それからも採掘は続き、坑道の長さは400キロにも及んでいます。明治に入ると近代化が進み、削岩機を使用した採掘も進められ金山の周りの町はとても発達しました。これらの史跡は「道遊抗コース」と呼ばれる観光ルートで楽しむことができます。 http://niigata-repo.com/play/post-1083/
その当時活躍していた建物跡は現在、佐渡金山の産業遺跡として残されています。大きな壁や残された建物跡を見ていると、この地がいかに栄えていたのかを知ることができますね。 http://niigata-repo.com/play/post-1083/
こういった産業遺跡も見どころの一つですので、じっくり見て回ってほしいと思います。3 三つのポイント
http://community.travel.yahoo.co.jp/mymemo/yatogasira/buzz/29168.html
見どころいっぱいの佐渡金山の中でも、おすすめのポイントを3つ紹介しますね!宗太夫坑
坑道の中では、採掘当時を再現した人形などが展示してあり当時の暮らしぶりを見ることができます。暗い坑道の中で人形を見るとちょっとびっくりしてしまいそうですね。金山資料館
asobitsuchiya
金山資料館では、金が採掘されるまでの流れや江戸時代の金山周辺の町並みなどをジオラマで再現しています。また、金塊チャレンジという挑戦企画も。これはケースの中に入った重さ12.5キロの金塊を穴から取り出せたら記念品がもらえるというもの。ぜひチャレンジしてみてくださいね。佐渡限定ソフトクリーム
http://guinguin.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/2013-8ad4.html
金箔の乗ったソフトクリーム、こちらは佐渡限定になっています。宗太夫抗のすぐ傍で販売されていますが…なんとこれが絶品と訪れた人の間でちょっとした話題になっているほど。夏は是非ご賞味くださいね。4 声を聴かせて!
http://michikusasnap.hatenablog.jp/entry/2013/05/11/%23113
5 基本情報
http://community.travel.yahoo.co.jp/mymemo/yatogasira/blog/128729.html
地図はこちら
■ 基本情報
- ・名称:史跡佐渡金山
- ・住所: 新潟県佐渡市下相川1305
- ・アクセス: 両津港から車で1時間~1時間30分/両津港よりバスで「佐渡金山」下車すぐ
- ・営業時間: 夏季(4~10月)8時00分~17時30分/冬季(11~3月)8時30分~16時30分
- ・定休日: 年中無休
- ・電話番号:0259-74-2389
- ・料金: 大人900円、小中学生450円/共通券大人1400円、小中学生700円
- ・公式サイトURL: http://www.sado-kinzan.com/