福島の会津若松市で雨でも楽しめるおすすめ観光スポット５選。人気スポットを厳選して紹介

福島県の会津若松市は古い歴史を持つ城下町です。雨が降ると町の散策は難しいかもしれませんが、雨でも会津若松を感じられる人気スポットをご案内します。

１．会津若松城（鶴ヶ城）

会津若松城は鶴ヶ城とも呼ばれており、会津若松市に行ったら皆かならず訪れる、会津若松市のシンボル的なスポットで、白壁と赤い瓦の美しいお城です。

お城の中は城下町や当時使われていた物などの展示があり、火縄銃を持ってみる体験や、お殿様の気分で座ってみたり、天気のいい日には、最上階から会津の町や、遠くの山を見渡すことが出来ます。他にも、お城の内部はフロアによって、色々なコンセプトに分かれて作られているので、お城好きでなくても楽しめるスポットです。

２. 会津さざえ堂

会津さざえ堂は会津若松市の飯盛山にある、高さ16・5ｍの六角三層のお堂です。造られた当時、中には西国三十三観音像があり、このお堂の中だけで三十三観音参りが出来る場所でした。

ここを訪れた人が驚くのが、どんなに人が多くても、なぜか中が渋滞しない事です。これは上りと下りがうまい事別の通路になっているので、スムーズに進む事が出来るとても不思議な構造になっているからです。世界的にも珍しい建築方式で、国の重要文化財に指定されています。

３．造り酒屋末廣　

造り酒屋末廣では古くからの酒蔵の中を見学したり、お酒の造り方を学んだり、試飲出来たりと、お酒好きにはたまらない場所になっています。

無料の見学コースでは、工夫を凝らし造られた「蔵」の中を見学し、酒米や酒造りの道具などの説明をしてもらえ、酒蔵カフェでは仕込みにも使われている美味しい水でいれられたコーヒーや、大吟醸を使って作られたケーキなども楽しむ事が出来ます。ショップでは、末廣酒造の直売店ならではの商品が購入でき、無料で試飲もさせてもらえます。

４．白虎隊記念館

白虎隊記念館は、会津藩と白虎隊の悲劇を正しく伝えていきたいという思いで作られた記念館で、資料やジオラマなどが展示してあります。

記念館は白虎隊の墓地のある、飯盛山へ登る道の途中にあり、中は白虎隊の資料を中心に会津藩・新選組・に関する衣服や写真、絵や、西軍が使用していた砲・武器など、約12.000点が展示してあります。まだ10代の若者たちが藩主に忠誠を誓い、争いに巻き込まれ、そして自ら死を選んだ悲しい歴史を学ぶことが出来ます。

５．会津武家屋敷

会津武家屋敷は総合ミュージアムパークになっており、約2400坪の広大な敷地があり、建築面積は280坪・38室もの部屋に分かれています。

各部屋には調度品や、ジオラマで当時の様子を感じる事ができ、資料館や、着物などの展示・茶室・藩で使用されていた精米所・工房・美術館があります。体験館では伝統ある「赤ベコ」の絵付けや、起上り小法師、ガラスの絵彫りなどの体験が出来ます。