全国「勝浦」と名のつく地域で開催される「ビッグひな祭り」は雛人形の数が半端なかった！

豪華絢爛なひな人形と、全国の”勝浦”の絆が感じられる人気イベント「ビッグひな祭り」についてご紹介します。今年はぜひ行ってみましょう♪

１．「ビッグひな祭り」とは

「ビッグひな祭り」は1989年に徳島県勝浦郡勝浦町で始まったイベントで、その名の通り超巨大なひな壇と大量のひな人形が展示されます。メイン会場では全国から寄せられた2万体以上のひな人形が飾られ、高さ約7mの巨大なピラミッド状のひな壇が目玉です。

現在は「全国勝浦ネットワーク」の各地で開催

「全国勝浦ネットワーク」は、それぞれ地名に「勝浦」を含む千葉県勝浦市、徳島県勝浦郡勝浦町、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町の３市町が友好的な連携・災害時の相互応援を目的として発足させたものなんです。

このご縁で、もともと徳島県勝浦町で行われていた「ビッグひな祭り」が勝浦市と那智勝浦町へ”のれん分け”され、現在の形となっています。規模も大きくなり、みんなが喜ぶイベントになったなんて素晴らしいですね。

２．全国の勝浦「ビッグひな祭り」の見どころ

それぞれ違う魅力を持った3つの「ビッグひな祭り」について見どころをご紹介します！

1.徳島県勝浦郡勝浦町　「ビッグひな祭り」

元祖・ビッグひな祭りの地である徳島県勝浦郡勝浦町では、全国から贈られた約３万体ものひな人形が迎えてくれます。メイン会場には高さ８m、幅20m、ピラミッド状の25段のひな壇が目玉の展示です。

メイン会場以外でも様々な催しが行われています。「坂本おひな街道」は、懐かしい趣の民家に、住民がそれぞれ飾り付けた個性あふれるひな壇が続きます。タイムスリップしたような感覚に陥ります。
「坂本おひな街道・奥座敷」では、歴史ある建造物に実際に入って展示されているおひな様を間近で見ることができます。

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2.千葉県勝浦市　「かつうらビッグひな祭り」

都心から近いこともあり、毎年多くの観光客が訪れる千葉県勝浦市のビッグひな祭りの目玉は、遠見岬神社の60段もの石段に飾られたひな壇です。団体ツアーなども組まれ、大勢の人で賑わいます。

覚翁寺山門前には、600体、10段飾りのひな人形が飾られており、こちらも観光客に人気です。期間中は町中でおひな様が展示され、それぞれ個性があって楽しめます。
一般の民家でも粋な展示が行われています。穴が開けられた竹にたくさんのひな人形が飾られています。メイン会場に比べると規模は小さいですが、いろんなひな人形を見つける楽しみがあります。

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3.和歌山県那智勝浦町「ビッグひなめぐり」

和歌山県那智勝浦町の「ビッグひなめぐり」の目玉は、メイン会場に長さ約35m、18段にわたる巨大なひな壇。その景色は華やかで圧倒されます。夕方にはひな人形がライトアップされ、幻想的な雰囲気です。

「ビッグひなめぐり」でも、期間中は様々な施設や町中で大小様々なひな壇を楽しむことができます。

メイン会場では様々な催しも行われ、甘酒の振る舞いやお茶会などのほか、おひな様のような衣装に身を包んだ日本舞踊団「姫*組」の女の子たちが踊りを披露し、雰囲気を盛り上げてくれます。

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