今年も読書の秋がやってきたわけですが…「フツーの観光地は飽きた!」「ディープなスポットに行ってみたい!」という好事家さんが泣いて喜びそうな、ステキな古本屋さんのご紹介です。なんと完全予約制の古本屋さんがありました!高松へ遊びに行く際は、ぜひ予約してから行ってみましょう。
完全予約制の古本屋「なタ書」
http://yousakana.jp/natasho/
決して大きなお店ではないのに数々の雑誌で取り上げられ、地元以外のファンもいっぱい!高松市内にある「なタ書(なたしょ)」は、完全予約制の古本屋さんです。 ちょっと変わった店名の由来は…オーナーが昔付き合っていた女性の名前・ナタリー(日本人です)をそのまま使おうとしたら奥様から「待った」がかかり、本屋さんらしく「書」を付け足して妥協したのだとか。
そもそもなぜ完全予約制なのか?
「常に開店しててもあまりお客さんが来ないし、Web店舗を作って地道に営業するのも面倒だから」とのこと。お客さんが長居しているときは、なんと電気の消し方だけ伝えてオーナーが先に帰ってしまうこともあるそうな!本のラインナップやお店の雰囲気だけでなく、この独特のユルさも人気の理由なんですね。
いよいよ「なタ書」に潜入!
初めての人にはちょっとわかりにくい、細い路地にあります。入口のそばには「なタ書」とだけ書かれた看板ならぬ看石(?)がコロンと置かれています。入口周辺にもっさもっさとシソが茂っていますが、メゲずにかきわけて入店しましょう。
お店の中はちょっと変わった間取りです。もと連れ込み宿だった建物を、最低限かつ適当にリフォームし、古本屋として開店しました。まったく冷えていない保冷ケースやレトロな三角のペナントなど、本以外にもちょいちょい面白いモノが見つかります。
店内にところ狭しと並べられた本・本・本!本屋というよりは本好きの人の家といった雰囲気が漂っており、80年代~90年代の本が多いようです。ちょくちょく店内でイベントが開催されたり、あるいは近隣・遠方問わずイベントに出張されたりするので、気になる方はこまめに情報をチェックしてみましょう。
実際に訪れた人とオーナーの声
@snamnya キトクラスカフェ https://t.co/bdxdUIwDbj (詳しくはfbで)、なタ書 http://t.co/Z5Kt0fEQyb 連れ込み旅館を改装した古本屋。空間と店主がめちゃ面白いです。思想系と洋書の美術本がやたらある。要予約。
— バーニング (@burningsan) 2015, 9月 7
そして半空の近所にある古書店なタ書に行ってみたらこれまた岡本太郎さんの「母の手紙」が!!!!!!!!また初版!!!!!!!! 速攻購入した。どちらも私と同じ年くらい(^^)すごいお店があったもんだよ pic.twitter.com/m5eloQPWmk
— ごごの (@gogono05131) 2014, 12月 6
当店は月に1日「完全予約」ではない『営業日』をもうけております。11月の営業日は26日の水曜日。この日はご予約無しでも来店可能です。 RT @matiere: 高松「なタ書」 完全予約制の本屋 人気の秘密は NHKニュース http://t.co/b697wotdYs
— 藤井佳之 or キキ (@KikinoNatasyo) 2014, 10月 29
「なタ書」についての詳細
■ 基本情報
- ・名称:なタ書
- ・住所:香川県高松市瓦町2-9-7
- ・アクセス:瓦町駅から徒歩4分
- ・電話番号:070-5013-7020 ※完全予約制
- ・公式facebook:https://www.facebook.com/なタ書-229290777128383/timeline/