ここでしか買えない！佐賀市のおすすめ名産品まとめ

佐賀は吉野ヶ里遺跡などを始め、歴史と文化、そして隠れたグルメが息づく街です。若い方たちがワイワイがやがや遊ぶスポットは確かに少ないかも知れませんが、大人のカップル、ご夫婦が楽しめる街です。そんな佐賀市の名産品をいくつかまとめてみました。

1.佐賀牛

まずは言わずと知れた名産品、佐賀牛です。黒毛和種を使用し、肥沃な土地、過ごしやすい環境で育てられた和牛。

柔らかい肉質とさしの入ったとろけるような舌触りが人気です。全国の料亭やレストラン等でも使用されている極上の味を是非堪能してみてください。

2.佐賀錦

素晴らしい織りが伝統と、日本の雅な雰囲気を感じさせる佐賀錦。金や銀、漆を貼った特製の和紙を使って作られている織物です。

今から約180年前、江戸時代に鹿島鍋島家9代目藩主夫人柏岡がこの美しさに惹かれ、実用品に応用できないかと考えたのが、現在の佐賀錦の基礎となりました。全て手作業で一日に少量しか作業する事ができないので、高級品として愛されています。

3.鍋島緞通（なべしまだんつう）

中東や中国の文化が佐賀に伝来した獣の毛で織った織物の鍋島緞通です。佐賀藩御用達の文化として技術者に扶持米を与え、一般への売買を禁止したというほどの高級品でした。その後、明治期になると一般へも普及し、ウィーン万国博覧会にも出品されました。

素晴らしいその伝統の技を平成の世に語る、300年以上の伝統を誇る鍋島緞通は佐賀の誇りです。

4.名尾和紙（なおわし）

肥前名物、名尾和紙です。その素晴らしい上質な質感は、書道用の和紙としても人気ですが、現在では伝統工芸品としても注目されます。

ランプシェードのような和テイストの家具、装飾品にももちろん、小物などにも利用されています。お部屋に一つあるだけで和の雅な心を思い出させてくれる素晴らしい作品たちばかりです。

5.肥前びーどろ

ポルトガルのビードロ（ガラスの意味）が佐賀に伝来し、今に至る肥前びーどろです。鍋島藩の研究などでフラスコなどの研究道具に利用されたことが発祥であり、明治期以降はガラスを用いたランプなどが普及したことで一気にその需要がふえました。

長崎などもビードロは有名ですが、肥前びーどろの特徴は、ガラス管の友竿を使い、空気以外を触れさせない製法で、よりなめらかなガラスの質感を楽しむことができます。

まとめ

なかなか注目されない佐賀県ですが、佐賀市のみならず、唐津・呼子・嬉野など見どころは豊富です。佐賀空港から佐賀市街地まで近いというのも魅力です。レンタカーなどを借りて、少しゆったりとした大人の時間を過ごしてみてはいかがですか？