小腹が空いたらいってみよう！香港のおすすめテイクアウトフードまとめ　　

香港人は、仕事に遊びにいつも忙しい。香港人は日本人以上のハードワーカー。早朝出勤も残業もへっちゃらです。だからランチだって、のんびり食べてはいられません。

香港ランチで人気があるのが、「お持ち帰り」です。 香港のテイクアウトフードは安くておいしく、ボリュームもあります。どんどん進化する香港テイクアウトフードを食べてみましょう。

1.　健康工房　（Health Works）　：　中環エリア

香港人は日常的に、薬膳スープを飲んでいます。お母さんたちが毎日3～4時間もかけて、旬のものを漢方食材と煮込んで作ります。しかし最近は女性も忙しくなり、自宅で作るのが難しくなりました。

そこで健康工房。時間のないビジネスマンに人気で、駅にあるのが便利なんですね。
人気の香花梨蘋果花膠豚[月展]湯は梨、りんご、魚の胃袋、銀杏、百合、クコ、陳皮などをじっくり煮込んだ濃厚スープ。飽きのこない味がいいんです。

2.　貢茶　（Cong Cha）　：　 尖沙咀エリア

お茶も香港人の大好きなもの。貢茶はチェーン店で、支店の数もたくさんあります。メニューは緑茶、紅茶をベースにして、いろいろ取り揃えているのもいい。素材にこだわって、健康にも気を使っています。
（上の写真　左は、タピオカ茶）

チェーン店ですが、お茶の味がきちんとしているから、バカにできません。伝統的な緑茶、ウーロン茶などもあります。日本人の口にもあい、ちょっと喉をうるおしたい時に立ち寄れます。

3.　美心西餅（maxims cakes ） :　中環エリア

　美心西餅はパンもおいしいですが、ケーキもいけます。リーズナブルで種類もたくさんあり、しかも甘さは香港スイーツの中では控えめ。ひとつ買って、ホテルの冷蔵庫に入れておくと夜食にぴったりです。
香港の大手ケーキ＆パン屋さんなら、美心です。街のあちこちで「美心西餅」という看板を見かけます。
レストランなども手掛けている美心集團のグループ店です。MTR(地下鉄)駅によく入っていますね。

4.　大班麺包西餅　（TAI PAN） 　：　 銅鑼灣エリア

大班は冰皮（Snowy Mooncake）という月餅を、香港で初めて売り出したお店です。毎年必ず月餅の新製品を出していて、香港人に大人気の月餅店です。

香港に多くの支店がありますが、どこもお値段がリーズナブル。ちょっと小腹がすいた時の、糖分補給にちょうどいいんです。パンやタルト類がおススメ。

 

5.　奇趣餅家　（Kee Tsui Cake Shop）　：　旺角エリア

お客さんがどんどん来るので、店先にはいつも人だかりができています。御菓子はどれもちょっと懐かしい
感じのものが多く、お客さんも子供からおばあちゃん達まで年齢層が幅広いです。
ちょっと場所が分かりにくいので、写真や店名を見せて付近の人に聞くのが一番早いです。

6.　萬家焼餅皇（Man Ga International）　：　旺角エリア

上の写真は武大郎。中身は肉まんの中身に似ていて、コショウがきいています。
おススメは淑女餅。柔らかい食感の生地の中には、ブタ肉、ザーサイ、ゴマが入っています。
牙擦酥は小豆の甘いあんこが入ったパイです。パイ生地がさっくりしていて上に砂糖がかかっています。

ランチタイムになると、香港人がこぞって買いに来ます。「焼餅」とは具入りの総菜パンのようなもの。
全部で6種類あり、サイズも大きく、具も入っているので常に大人気なのです。

7.　豊記鶏蚕仔美食　：　尖沙咀エリア

鶏蛋仔というのは、ベビーカステラのような形の焼き菓子が、たくさんくっついてシート状になったもの。日本のベビーカステラだと球状に離れていますが、隙間ごとくっついているんですね。

変わった形状ですが、なんだかなれると隙間部分がおいしかったりします。中身はなくて、空っぽです。


香港ではよく売られているB級スイーツですが、豊記鶏蚕仔美食は小さな店から始めてここまで大きくなっただけに、食べると病みつきになります。店内で『車仔麵』という、麵、スープ、トッピングを自由に組み合わせられる麵も食べられます。こっちもかなりおいしい。