Jody McIntyre
いにしえの平安時代に活躍した女流歌人達。教科書で見たことのある紫式部・和泉式部・清少納言たちが生きていたことを感じられる場所が今でも残されています。遥か遠い平安絵巻を現代からちょっと垣間見てみませんか?紫式部ゆかりの寺社・史跡
廬山寺
http://blogs.yahoo.co.jp/smile28sh/29538095.html
紫式部が住んでいた邸宅があったことでも有名な廬山寺(ろざんじ)。源氏の庭や御土居などみどころの多いお寺です。節分の行事「鬼法楽」も有名で当日は秘仏の降魔面や独鈷・三鈷が特別に公開されます。境内には紫式部の歌碑もあります。ここに刻まれている歌は紫式部が幼友達のために詠んだと言われて詠んだと言われています。めぐりあひて 見しやそれともわかぬ間に 雲がくれにし 夜半の月影
http://blog.goo.ne.jp/kimmy_v-kobe/e/85c4651b15505ec865eda2dd7600663c
■ 基本情報
- ・名称:廬山寺
- ・住所:〒602-0852 京都市上京区寺町通り広小路上る北之辺町397
- ・アクセス: 京都市営バス「府立医大病院前」下車 徒歩約5分
- ※河原町通りからは入れないので西側の寺町通りから入山できます。
- ・拝観時間: 9:00~16:00
- ・源氏庭の拝観休み:1月1日・2月1日~2月9日・12月31日
- ・電話番号: 075-231-0355
- ・料金: 大人 500円 小中学生 400円 小学生以下無料
- ・公式サイトURL: http://www7a.biglobe.ne.jp/~rozanji/
紫式部の墓
http://blog.livedoor.jp/halarai21/tag/%E5%A2%93%E5%9C%B0
紫式部の墓は島津製作所の北隣にあり、建物の合間にぽっかり空いたような入り口に案内の石碑があります。紫式部が地獄に堕ちたのを閻魔大王になった助けたといわれている小野篁(おののたかむら)の墓もあります。■ 基本情報
- ・名称: 紫式部墓所
- ・住所: 京都市北区紫野西御所田町(堀川北大路下ル西側)
- ・アクセス: 京都市バス「堀川鞍馬口」下車 北方向へ徒歩約3分
千本ゑんま堂(引接寺)
http://tahya.at.webry.info/theme/6039e59e3c.html
小野篁に由来するゑんま様が祀られている引接寺。ゑんま様は死者を天国行きか地獄行きかを決める裁判官のような役目をしているといわれ恐い顔をしていますが、これは人を三悪道に行かせないためと言われています。高さ6mの紫式部供養塔は境内の西側にあります。
http://kioto-syokai.at.webry.info/201301/article_22.html
■ 基本情報
- ・名称: 千本ゑんま堂 引接寺(いんじょうじ)
- ・住所: 京都市上京区千本通蘆山寺上ル 閻魔前町34番地
- ・アクセス: 京都市バス「千本鞍馬口」下車 南へ徒歩すぐ / 「乾隆校前」下車 北へすぐ
- ・電話番号: 075-462-3332
- ・公式サイトURL: http://yenmado.blogspot.jp/
和泉式部ゆかりの寺社・史跡
誠心院
http://akkamui212.blog86.fc2.com/blog-entry-657.html
誠心院は別名「和泉式部寺」とも呼ばれる和泉式部ゆかりの寺です。京都市内の中心地の新京極にあり、この通りは修学旅行や観光客がお土産を買い求めにくる場所としても有名です。以前は「じょうしんいん」とと呼ばれ、先代住職の頃から「せいしんいん」と呼ばれるようになりました。和泉式部は初代住職を勤めた。誠心院は和泉式部ゆかりの姿図や像などを所有しています。境内では供養塔や和泉式部縁起絵巻を見ることができます。
http://tempsera.at.webry.info/200910/img4_20.125497902058616225870.html
■ 基本情報
- ・名称: 誠心院
- ・住所: 〒604-8047 京都府京都市中京区新京極通六角下る中筋町487
- ・アクセス:阪急「河原町」駅 / 京阪「四条」「三条」駅から徒歩8分
- ・拝観時間: 7:00~19:00
- ・電話番号: 075-221-6331
- ・公式サイトURL: http://www.seishinin.or.jp/index.html
東北院 和泉式部ゆかりの「軒端の梅」
http://blogs.yahoo.co.jp/harborlight07/32552346.html
東北院は謡曲「東北」の舞台となった場所です。ひっそりとした境内では和泉式部に由来する白梅・軒端の梅(のきばのうめ)を見ることができます。■ 基本情報
- ・名称: 東北院
・住所: 〒606-8414 京都市左京区浄土寺真如町83
・アクセス: 京都市バス「真如堂前」下車 徒歩10分 / 京都市バス「岡崎道」下車 徒歩8分
貴船神社
http://blog.goo.ne.jp/noyamany/e/272ee8ea811383e4e8ace621701b8fc4
京都市内の中心部から北東方向に貴船神社があります。和泉式部は心変わりした夫との復縁を願い、貴船神社を参拝し願いを叶えたと伝えられています。和泉式部以外にも平安時代の女流歌人・赤染衛門も貴船神社を訪れています。和泉式部歌碑「もの思へば 沢の蛍もわが身より あくがれいづる 魂かとぞ見る」
http://blog.z-plus.net/?eid=287
■ 基本情報
- ・名称: 貴船神社
- ・住所: 〒601-1112 京都市左京区鞍馬貴船町180
- ・アクセス: 叡山電鉄「貴船口」から京都バス33系統「貴船」下車 徒歩5分
- ※京都バス33系統は年末・冬季平日の運休するので確認が必要です。
- ※貴船神社から貴船口まで徒歩30分(2km)です。
- ・受付時間: 9:00~16:30 (受付時間)・9:00~15:50(ご祈願)
- ・電話番号: 075-741-2016
- ・公式サイトURL: http://kifunejinja.jp/
清少納言ゆかりの寺社・史跡
京都御所(清涼殿)
http://74377763.at.webry.info/201008/article_21.html
京都御所・内裏の清涼殿は清少納言が一条天皇中宮定子に仕えていた頃過ごしていた場所です。清少納言が書いた「枕草子」や平安時代の絵巻などにも登場します。現在の清涼殿は清少納言がいた頃よりも小さくなっています。見学には申し込みが必要ですが春と秋に一般公開される時は予約なしで見学できます。■ 基本情報
- ・名称: 京都御所
- ・住所: 〒602-0881 京都府京都市上京区京都御苑3
- ・アクセス: 地下鉄烏丸線 今出川駅から徒歩5分
- ・開門時間:午前9時から午後3時30分まで (一般公開)
- ・電話番号: 宮内庁京都事務所 075-211-1211
- ・公式サイトURL: http://www.kunaicho.go.jp/
泉涌寺 清少納言歌碑
http://genjiito.blog.eonet.jp/default/2013/08/
泉涌寺(せんにゅうじ)は別名を御寺(みてら)とも呼ばれる皇室ゆかりの寺です。清少納言は晩年をこの付近で過ごしたといわれています。「夜をこめて 鳥のそら音は はかるとも よに逢坂の 関はゆるさじ」の歌碑があります。■ 基本情報
- ・名称: 泉涌寺(せんにゅうじ)
- ・住所: 〒605-0977 京都府京都市 東山区泉涌寺山内町27
- ・アクセス: JR・京阪電車「東福寺」下車 徒歩約15分
- 京都市バス「 泉涌寺道」下車 徒歩約10分
- ・拝観時間: 9:00~16:30
- ・電話番号: 075-561-1551
- ・料金: 大人 500円・大学生・高校生500円・中学生 300円・小人 300円・幼児 無料
- ・公式サイトURL: http://www.mitera.org/
誓願寺
http://blog.goo.ne.jp/kyoto2014/e/54b4febc158a03a9f5396426a8097aa4
誓願寺は京都の繁華街・新京極の真ん中にひっそりと建っています。清少納言はここで尼になり、本堂の近くに草庵を結び、後年往生をとげたと言われてます。また和泉式部もここを訪れ極楽往生してることから「女人往生の寺」とも呼ばれています。■ 基本情報
- ・名称: 誓願寺
- ・住所: 〒604-8035 京都市中京区新京極通三条下ル桜之町453
- ・アクセス: 阪急電車「河原町」駅下車 新京極通りを北へ徒歩約5分
- ・拝観時間: 9:00~17:00
- ・電話番号: 075-221-0958
- ・公式サイトURL: http://fukakusa.or.jp/
白峯神宮
http://blogs.yahoo.co.jp/kucin1126/5216910.html
白峯神宮は平安時代から名水「飛鳥井」で有名な場所で、清少納言は「枕草子」の168段で9つの京都の名水をあげています。その9つの井戸のうち所在がはっきりしていて現存する井戸のはこの飛鳥井だけです。白峯神宮では蹴鞠の奉納でも有名です。スポーツの神社としてたくさんのボールが奉納されています。■ 基本情報
- ・名称: 白峯神宮
- ・住所: 京都市上京区今出川通堀川東入飛鳥井町261
- ・アクセス:京都市バス12系統 「堀川今出川」下車 東へ徒歩すぐ
- ・拝観時間:8:00~17:00
- ・電話番号: 075-441-3810
- ・公式サイトURL: http://shiraminejingu.or.jp/
はるか遠い昔の平安時代が意外と近くに残っています。平安時代は女流作家が活躍し雅やかな平安絵巻が繰り広げられていました。京都市内の喧騒の中にあっても、ひっそりと時代を伝え感じられる場所があります。現代を離れ平安時代にタイムトリップしてみませんか。