長崎の自然を楽しめる名所14選。

島、半島、海岸線、河川、山……複雑な地形を持つ長崎県。その複雑さゆえに、ほかでは見られない奇妙な、あるいは偉大な景観を生んできました。その観光スポットの中から、特におすすめのスポットを選んで紹介します。

1．稲佐山

稲佐山（いなさやま）は市街地のほとんど中心にあり、ここから見る夜景は長崎観光の目玉の一つと言えます。稲佐山の山頂へは自動車やロープウェイで行くことができます。夜景も美しいですが、昼間や夕暮れ時の眺めもステキですよ！

2．九十九島

名前の「九十九」とは「多い」という意味で、実際には208の島で群島「九十九島（くじゅうくしま）」はできています。長崎県の佐世保市、平戸市にかけての北松浦半島西岸に連なるリアス式海岸の群島で、全域が西海国立公園（さいかいこくりつこうえん）に指定されています。

3．雲仙地獄

雲仙地獄は、雲仙温泉の中にある憤地帯です。30ほどの地獄が現在でも活発に活動しており、周囲には硫黄の匂いが立ち込めています。地の底から吹き出す蒸気と熱気が辺り一面を覆い尽くす光景は、恐ろしい大地のエネルギーを感じさせます。

4．道の駅 夕陽が丘そとめ

長崎県屈指の夕陽の美しさを誇るポイントと、そこにある道の駅です。晴れた日には、ここから五島列島までもが見えるとか。道の駅夕陽が丘そとめは、長崎市の北部に位置する市内で初めての道の駅で、遠藤周作文学館と隣接しています。

5．山王神社 被爆クスノキ

山王神社の二本のクスノキは、樹齢六百年と言われています。昭和20年8月に原子爆弾により被曝を受けて折れて焼かれましたが、二ヶ月後には枯れ木同然の樹木から若芽が吹き出て、その姿は戦禍の中にあった人々の心に希望を与えました。現在維持費のために募金を募集しています。

６．端島(軍艦島)

かつて海底炭鉱によって栄えた長崎市にある端島、通称軍艦島。最盛期だった1960年には人口密度が世界一に達し、小さな島には住宅の他、学校や病院、娯楽施設などが揃っていました。

しかし、その後石炭産業の衰退により1974年に閉山。しばらく立ち入り禁止となっていましたが、2009年からは、一般の方向けに「艦島上陸ツアー」を開始し、人気を博しています。当時、端島で暮らした人たちの「生活」が感じられる貴重な光景は、一見の価値アリです！
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７．轟の滝

名水百選にも選ばれている長崎県諫早市の「轟の滝」。とっても綺麗な水で、滝の周りはマイナスイオンたっぷり♡落差は約12ｍと、迫力もありますよ。

清涼感があり、夏場には特におすすめのスポットです。大自然の中にあり、近くにはキャンプ場もあるから、泊りがけで利用するのも良いですね。泳げるスペースもあるので、思いっきり大自然をまんきつしちゃいましょう！

８．雲仙岳

雲仙のシンボル的存在とも言える「雲仙岳」。平成3年の噴火で有名になりましたが、現在でも火砕流の跡などが残っており、白煙が上がっています。

仁田峠からは頂上までロープウェイで行けるので、気軽に足を運べるのが魅力。つつじや紅葉も楽しめるので、その季節に計画を立てるのも良いですね。頂上の展望台からの景色も素晴らしく、雄大な自然を眺めることができます。

９．長崎鼻

雄大な自然が広がる「長崎鼻」は、佐世保市の西側に位置する岬のこと。まるで人の鼻のような形をしているので、このような名前がつけられているのだとか。

岩場が広がる景色や、白い灯台が素晴らしい景観を作り出していますよ。お天気が良い日には、牛が放牧されるので、より一層のどかな雰囲気が楽しめます。特に何をするでもなくのんびりと過ごせ、とても静かで穴場のスポットだと言えるでしょう。

１０．生月島

平戸の最北端に位置する「生月島」は、自然豊かな美しい島！平戸本島から生月大橋を渡ってすぐに始まる「生月サンセットウェイ」から見える海や山の景色は感動的な美しさで、条件が揃えば素晴らしいサンセットを目にすることができます。

車のテレビCMで使われたことでも有名なんですよ。とにかく島全体が、昔から自然がそのまま残っているような貴重なスポット。食べ物も美味しく、一度足を運んでみる価値はアリです。

１１．島原まゆやまロード

島原まゆやまロードが通るのは、島原市の眉山と平成新山の間。平成新山は日本で一番新しい山であり、これを間近で目にできる貴重な体験ができます。

全長は8km！普賢岳や有明海も広がり、車窓には素晴らしい景色が次々と見えて、贅沢なドライブが楽しめます。カーブも少ないので、比較的安全！だけど、あまりにも気持ちが良いからと言ってスピードの出しすぎには要注意です。

１２．つがね落しの滝

つがね落としの滝は、滝つぼが無いということで知られる珍しい滝！滝の下には平たい石が広がり、勢いよく流れ落ちた滝は、そこで水しぶきをあげています。

見ているだけで気持ちが良いこの光景は、いつまでも眺めていたくなるくらい圧巻！夏場は涼しく、避暑地としても最適。水遊びもできる場所もあるので、夏場のレジャースポットとして特におすすめですよ。

１３．烏帽子岳（佐世保富士）

標高586ｍの「烏帽子岳」は、別名「佐世保富士」とも呼ばれる佐世保を代表する山です。頂上からは九十九島と佐世保の市街地が一望でき、絶景を楽しむことができますよ。道中の景色も綺麗で、山頂はとっても気持ちが良い♪

車で行くことができるので、楽にアクセスできるのも嬉しいですね。途中、スポーツを楽しめる公園もあり、1日中過ごすことも可能です。

１４．普賢岳

四季折々の自然が楽しめる「普賢岳」。しかし、噴火によってもたらされた爪跡も未だに残り、自然の素晴らしさと恐ろしさを同時に気づかされると言っても過言ではありません。

ゆっくりと登山をするのもおすすめですが、ロープウェイをりようすることも可能。展望台からの景色は素晴らしく、お天気が良い日は息をのむ美しさです。また、目の前に見える平成新山の姿は、圧巻です！！

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提供：トリップアドバイザー