さった峠を皆さんはご存じですか?静岡県にある峠なのですが、そこから見える富士山がとても美しく、あの歌川広重がその風景を実際に見て描いたものが東海道五拾三次の中にあると言われています。そんな素晴らしい景色が、実は意外と気軽にそこまで訪れることができるんです。
今回はこの記事だけでできるだけ魅力が伝わるように紹介します。もしも興味を持たれたら、ぜひ浮世絵の風景を実際に目で見て芸術を感じてみてください。
1.さった峠とは?
http://dekowalker.at.webry.info/200901/article_15.html
「東海道由比宿」と「興津宿」の間にある峠のことです。古くから旅人が行き交う場所として知られています。
ハイキングコースから、綺麗な景色まで楽しむことができます。 富士山を見れる素敵な峠。
「さった峠」は、山が海に突き出すような形になっていて、東海道五十三次では三大難所のひとつとされていました。峠からの風景眺める駿河湾と富士山の風景は五十三次の中でも絶景とされ、昔から浮世絵などに多く描かれて来ました。現在でも、ここからの風景写真は広告などに多く使われています。現在は、東名高速道路、国道1号、東海道本線が1箇所に集中していて、日本の東西交通の要衝となっています。
2.さった峠周辺の見どころ
http://www.sanmei-kikou.co.jp/recruit/staffblog/2009/12/
広重の絵とさった峠から見た富士山
http://www.hpam.jp/blog/?p=7389
「広重の絵」は、さった峠から見て書かれた富士山と言われいて、浮世絵の書かれた場所を見ることができます。 「東海道五拾三次之内」に登場する絵と、実際の風景を見比べてみてください。 歌川広重の絵はよく知られていますね。絵の左上に人が歩いていますが、ここが東海道になります。このようにここは通行が危険ため難所と言われ、戦国時代には軍事境界線になっていました。武田家と今川・北条の間で2度に渡って争われた薩た峠(山)の戦いの舞台にもなりました。さった山には戦いに使われた陣城遺構が残っています。さっさ峠には展望台がありますが、道幅が狭いので運転には十分、ご注意ください。
ハイキングコース
http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2015-01-16
「JR興津駅」「さった峠」「JR由比駅」と、ハイキングコースがあります。綺麗な富士山を見ながら歩くことができるコースなので、是非一度は参加してみて欲しいです。
興津駅から由比駅まで7kmの気軽なハイキングコースです。山道を登るのですが、階段も作られていて歩きやすいですよ。急な坂道を上りきったところが、さっさ峠です。視界が急に開け、気持ちのいい風景が広がっています。東屋もあるので、ここでお弁当をいただくのもいいですね! 峠から見る風景は素晴らしく、眼下に東名高速道路・国道1号線・JR東海道線が並走しているのが見えます。ここが難所だったことがよく分かります。
http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2015-01-16
急な山道などがあるので、体調を考慮して参加してください。静岡市東海道広重美術館
http://tabino-snap.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/post-6513.html
「浮世絵師 歌川広重」の作品を主に見ることができます。 1300点程度の浮世絵は、圧巻。 人気の「富士山」の絵も見ることができます。
平成6年に東海道の宿場町「由比宿」の本陣跡地である、由比本陣公園内に開館しました。収蔵品は、広重の代表的な東海道シリーズ『東海道五拾三次之内』、『東海道五十三次』、『東海道五十三次之内』の他、晩年の傑作『名所江戸百景』など、風景版画の揃物の名品を中心に約1,400点を数えます。には、浮世絵版画摺りの技術をやさしく理解できる「版画体験コーナー」などもあり、浮世絵の理解を深めることができます。
道のエコミュージアム
道の歴史、技術、デザインなど地域の道とエコについてを 学ぶことが出来る場所です。たくさんの観光客が訪れる場所。 生活文化を体験することができます。
「道の駅 北はりまエコミュージアム」は、国道175号線沿にある道の駅です。黒田官兵衛の出生地がある北播磨にあり、特産物販売やレストランのほか、西脇市と多可町が取り組む「北はりま田園空間博物館」として観光案内などを提供しています。特産品は、播州織製品や、金ゴマ、巻き寿司などがよく知られています。体験教室もあり、様々なイベントが催されています。ぜひ、さっさ峠の観光と合わせてお立ち寄りください。
駿河歩人
http://suruga-aind.com/tokaido/index.html
街を学んだり楽しんだりすることができることです。解説マップを見ながら、峠を歩くことで 歴史を歩く楽しさを体験できます
2つの峠と6つの宿場のマップ10種類が1冊となったパスポートです。各場所のウォーキングコースの他に東海道のルートも掲載しています。また、スタンプ・ラリーができるようになっていて、全てのページにスタンプを押して事務局へ応募すると素敵なプレゼントがもらえます♪ パスポートは、静岡ニ峠六宿街道観光協議会事務局(NPO法人地域づくりサポートネット)」http://www.shizuoka-t.net/ で配布しています。
3.さった峠を訪れた人の声
http://gamichan.at.webry.info/201112/article_2.html
おはようございます♪ さった峠に来てま~す! 富士山もみえますよー!\(^o^)/ pic.twitter.com/9DcU2WLwOZ
— 宮@3月16日入試 (@miya_n700a) 2015, 3月 12
思いつきで薩埵(さった)峠を通って隣の興津駅まで歩くことにしました。 pic.twitter.com/8t0AOWkKn4
— おが (@snkisk_s) 2015, 3月 11
さった峠リベンジ pic.twitter.com/SZoyDv9UxW
— kzm (@GnoLuke) 2015, 3月 8
4.場所
http://www.shizuoka-cvb.or.jp/photolib/
地図はこちら
http://yuei-syashinkan.cocolog-wbs.com/blog/2012/02/post-e0f9.html
基本情報
- ・名称:さった峠
・住所:静岡市清水区由比町 - ・アクセス:「JR由比駅」から徒歩約55分、ひたすらまっすぐ。
- ・営業時間:24時間
- ・定休日:無休
- ・電話番号:.054-252-2675(静岡市広報課)
- ・料金:無料
- ・所要時間:2時間
- ・公式サイトURL:http://mtfuji-live.jp/index.html
さった峠について紹介させていただきました。そこから見える風景の美しさもさることながら、様々な取り組みによって富士山を身近なものにしようと努力されている方々によって気軽に行くことができるようになっているところも、現代のいろんな人を虜にしているポイントなのでしょう。歌川広重もこの素晴らしい光景を見て描こうと決めたのならば納得ですね。ぜひ皆さんも時間がありましたら行ってみてください。そこから見える景色は、きっとあなたの心を癒やしてくれることでしょう。