ネコ好き大集合！ネコ本しか置いていない本屋「にゃんこ堂」が気になる

東京都千代田区神保町は世界最大の本屋の街とも言われ、この一帯には約200店舗もの書店が軒を連ねています。そんな神保町には、猫の本ばかりを集めた「にゃんこ堂」があります。小説、写真集、絵本までぜーんぶ猫本なんです！猫好きさんにはたまらない「にゃんこ堂」の魅力をご紹介します。

神保町にある「にゃんこ堂」

「にゃんこ堂」は、神保町の姉川書店という普通の本屋さんの中の一画にある、猫本をそろえた本棚が並ぶコーナーです。本屋の中にあるもう1つの本屋さんのような感じ。本棚にはぎっしりと猫関連の本が並んでいて、猫好きさんが集まっています。

開店と同時に猫好きさんがどんどん入っていくことから「猫好きホイホイ」とも呼ばれているとか。

小説、写真集、絵本まで全部ネコ本！

大型書店では限定期間で猫本を揃えることは時々あっても、にゃんこ堂のように常設しているのは珍しいと言えます。小説、絵本、エッセイ、コミック、写真集、猫の専門書と、とにかく猫づくしで、猫好きにはたまらない棚がずらーっと並んでいます。

本は新刊だけではなく、いいと思うものは絶版じゃない限り出版社に直接電話して、倉庫から取り寄せていたりしている専門店っぷり。さらに出版社にもない著者さんだけが持っている本もにゃんこ堂にはあるそうです。

神保町のスポットとしても注目されている「にゃんこ堂」は、クチコミが広まり遠方からわざわざ足を運んでくださる猫好きさんもたくさんいるそうです。最近では本だけではなく雑貨なども販売したり、写真集の著者の方とのコラボレーションで、書店内でパネル展などのミニ企画を実施したりもしています。

ネコ店長のリクオに癒される

店主の娘さんの愛猫であるスコティッシュフォールドのリクオくんが「にゃんこ堂」の店長になっています。ただ、性格は内気でビビリな子のため、お店にはほぼ不在です。

たくさんのリクオ君の写真がお店には飾られています。お店のオフィシャルFacebookには時々リクオ君が紹介されているので、こちらも是非覗いてみてください。

ニャンコグッズも置いています

「にゃんこ堂」には猫の本以外にもたくさんのニャンコグッズを置いています。本と雑貨を見ていれば時間も忘れ、１日いても飽きないくらい充実した気分に！どれもこれもかわいくて、猫好きさんはたくさん買ってしまいそうな衝動にかられるかもしれません。

なぜこのお店を始めたの？

にゃんこ堂を始めたきっかけは、数年前まで普通の本屋さんだった「姉川書店」が時代と共に本屋を訪れる人が減り、店主の姉川二三夫さんが、娘である夕子さんに相談。猫が好きな夕子さんは、猫の本だけを集めたコーナーの設置を提案し、仕入れる本選びも全て自分で行なったといいます。

この猫の本の充実ぶりがネットを中心にどんどん広まり、今では猫本スペースもお店の半分以上に拡大されています。本に添えられているＰＯＰも夕子さんの手書き。このＰＯＰを見て本を手に取る方も多いそうです。

ブックカバーまでオリジナルなニャンコ

本を購入するとオリジナルのブックカバーをつけてもらえます。くまくら珠美さんという作家さんが描いた猫ちゃんのブックカバーです。くまくら珠美さんの描くちょっととぼけた猫はとてもかわいいです。

口コミ

シュールで可愛いにゃんこを描く、くまくら珠美さんのミニ個展をようやく。絵はがきで馴染んでる絵柄の原画にときめきました❤️やはり原画見られるのっていいな。嫁入りは決まってましたが…∑(ﾟДﾟ)神保町にゃんこ堂さんで土曜日まで♪ pic.twitter.com/8VtGhC8tu8

— 市川はるひ（カッパ） (@kappa7haruhi) 2015, 11月 4

神保町・にゃんこ堂さんで「島ねこぽん！」「ベランダきなこちゃん」を購入。写真OKかお聞きしたら「(会計の)用意をしておくので撮っててください」「どこ撮ってもいいですよ」と親切なお言葉m(_ _)m　猫本エリアが増えてました☆ pic.twitter.com/0BXN17EczE

— frogsplash (@frogsplash93) 2015, 10月 12

基本情報

「猫本専門店にゃんこ堂」は猫好きさんの中では知る人ぞ知る本屋さん。ここにくれば必ず自分のお気に入りの猫本を見つけることができるはずです。猫好きさんはもちろんのこと、ちょっとでも猫に興味があるならば、是非訪れるべき場所だと思いますよ！