安楽寺は紅葉の人気スポットとして有名ですよね。でも、京都では通常は非公開で、催しがある時や春や秋の一時期に限って公開されるお寺がとても多いのをご存知でしょうか?実は、ここも4月上旬の土日、ゴールデンウィーク、鹿ケ谷カボチャ供養、11月全土日・祝日および12月上旬の土日と、入れる日が限られているんです。ここの庭は、桜やツツジ、赤く色づいたもみじなどが非常に美しく、まさに幻の名所と呼ばれています。そんな趣のあるこのお寺について紹介しますね!
法然上人の弟子である住蓮と安楽の供養を供養に創建されたのが安楽寺となります。鎌倉時代、後鳥羽上皇の女官であった二人の女性・松虫と鈴虫は住蓮と安楽の説法を念仏道場「鹿ヶ谷草庵」で受けました。素晴らしい教えに感銘を受けた松虫と鈴虫は髪を下ろし仏門に入ってしまいます。
後鳥羽上皇はこれを聞き松虫、鈴虫を流罪にし、住蓮、安楽を斬首にしてしまいます。念仏弾圧を行い法然上人は讃岐へ親鸞聖人は越後へ流刑になったのです。松虫、鈴虫は念仏三昧の一生を送り静かに息を引き取ったそうです。その後、法然上人が流罪地から帰京し弔うための草庵「住蓮山安楽寺」を創建したそうです。
松虫鈴虫姉妹の供養塔があるとして有名ですが、中風除けを祈願するカボチャ供養でも有名なのが安楽寺です。しかし最近ではやはり松虫鈴虫姉妹が関係している承元の法難のほうを耳にします。山号の住蓮山は住蓮坊から、寺号の安楽寺は安楽房の名を記念したものだそうですよ。承元の法難で死罪となった二人を偲んで付けられたんでしょう。
本堂には本尊阿弥陀三像、住蓮上人・安楽上人、松虫・鈴虫の座像、法然上人張子の像が祀られ、境内には住蓮上人・安楽上人、松虫・鈴虫両姫のそれぞれの供養塔が建てられています。
通常は非公開で、春・秋の特別公開時期にのみ拝観することができます。公開時期には、本堂にて住職の説法や寺の縁起や仏像についてのお話を聞くことができます。通常は非公開な事もあり、丁寧なお話を聞けるのも安養寺ならではですよ。
通常非公開、というのがなんだか神秘的なイメージがあっていいですね。安楽寺では気軽に拝観できることがありませんが、それでも一般公開日には訪れて欲しいお寺の一つです。京都観光地としてはあまりメジャーではありませんが、地元の方には京野菜の朝市などで身近なお寺です。さまざまな見どころがありますのでぜひ公開日をチェックして訪れてみてくださいね。
毎月25日には安養寺前で、京野菜の朝市が開かれています。採れたての京野菜がずらりと並び、新鮮な野菜を求めて人が集まってきます。銀閣寺の近くにありながら、非常に静かで知られていないお寺。特別期間以外は拝観はできませんが、それ以外でも朝市には立ち寄りたくなります。
観光客にとっては幻の紅葉名所・安楽寺。毎月25日に開催される京野菜の朝市ではたくさんの地元の人が集まりますが、紅葉シーズンの25日に訪れると新鮮な京野菜と一緒に素晴らしい紅葉が見られるかもしれません!紅葉を見に行くのと同時に美味しい京野菜を買いに行ってみませんか。朝市に並ぶのは加茂茄子や九条ねぎなど有名なものからカボチャ供養の日に安楽寺でも提供されている鹿ケ谷かぼちゃなどさまざまな野菜があります。
念仏道場 鹿ヶ谷草庵は当時東山の山奥にありました。住蓮、安楽上人の二人は毎日のように念仏を唱えていましたがその念仏のすがすがしさに惹かれ、松虫・鈴虫の姉妹が通ってくるようになったそうです。後鳥羽上皇が熊野詣に行っている間に、松虫と鈴虫は出家した事に後鳥羽上皇が黙っているわけがありません。全ては仏教が悪いと宗教弾圧を行い、住蓮、安楽上人を斬首にしただけでなく、親鸞聖人を流罪にする承元の法難となったのです。今でも安楽寺では、住蓮、安楽上人・松虫・鈴虫の姉妹を手厚く供養しています。
世を憂いていた松虫・鈴虫姉妹。その二人を魅了した安楽房と住蓮房の「六時礼賛」とはどれほど魅力的なものだったんでしょうね。しかし歴史的事実として確認されているのは法然の流罪と安楽房と住蓮房の死罪だけであり、事件の背景や詳細については議論があります。それでも境内の山中にひっそりと佇む松虫・鈴虫姉妹の供養塔がその真実を物語っています。
春は桜、ツツジから秋は紅葉が非常に美しくまさに幻の名所と呼ばれているのが安楽寺です。京都の人には馴染みのあるお寺ですが、観光名所としてはあまり知られていません。落ちついた雰囲気のこの境内から庭に掛けて美しい景観が広がる時期はまさに極楽浄土と呼んでもおかしくないくらいの素晴らしさです。
一般公開されるのは春の花と秋の紅葉、そして週末と7月25日のかぼちゃ供養の日だけ!この日は庭園や本堂、書院が拝観できます。一般公開日には本堂で30分おきに10分ほどの説明など行われています。いつでも拝観できるわけではないので注意が必要ですよ。桜やつつじ、さつき、紅葉シーズンの土日などが拝観可能です。安楽寺のサイトなどで拝観日をチェックしてくださいね。
安楽寺を訪れた方々はやはり紅葉が多いですね。それだけ魅力的な紅葉。シーズンになればさまざまなSNSに数多くの投稿写真などがアップされます。その様子を見た人がまた、安楽寺に行きたくなってしまうんですね☆お寺だから、興味がないと嫌煙せずに一度訪れてみてください。その素晴らしい景色に魅了されてしまいますよ♪
安楽寺の魅力の紹介でしたが、いかがだったでしょうか?ここは、世界遺産の銀閣寺で有名な慈照寺から、約3000本の紅葉が広る永観寺や湯豆腐で有名な南禅寺に至る哲学の道の途中にあります。この辺りは、京都でも人気のある散策コース。四季折々の風景を楽しむため多くの観光客が訪れ、人気のカフェもたくさんあります。ここは、桜や紅葉の季節に公開時期が限定されていますが、周りの観光スポットと合わせて、ぜひ、訪れてみてください。
1、安楽寺とは?
後鳥羽上皇はこれを聞き松虫、鈴虫を流罪にし、住蓮、安楽を斬首にしてしまいます。念仏弾圧を行い法然上人は讃岐へ親鸞聖人は越後へ流刑になったのです。松虫、鈴虫は念仏三昧の一生を送り静かに息を引き取ったそうです。その後、法然上人が流罪地から帰京し弔うための草庵「住蓮山安楽寺」を創建したそうです。
松虫鈴虫姉妹の供養塔があるとして有名ですが、中風除けを祈願するカボチャ供養でも有名なのが安楽寺です。しかし最近ではやはり松虫鈴虫姉妹が関係している承元の法難のほうを耳にします。山号の住蓮山は住蓮坊から、寺号の安楽寺は安楽房の名を記念したものだそうですよ。承元の法難で死罪となった二人を偲んで付けられたんでしょう。
2、安楽寺の魅力
本堂には本尊阿弥陀三像、住蓮上人・安楽上人、松虫・鈴虫の座像、法然上人張子の像が祀られ、境内には住蓮上人・安楽上人、松虫・鈴虫両姫のそれぞれの供養塔が建てられています。
通常は非公開で、春・秋の特別公開時期にのみ拝観することができます。公開時期には、本堂にて住職の説法や寺の縁起や仏像についてのお話を聞くことができます。通常は非公開な事もあり、丁寧なお話を聞けるのも安養寺ならではですよ。
通常非公開、というのがなんだか神秘的なイメージがあっていいですね。安楽寺では気軽に拝観できることがありませんが、それでも一般公開日には訪れて欲しいお寺の一つです。京都観光地としてはあまりメジャーではありませんが、地元の方には京野菜の朝市などで身近なお寺です。さまざまな見どころがありますのでぜひ公開日をチェックして訪れてみてくださいね。
3、安楽寺の見どころ
安楽寺は見どころいっぱい!普段は一般公開されていない幻と言われる紅葉の名所。拝観日をチェックしてぜひ安楽寺を訪れてみてください。素晴らしい景観だけでなく、安楽寺に伝わる松虫・鈴虫姉妹の供養塔などがあります。ほかにも中風除けのご利益で知られるカボチャ供養の日が設けられ、その日は寺内で鹿ケ谷カボチャが振る舞われるんですよ。京野菜朝市
毎月25日には安養寺前で、京野菜の朝市が開かれています。採れたての京野菜がずらりと並び、新鮮な野菜を求めて人が集まってきます。銀閣寺の近くにありながら、非常に静かで知られていないお寺。特別期間以外は拝観はできませんが、それ以外でも朝市には立ち寄りたくなります。
観光客にとっては幻の紅葉名所・安楽寺。毎月25日に開催される京野菜の朝市ではたくさんの地元の人が集まりますが、紅葉シーズンの25日に訪れると新鮮な京野菜と一緒に素晴らしい紅葉が見られるかもしれません!紅葉を見に行くのと同時に美味しい京野菜を買いに行ってみませんか。朝市に並ぶのは加茂茄子や九条ねぎなど有名なものからカボチャ供養の日に安楽寺でも提供されている鹿ケ谷かぼちゃなどさまざまな野菜があります。
承元の法難
念仏道場 鹿ヶ谷草庵は当時東山の山奥にありました。住蓮、安楽上人の二人は毎日のように念仏を唱えていましたがその念仏のすがすがしさに惹かれ、松虫・鈴虫の姉妹が通ってくるようになったそうです。後鳥羽上皇が熊野詣に行っている間に、松虫と鈴虫は出家した事に後鳥羽上皇が黙っているわけがありません。全ては仏教が悪いと宗教弾圧を行い、住蓮、安楽上人を斬首にしただけでなく、親鸞聖人を流罪にする承元の法難となったのです。今でも安楽寺では、住蓮、安楽上人・松虫・鈴虫の姉妹を手厚く供養しています。
世を憂いていた松虫・鈴虫姉妹。その二人を魅了した安楽房と住蓮房の「六時礼賛」とはどれほど魅力的なものだったんでしょうね。しかし歴史的事実として確認されているのは法然の流罪と安楽房と住蓮房の死罪だけであり、事件の背景や詳細については議論があります。それでも境内の山中にひっそりと佇む松虫・鈴虫姉妹の供養塔がその真実を物語っています。
特別公開される庭
春は桜、ツツジから秋は紅葉が非常に美しくまさに幻の名所と呼ばれているのが安楽寺です。京都の人には馴染みのあるお寺ですが、観光名所としてはあまり知られていません。落ちついた雰囲気のこの境内から庭に掛けて美しい景観が広がる時期はまさに極楽浄土と呼んでもおかしくないくらいの素晴らしさです。
一般公開されるのは春の花と秋の紅葉、そして週末と7月25日のかぼちゃ供養の日だけ!この日は庭園や本堂、書院が拝観できます。一般公開日には本堂で30分おきに10分ほどの説明など行われています。いつでも拝観できるわけではないので注意が必要ですよ。桜やつつじ、さつき、紅葉シーズンの土日などが拝観可能です。安楽寺のサイトなどで拝観日をチェックしてくださいね。
4、安楽寺を訪れた人の声
おはようございます!! 季節外れの写真でごめんなさい汗 #京都 #安楽寺 #紅葉 pic.twitter.com/DbxTVokwj0
— t-style (@tac_ed) 2015, 6月 4
昨年、安楽寺で撮った紅葉。人が多過ぎたので、なるべく人が写らないように撮るのに苦労しました。。。 #京都 #安楽寺 #紅葉 #一眼レフ #写真 pic.twitter.com/L3vLuHyMjZ
— t-style (@tac_ed) 2015, 1月 16
2014年11月29日 京都・安楽寺。 pic.twitter.com/xpuDJivOYq
— りさと (@_re_sato) 2014, 12月 3
安楽寺を訪れた方々はやはり紅葉が多いですね。それだけ魅力的な紅葉。シーズンになればさまざまなSNSに数多くの投稿写真などがアップされます。その様子を見た人がまた、安楽寺に行きたくなってしまうんですね☆お寺だから、興味がないと嫌煙せずに一度訪れてみてください。その素晴らしい景色に魅了されてしまいますよ♪
5、安楽寺の詳細
■ 基本情報
- ・名称:安楽寺
- ・住所:京都府京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町21
- ・アクセス:市バス203,11,17,5番系統にて「錦林車庫前」下車東へ徒歩10分
- ・拝観時間:9:00~16:30
- ・定休日:春・秋、カボチャ供養の日以外は非公開
- ・電話番号:075-771-5360
- ・料金:500円
- ・オススメの時期:特別公開時
- ・公式サイトURL:http://anrakuji-kyoto.com/
地図はこちら
安楽寺の魅力の紹介でしたが、いかがだったでしょうか?ここは、世界遺産の銀閣寺で有名な慈照寺から、約3000本の紅葉が広る永観寺や湯豆腐で有名な南禅寺に至る哲学の道の途中にあります。この辺りは、京都でも人気のある散策コース。四季折々の風景を楽しむため多くの観光客が訪れ、人気のカフェもたくさんあります。ここは、桜や紅葉の季節に公開時期が限定されていますが、周りの観光スポットと合わせて、ぜひ、訪れてみてください。