映画「インディージョーンズ」の舞台！世界遺産・ペトラ遺跡がかっこよすぎる！

映画「インディージョーンズ」を見たことはありますか？この映画の舞台になったのが、ヨルダンにある中東を代表する大遺跡・ペトラ遺跡。まるで、映画の主人公になったかのような世界が広がっています！時を忘れ、ただただ歴史に思いを馳せる世界へあなたをお連れします！

ペトラ遺跡とは

紀元前後にアラビア系遊牧民のナバテア王国の首都として繁栄し、通商の中継地でした。しかし、その後衰退し、7世紀には歴史から完全に消えてしまいました。この遺跡が発見されたのは、なんと19世紀になってから！ペトラ遺跡は1985年にユネスコの世界遺産（文化遺産）に登録されました。

ペトラ遺跡の見どころ

エル・カズネ（ファラオの宝物庫）

ペトラの象徴ともいえる建造物で映画「インディー・ジョーンズ・最後の聖戦」の舞台となったことで有名。宝物殿と言われていますが、調査の結果、埋葬殿であったことが判明しました。 砂岩の岩肌を彫って造られています。カズネの下に６室の埋葬室からなる墳墓が発見され11体の遺骨が見つかりました。

夜には、こんな幻想的な姿にもなるんですよ！

シーク

ペトラへの入口で、薄暗くて狭い峡谷（場所によっては幅3メートルもない）は、およそ1.6キロメートルにも及ぶ通路で、エル・カズネへ導きます。 シークに沿っていくつかの地下室があるようですが、おそらく、ペトラへの入場口を守った見張り役を収容した場所と言われています。

劇場

岩を削って作られたローマ劇場。２～３世紀のもので約5000人収容できると言われていますが、墳墓群の側にあるため、実際に劇場として使用されていたかは不明です。生贄のための祭壇が残されていることから主に神聖な行事や祭式のために使用されたと考えられています。

エド・ディル（修道院）

エル・カズネから約15kmのところにあるペトラ遺跡最大の建造物。高さ40ｍ、幅46ｍの大きさで岩をくりぬいて造られています。紀元前1世紀にナバテリア人がドジャラ神を祭った場所だと言われています。実際に修道院として使われていた時代もあったようです。

王家の墓

ウナイシュの墓、アーンの墓、コリントの墓、宮殿の墓などを総称して王家の墓と呼びます。写真は王家の墓の全景写真です。墓の内部は空洞となっており、美しい天然の岩模様が描かれています。

ラクダ

とてつもなく広いので、ラクダやロバに乗って回ることをおススメします。ロバ20分で1人5JOD(約680円）程度。しかし、毎年値段が上がるようなので、乗る前に値段交渉を必ずしてくださいね！

口コミ

素材提供：トリップアドバイザー