世田谷の住宅街の中にある茅葺き屋根のお屋敷。世田谷代官屋敷は、1737年に建てられ、代々代官として世田谷を治めた大場家一族が明治維新まで使用した屋敷です。大名領の代官屋敷としては都内唯一の存在で、国の「重要文化財」に指定されているんですよ!
世田谷代官屋敷は大場家の邸宅兼代官所だったそうで、地元では大場代官屋敷とも呼ばれていたようです。大場氏の代官支配は幕末まで続いたということです。
東京都の史跡指定されており、その中でも表門、母屋は国の重要文化財にも指定されています。かなりいい状態で保存されており、外から見るだけでも当時のお屋敷の様子を窺い知ることができます。
大名領の代官屋敷としては都内唯一の存在であり、そのことにより昭和27年「都史跡」に指定されました。
土間まで入ることができ、屋敷の中を見学することができます。
世田谷代官屋敷の敷地内にあります。世田谷歴代の領主井伊家、吉良家、そして代官として世田谷を長年治めた大場家ゆかりの資料など、原始時代から現代に至るまでの世田谷の歴史資料を保管・展示する資料館です。
2000点以上の古文書が保管されており、世田谷区内で出土された石器、土器や、世田谷にゆかりの深い絵画、文書などの資料が常設展示されているほか、年数回企画展も行われていて、入場は無料です。
毎年7月に行われる「ホタル祭りとサギ草市」でも露天が並び、賑わう通りになっています。
代官屋敷。時代劇の「お代官様〜」という場面が思い浮かんできますね。ボロ市を訪れた際にふらっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
1.「世田谷代官屋敷」とは?
東京都の史跡指定されており、その中でも表門、母屋は国の重要文化財にも指定されています。かなりいい状態で保存されており、外から見るだけでも当時のお屋敷の様子を窺い知ることができます。
2. 「世田谷代官屋敷」の魅力
屋敷自体は代官の陣屋として建てられたのではなく、この地の名主であった大場家の住宅を役所として改造したものなので、代官所としての特徴も見られますが、江戸時代の豪農の邸宅としての特徴もよく現れています。大名領の代官屋敷としては都内唯一の存在であり、そのことにより昭和27年「都史跡」に指定されました。
3.見どころ・お勧めポイント
江戸時代中期の代官屋敷
身分の違いからでしょうか、土間、板の間、畳の間があったりと当時の様子が伺えます。内部は役所、代官の居間、名主の詰め所、切腹の間などがあります。そして庭にある「白州跡」。罪人を取り調べた場所です。土間まで入ることができ、屋敷の中を見学することができます。
世田谷区立郷土資料館
2000点以上の古文書が保管されており、世田谷区内で出土された石器、土器や、世田谷にゆかりの深い絵画、文書などの資料が常設展示されているほか、年数回企画展も行われていて、入場は無料です。
ボロ市通り
ボロ市通りは毎年1月15・16日と12月15・16日に行われるボロ市のメイン会場となり、期間中は延べ100万人近くの人々で大混雑します。世田谷代官屋敷もボロ市通り沿いにあります。毎年7月に行われる「ホタル祭りとサギ草市」でも露天が並び、賑わう通りになっています。
4.口コミ
その後、世田谷代官屋敷に行って世田谷郷土資料館へ。代官屋敷も良い感じだったし、郷土資料館は、多分これから何度も再訪する気がする。 pic.twitter.com/ybz0vgW4Qd
— Daisuke Yamada (@dajiaji) 2015, 8月 9
世田谷代官屋敷=代官の仕事は年貢徴収だけではない。江戸の井伊家屋敷で必要な物資(馬の飼料、薪、炭、祝儀用の品々)や人足(殿様参詣時の供、屋敷内庭園の草刈り、江戸火災時の物見、建物の修繕、幕末には農兵)を手配し無償で提供した。 pic.twitter.com/46btGRBOGG
— 独歩 (@yojigentoire) 2015, 2月 4
5.詳細
■ 基本情報
- ・名称: 世田谷代官屋敷
- ・住所: 東京都世田谷区世田谷1-29-18
- ・アクセス:東急世田谷線 上町駅から徒歩5分
- ・休業日: 月・祝日・年末年始
- ・電話番号:03-5432-1111
- ・参照サイトURL:http://www.city.setagaya.lg.jp/miryoku/1307/1317/1320/d00131362.html
代官屋敷。時代劇の「お代官様〜」という場面が思い浮かんできますね。ボロ市を訪れた際にふらっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。