天武天皇勅願寺で奈良時代の建立された興福寺の別院でもあります。こちらには国宝でもある十一面観音が安置されている事が有名なんですよ!!何度となく火災に見舞われ、藤原氏により復興が繰り返されてきたのですが、現在では大御堂のみが残されるだけとなる古刹なのです。
「筒城の大寺」とも呼ばれた大寺でもあり、法相・三論・華厳の三宗が兼ねられていた非常に珍しいお寺です。天武天皇の勅願により法相宗の僧・義淵が創建したのが始まりなのですが、その後聖武天皇の勅願で良弁が伽藍を整え「普賢教法寺」とされました。十一面観音が安置されたのは、普賢教法寺からだそうです。
大御堂のみが残されているので、回りは木に囲まれていて見た目にはそんな素晴らしい国宝があるように見えないのは残念です。山門はないのですが、木々が山門のように回りを囲んでいて非常に風情がある感じになっているのは中々のものです。
にさせてもらえますよ。
煌びやかな雰囲気はまったくありませんが、だからこそこちらには国宝となる十一面観音が安置されている重みを感じます。
奈良時代中期、一木式木心乾漆造の十一面観音像で、非常に穏やかで美しいお顔をされています。非常に古いものですから度重なる修復が施され当時の姿とは若干違うようですが、少年のような不思議な雰囲気に引き込まれそうになってしまいます。
一木式木心乾漆造は、下地の上に漆を塗り金箔で表面を加工する高度な技術で奈良時代にこの様な技術があつたことにも驚きです!!仏像好きにはたまらない・・・何度もお顔を見に訪れたくなります。
東大寺の二月堂で行われる「お水取り」に使われる竹は、こちらの竹を使っているそうで石碑が境内に立っていました。
回りは本当に緑が豊かで、十一面観音を守るかのように茂っています。春には桜も見ごたえがあり、以前はちょうど桜の季節だったこともあり本当に綺麗でしたね・・・・こちらでは萩も見事だそうなので、こんどはその時期に絶対行こうと決めています。
自然も素晴らしく同志社大学の東側にあるので気軽に立寄って頂きたい!!夏にはたくさんの昆虫もいるので、お子様も同行する事をおススメします♪
素材提供:トリップアドバイザー
1.「観音寺(普賢寺大御堂)」とは?
「筒城の大寺」とも呼ばれた大寺でもあり、法相・三論・華厳の三宗が兼ねられていた非常に珍しいお寺です。天武天皇の勅願により法相宗の僧・義淵が創建したのが始まりなのですが、その後聖武天皇の勅願で良弁が伽藍を整え「普賢教法寺」とされました。十一面観音が安置されたのは、普賢教法寺からだそうです。
2. どんな魅力が?
大御堂のみが残されているので、回りは木に囲まれていて見た目にはそんな素晴らしい国宝があるように見えないのは残念です。山門はないのですが、木々が山門のように回りを囲んでいて非常に風情がある感じになっているのは中々のものです。
3.見どころ・お勧めポイント
山に囲まれた古刹
住職はちゃんとおいでになり、参道の左が庫裡となっています。本堂の扉は通常は閉められていて本当にひっそりとした歴史あるお寺だと実感できます。観光寺ではないので、人も少く非常に穏やかな気持ちにさせてもらえますよ。
煌びやかな雰囲気はまったくありませんが、だからこそこちらには国宝となる十一面観音が安置されている重みを感じます。
美しい十一面観音
一木式木心乾漆造は、下地の上に漆を塗り金箔で表面を加工する高度な技術で奈良時代にこの様な技術があつたことにも驚きです!!仏像好きにはたまらない・・・何度もお顔を見に訪れたくなります。
二月堂竹送り復活の地
東大寺の二月堂で行われる「お水取り」に使われる竹は、こちらの竹を使っているそうで石碑が境内に立っていました。
回りは本当に緑が豊かで、十一面観音を守るかのように茂っています。春には桜も見ごたえがあり、以前はちょうど桜の季節だったこともあり本当に綺麗でしたね・・・・こちらでは萩も見事だそうなので、こんどはその時期に絶対行こうと決めています。
4.口コミ
今日は京田辺市の観音寺 (普賢寺大御堂)へ寄ってみた。 pic.twitter.com/mxgr3q4USg
— uncle (@uncle60) 2014, 1月 20
「京田辺市で39.9度」。京田辺市と言えばだれもが(?)思い浮かべるのが観音寺(普賢寺大御堂)の十一面観音立像(国宝・天平時代)であろう。ところで乾漆造の仏像というのは、この暑さだと融けだすのか、あるいはひび割れするのだろうか?
— 畑中章宏 (@akirevolution) 2010, 9月 5
23・24日夜の普賢寺大御堂観音寺のライトアップです、TESTをしています、バスもピストン送迎します、ライトアップされた紅葉と観音寺が幻想的に映し出されています、ふれあいの駅も営業します、会場にも売店もあります、ご来場をお待ちしております。
— 田宮宏悦 (@kouetsu6633) 2013, 11月 22
5.詳細
■ 基本情報
- ・名称: 観音寺 (普賢寺大御堂)
- ・住所: 京都府京田辺市普賢寺下大門13
- ・アクセス: 近鉄京都線三山木駅・奈良交通バスで7分
- ・拝観時間: 9:00~17:00
- ・定休日: 無休
- ・電話番号: 0774-62-0668
- ・料金: 大人400円
- ・所要時間: 30分
- ・オススメの時期: 桜か萩の季節
自然も素晴らしく同志社大学の東側にあるので気軽に立寄って頂きたい!!夏にはたくさんの昆虫もいるので、お子様も同行する事をおススメします♪
素材提供:トリップアドバイザー