こんな風にして造られているんだ～！子供が目を輝かせる自動車工場を見学しに行こう！

最近工場見学がはやっていますね。食品工場もいいけれど、日本の主力工業製品と言えばやっぱり自動車でしょう。そこで今回は見学できる自動車工場を紹介します。

＊ホンダ・日産・三菱は複数あるので工場見学の公式URLを載せています。

1.ホンダ

まずはホンダの工場見学。見学は埼玉の狭山完成車工場・寄居完成車工場、鈴鹿製作所、熊本製作所、静岡県のトランスミッション製造部が受け付けています。

見学申し込み

各工場ともHPで受け付けています。２つの埼玉製作所は希望月の2か月前の1日～7日まで（9月希望→7月1~7日）、鈴鹿製作所は希望月の3か月前、熊本と静岡の製作所は1か月前までに申し込みとなっているので要注意。

どんなことを見られるの?

たとえば狭山完成工場では生産ラインの一部を見学できます。安全用に帽子とゴーグル、無線イヤーレシーバーを貸してくれ、帽子はもらえるそうです。車体にさまざまなパーツを付けていく様子は、とてもスムーズ。写真撮影は禁止なので、しっかり目に焼きつけてきてくださいね。

2.マツダ

マツダには本社隣にマツダミュージアムという、博物館兼製造ライン見学ができる施設があります。英語と日本語のツアーがあり、英語は中学校程度の英語が分かれば楽しめるそうです。

エントランスホールにはマツダの最新車が展示されています。2階は３輪トラックやロータリーエンジン、ルマン24時間耐久レースで優勝した７８７Bが展示されています。
組み立てラインも上から見られるようになっています。写真撮影は禁止なので気を付けて。帰りにちょっとしたお土産ももらえるそうです。

3.日産

日産の各工場では車やエンジンの組み立て工程を中心に見学することができます。見学をおこなっているのはいわき工場（エンジン）・ 栃木工場 ・横浜工場（エンジン）・ 追浜工場・ 日産自動車九州株式会社・ 日産車体（株）湘南工場。

見学の申し込み

各工場のHPから、見学希望日の3か月前の同日（8:00am）から申し込みが可能です。電話やメールでの申し込みは行っていないので、気を付けて。

追浜工場の場合

追浜工場では日産リーフ、キューブ、ジューク、シルフィの組み立てをおこなっています。ビデオ上映、組み立て・検査ラインの見学、バス内からの専用埠頭見学が行われています。見学には年齢制限がないので、子どもといっしょもOK。12歳以下は子どものみの参加はできないので、保護者の引率が必要です。

4.トヨタ

トヨタの工場見学は愛知県豊田市の本社工場で行われています。一般で参加する場合、10:30分に集合しまずはトヨタ会館を自由見学、その後バスで組み立て・溶接工場の見学をおこないます。所要時間150分と充実したものになっています。見学はネット予約をしてください。

トヨタ会館

トヨタ会館ではトヨタが製造している車のショールーム、エンジン、ロボットなどを自由に見学できます。2階には体験用施設もあり、子どもも十分楽しめることでしょう。ミュージアムショップもあるので、お土産選びもたのしそう。

トヨタ工場見学

トヨタの組み立て工場へはバスで移動。日によって見学工場が元町工場・堤工場・高岡工場のどれかになります。作業はガラス越しに見ることができます。ロボットアームが動くさまは圧巻。次第に完成していく車をみると、誰もが子どもに返ったように興奮します。

5.三菱自動車

三菱自動車の工場見学は名古屋製作所、パワートレイン製作所（京都工場、滋賀工場）、水島製作所の4か所でおこなわれています。個人での見学は不可の所が多く、団体での受付となります。

ロボットと人が1台の自動車を組み立てていく様子は見事なので、大人も興奮してしまいます。

水島製作所の場合

水島製作所のショールーム。乗用車と軽自動車の組み立てをおこなっています。月曜日は見学フリーデーで、当日の午前中までに申し込みをおこなえば午後2時から見学できます。この日は少人数でも可能です。

6．スズキ

スズキの見学は歴史ミュージアムのみです。スズキ歴史館では１階エントランスには車やバイクの展示、2階は開発や実験、組み立てラインの立体模型を見ながら学ぶことができます。3階は歴史についての展示です。自由に見て回れるので、小さい子供がいても大丈夫です。

小学校の社会科見学を受け入れているので、日によって予約できないこともあります。ネットや電話での事前申し込みが必要です。スズキファンは一度訪れてはどうでしょうか。



素材提供：トリップアドバイザー