あまり知られていませんが、上野公園内には東照宮があり、また上野公園をよく訪れる方にもあまり知られていませんが、ここには日本三大灯篭の一つ「お化け灯篭」があります。その大きさからこの名前が付きましたが、確かにこの灯篭の巨大さには度肝を抜かれます。
織田信長・北條氏政・豊臣秀吉、そして徳川家康、秀忠、家光に仕えた佐久間大膳亮勝之が東照宮に寄進した石造の灯籠です。その大きさは、高さ6.06メートル、笠石の周囲3.36メートルと通常の灯篭と比較すると非常に巨大で、その大きさゆえに「お化け灯篭」と呼ばれています。
戦国時代から徳川の世までを波乱万丈な生い立ちで生きて来た「佐久間 勝之(さくま かつゆき)」が奉納した灯籠は全部で3つあり、一つはこの上野の東照宮、2つ目は京都の南禅寺に「大灯籠」、そして名古屋熱田神宮に「佐久間灯籠」があります。これらの大灯籠を「日本三大灯籠」と云い3つとも高さが6メートルや8メートルと言ったまさに、化け物かと言いたくなるような大きな灯籠なんです。
また、日本三大灯篭の残りの二つ、京都南禅寺・名古屋熱田神宮の大灯篭も同じく佐久間勝之が奉納したものです。
この大きな灯籠は、それこそ自宅の庭に置いたらゆうに2階の屋根に届く程高いんですね。恐れ入ります。勝之の父は、織田信長に仕えていた武将だったそうで自身も、北条氏や豊臣秀吉に仕え後に徳川家康に上手くい取り入り関ヶ原の戦いや大坂夏の陣で大活躍!武将としての才覚は最高だったそうです。負けず嫌いだったようで、ここ上野の東照宮にいち早く誰にも真似できないほどの大きな灯籠を奉納したそうです。
征夷大将軍徳川家康や吉宗、慶喜を祀っている東照宮ですね。現存している煌びやかな社殿は家康の孫にあたる徳川家光が改築したものなんだそうですよ。そして上野の東照宮は死の間際に家康が「死んだ後自身の魂が末永く鎮まる場所を造ってほしい」と遺言されたので、江戸城の改築にも携わる程、築城技術に長けた藤堂高虎が上野の高虎の敷地内に創建したのだそうです。家康の偉大さが垣間見れます。
国指定重要文化財。こちらも1651年に造営されました。見どころは色々なところに施されている彫刻で、柱内外の四額面には毎晩不忍池の水を飲みに行くといわれている左甚五郎作の昇り龍・下り龍の彫刻が、上部には室町桃山時代の技術の集大成といわれる錦鶏鳥・銀鶏鳥の透彫などが美しく唐門を彩っています。
ここもまた、重厚で美しいですね。この立派な昇り龍はちょっと頭を下に向けて昇っていますが、これは偉大な人ほど頭を垂れるという気持ちから造られています。思慮深い家康ならではですね。また内側にある透かし彫りの諫鼓鳥(かんこどり)は、天下泰平の願いを込めて彫られたものです。これは中国の故事から来ている物で、政治事で誤りがあった時に鳴らす太鼓に鶏が住みつくほど太平であったと言われています。
格子模様・・・今で言うラティス柄ですね。魔を払うと言われている朱い塀は、社殿の東西南北の四方を囲み上部のある彫刻は外面と内面の両方に施されているそうです。こうした彫刻が塀全体に200枚以上もあります。とっても躍動感があって素敵ですね。これなら家康の魂は、気持よく安らぐのは間違えないでしょうね。
ここの灯籠もがっしりしていて、立派です。灯籠は全部で50基あり・・・あれ、いち・にい・さん、48基しかありませんね。社殿唐門前と参道に並んでいる銅灯篭は50基と説明版には書いてあるのですが、なぜなんでしょうね。そして石燈籠に至るとその数はなんと約280基!これにもすべて日付と奉納者の名前が刻まれています。
関東大震災でも倒れなかったなんて、やはり徳川のパワーは半端じゃないようですね。この鳥居の正式名称は「石造明神鳥居」と呼ばれるもので、平安時代後期の様式なんだとか。1680年代の後半ごろに一度は地中に埋められたそうです。50年後にはまた忠世七世の孫の酒井忠知が掘り起こして元の場所に建て直したという歴史がありますね。
東照宮を覆い見守るようにある祖木の大楠です。幹の太さが8メートルはさすがに大人でも抱えられる太さではないですね。樹齢が600年以上という事は、徳川家康が関東の江戸に移ってくる前からあったのですね。家康の江戸の改革を逐一見守ってきた楠は、家康亡き後も江戸の地東京をずっと見てきた貴重な大楠の周りは空気がひんやりしていて、なにか気持ちのいいパワーを感じます。
東照宮の鳥居の前にある広場に とても大きな 「お化け灯篭」と呼ばれている灯篭があります。
日本三大灯篭の一つで 高さ6mの石灯籠ですが あまり目立たないところにあるので 気をつけてみないと気づかない人も多いようです。上野公園に来る機会があれば ぜひ探してみるといいと思います。 京都の南禅寺・名古屋の熱田神宮の大灯籠と合せて
日本三大灯籠と呼ばれていますが、その大きさもさることながら 当時東照宮へ石灯籠を納めるには十万石以上の大名に限られており、 一万八千石の奉納者は無理をして勝手に特大の灯籠を奉納したため 切腹となってしまいました 。。。その祟りのお化けが出るとか出ないとか 。。。でもって、お化け灯篭!!
素材提供:トリップアドバイザー
お化け灯篭とは?
戦国時代から徳川の世までを波乱万丈な生い立ちで生きて来た「佐久間 勝之(さくま かつゆき)」が奉納した灯籠は全部で3つあり、一つはこの上野の東照宮、2つ目は京都の南禅寺に「大灯籠」、そして名古屋熱田神宮に「佐久間灯籠」があります。これらの大灯籠を「日本三大灯籠」と云い3つとも高さが6メートルや8メートルと言ったまさに、化け物かと言いたくなるような大きな灯籠なんです。
お化け灯篭の魅力
http://akihiro555.blogspot.jp/2014/02/blog-post_2.html
この大灯篭は、銅灯篭や石灯籠とは少し離れた大石鳥居の傍にあるため、知らないと通り過ぎてしまいます。上野東照宮が創建して間もない寛永八年には、現存の大鳥居や銅灯篭、石灯籠はまだわずかしか奉納されておらず、そんな中、佐久間勝之は他の大名らに先駆けてこの大灯篭を寄進したと言われています。また、日本三大灯篭の残りの二つ、京都南禅寺・名古屋熱田神宮の大灯篭も同じく佐久間勝之が奉納したものです。
この大きな灯籠は、それこそ自宅の庭に置いたらゆうに2階の屋根に届く程高いんですね。恐れ入ります。勝之の父は、織田信長に仕えていた武将だったそうで自身も、北条氏や豊臣秀吉に仕え後に徳川家康に上手くい取り入り関ヶ原の戦いや大坂夏の陣で大活躍!武将としての才覚は最高だったそうです。負けず嫌いだったようで、ここ上野の東照宮にいち早く誰にも真似できないほどの大きな灯籠を奉納したそうです。
お化け灯篭近辺の見どころ
東照宮社殿
http://s.webry.info/sp/bonno-darake.at.webry.info/201406/article_3.html
国指定重要文化財。1651年に造営された権現造りの建物です。金色殿とも呼ばれており、外壁の豪華な彫刻が見どころです。参道側から拝殿、幣殿(石の間)、本殿の三つの部屋がありますが、現在は文化財保護の為、社殿内は非公開とされています。征夷大将軍徳川家康や吉宗、慶喜を祀っている東照宮ですね。現存している煌びやかな社殿は家康の孫にあたる徳川家光が改築したものなんだそうですよ。そして上野の東照宮は死の間際に家康が「死んだ後自身の魂が末永く鎮まる場所を造ってほしい」と遺言されたので、江戸城の改築にも携わる程、築城技術に長けた藤堂高虎が上野の高虎の敷地内に創建したのだそうです。家康の偉大さが垣間見れます。
唐門
ここもまた、重厚で美しいですね。この立派な昇り龍はちょっと頭を下に向けて昇っていますが、これは偉大な人ほど頭を垂れるという気持ちから造られています。思慮深い家康ならではですね。また内側にある透かし彫りの諫鼓鳥(かんこどり)は、天下泰平の願いを込めて彫られたものです。これは中国の故事から来ている物で、政治事で誤りがあった時に鳴らす太鼓に鶏が住みつくほど太平であったと言われています。
透塀
http://tokyo-kanko-taxi.blogspot.jp/2015/02/ueno-toshogu-shrine.html
国指定重要文化財。こちらも1651年に造られました。菱格子の向こう側が透けて見えるので「透塀」と呼ばれています。 社殿を囲むようにめぐらされており、上段には野山の動物と植物、下段には海川の動物が極彩色で美しく彫られています。格子模様・・・今で言うラティス柄ですね。魔を払うと言われている朱い塀は、社殿の東西南北の四方を囲み上部のある彫刻は外面と内面の両方に施されているそうです。こうした彫刻が塀全体に200枚以上もあります。とっても躍動感があって素敵ですね。これなら家康の魂は、気持よく安らぐのは間違えないでしょうね。
銅灯篭
国指定重要文化財。諸大名から奉納されたもので、全部で48基あります。中でも藤堂高虎が寄進したものが一番古いもので、また唐門近くの6基は紀伊・水戸・尾張の徳川御三家より2基ずつ寄進されたものです。形も様々で、銘文が読めるものもあるので、一つ一つ見て回るのも楽しいかもしれません。ここの灯籠もがっしりしていて、立派です。灯籠は全部で50基あり・・・あれ、いち・にい・さん、48基しかありませんね。社殿唐門前と参道に並んでいる銅灯篭は50基と説明版には書いてあるのですが、なぜなんでしょうね。そして石燈籠に至るとその数はなんと約280基!これにもすべて日付と奉納者の名前が刻まれています。
大石鳥居
国指定重要文化財。1633年に江戸幕府の老中・大老を務めた酒井忠世が奉納したものです。石材には備前の御影石が使用されており、その旨が足元に刻まれています。 基礎工事がしっかりされているためか、 関東大震災の折にも少しも傾かなかったという話は有名です。関東大震災でも倒れなかったなんて、やはり徳川のパワーは半端じゃないようですね。この鳥居の正式名称は「石造明神鳥居」と呼ばれるもので、平安時代後期の様式なんだとか。1680年代の後半ごろに一度は地中に埋められたそうです。50年後にはまた忠世七世の孫の酒井忠知が掘り起こして元の場所に建て直したという歴史がありますね。
大楠
http://blog.livedoor.jp/sadosado_4hi/tag/%E4%B8%8A%E9%87%8E%E6%9D%B1%E7%85%A7%E5…
御神木の大楠です。上野の祖木と言われている木で、樹齢は600年以上とも言われています。 幹の太さは8メートル以上、高さも25メートルを超える上野公園一の大きさを誇ります。東照宮を覆い見守るようにある祖木の大楠です。幹の太さが8メートルはさすがに大人でも抱えられる太さではないですね。樹齢が600年以上という事は、徳川家康が関東の江戸に移ってくる前からあったのですね。家康の江戸の改革を逐一見守ってきた楠は、家康亡き後も江戸の地東京をずっと見てきた貴重な大楠の周りは空気がひんやりしていて、なにか気持ちのいいパワーを感じます。
訪れた人の声
日本三大灯篭の一つで 高さ6mの石灯籠ですが あまり目立たないところにあるので 気をつけてみないと気づかない人も多いようです。上野公園に来る機会があれば ぜひ探してみるといいと思います。
日本三大灯籠と呼ばれていますが、その大きさもさることながら
http://kazemachit.exblog.jp/7980333
■ 基本情報
- ・名称:お化け灯篭(上野東照宮)
- ・住所:東京都台東区上野公園9-88
- ・アクセス:JR上野駅 公園口より徒歩5分
- 京成電鉄上野駅 池之端口より徒歩5分
- 東京メトロ千代田線 根津駅2出口より徒歩10分
- ・営業時間:9:00~16:30
- ・定休日:なし
- ・電話番号:03-3822-3455
- ・料金:無料
- 但し、透塀の内側に入る場合は拝観料がかかります
- (社殿・大楠は透塀の内側になります)
- 大人(中学生以上)\500 小学生\200 団体(20名以上)\400
- ・所要時間:東照宮全体で1時間~2時間
- ・オススメの時期:年中
- ・公式サイトURL:http://www.uenotoshogu.com/
素材提供:トリップアドバイザー