京都府の最北端にあたり、丹後天橋立大江山国定公園に属しています。
この経ヶ岬の海抜148mの断崖の上に建つ、白亜の美しい灯台が経ヶ岬で灯台す。
1.「経ヶ岬灯台」とは?
現在では電波灯台としても使用されており、灯台上に建てられた高さ20mの鉄塔の上にアンテナが設置されています。レーダーを搭載している船舶に位置や方角を知らせるために、30秒周期で電波を飛ばし、船舶運航の安全に寄与しています。
2. どんな魅力が?
経ヶ岬灯台は昭和46年に京都百景に選定されています。また、日本の灯台50選にも選ばれている灯台です。
毎年、灯台記念日にちなみ、秋季の一定期間(11月上旬)に限ってですが、内部が一般公開されます。
3.見どころ・お勧めポイント
経ヶ岬の名の由来
これは見どころではありませんが、「経ヶ岬」の名前には次のようないわれがあります。・昔、岬に暴れ竜が住みき、海を荒れさせていて、漁師たちをたいへん悩ませていました。
困った人々は竜を鎮めてくれるように文殊菩薩にお願いし、菩薩はお経を読んで、暴れ竜と戦い、やがて、暴れ竜を大人しくさせました。
そして、二度と竜が暴れないようにこの地にお経を納めたので、経ヶ岬という名がついたそうです。
・沖から経ヶ岬を見ると、切り立った崖がまるで経本のように見えるので、船がここを通る時、安全を祈って、お経を唱えたのでこの名がついたそうです。
どちらにしても経ヶ岬の「経」はお経の「経」だったのですね。
数少ないレンズ
このレンズはどこにでもあるというものではなく、日本では他に千葉の犬吠埼、島根の日御碕、山口の角島、高知の室戸岬灯台 でしか使われていないそうです。
光源にはメタルハライドランプを使用し、その光は40キロメートル先まで届くそうです。
有名な釣りのポイント
経ヶ岬、地元では大物釣りのポイントとして有名だそうで、条件が良ければ、舟釣りでなければ釣れないような大物が日に幾たびも釣れることがあるそうです。若狭湾の潮流と日本海の海流がぶつかる絶好の場所で、水深が深いため、普通の磯ではまず釣れないような回遊魚が巡ってくるポイントになっているそうです。
舟釣りでしか釣れないような魚が磯で狙えるとは釣りファンにっては魅力でしょうね。
4.口コミ
5.詳細
■ 基本情報
- ・名称 : 経ヶ岬灯台
- ・住所 : 〒627-0245 京都府京丹後市丹後町袖志
- ・アクセス: 京都丹後鉄道 網野駅から丹海バス 経ヶ岬下車、徒歩約45分)
- ・公開日 :11月上旬
- ・電話番号: 0772-42-0323(丹後海陸交通株式会社)
- ・公式サイトURL: http://www.tankai.jp/kanko_kyougamisaki.html
美しい灯台ですが、長い距離を歩く覚悟が必要ですね。でも、歩くに値する絶景が待っているようです。
素材提供:トリップアドバイザー