山形の花畑へ行きたい！四季でいろいろ♪山形の花の名所6選

雪国のイメージがある山形ですが、県内には花の名所もたくさんあります。気温がいっきに上がる初夏から秋にかけては、色とりどりの花々が県内各地の花の名所で咲き誇ります。そんな山形県の花の名所のうち、おすすめの６ケ所を紹介します。

1.月山八合目　弥陀ヶ原

山形県の中央部にある月山への登山道は、鶴岡市側と西川町側の２箇所あります。弥陀ヶ原は鶴岡市側の登山道のちょうど入り口にあたり、鶴岡市側は月山の八合目まで車で行くことができます。

弥陀ヶ原は、月山の八合目まで車で行くことができることから、比較的楽に数多くの高山植物を観賞できる場所です。この付近は標高1,400mのなだらかな湿原になっており、ニッコウキスゲやミズバショウなどの高山植物が可憐な花を咲かせています。
 

2.あつみ温泉ばら園

あつみ温泉は、鶴岡市の南側の海沿いにある温泉街です。歴史は古く、江戸時代には鶴岡にいた庄内藩主の湯治場といなっていました。温泉街を見下ろす熊野神社境内が、バラ園となっています。

敷地内には、約90種、3,000本のバラが植えれています。バラが植えられた敷地から温泉街を見渡すことができることから、あたみ温泉の風情を感じられる場所にもなっています。温泉街とバラをバックに、記念撮影の場所としてもお勧めです。

3.寒河江公園 つつじ園

寒河江市は、山形市の北西にある市です。この寒河江市の市街地中心部にある長岡山は、寒河江公園として整備されており、長岡山の北東の斜面一面がつつじ園となっています。

つつじ園としては、東北地方では最大の敷地内には、９種類、約３万２千株のつつじが植えられています。斜面に植えられたつつじ園の散策路からは、寒河江市の市街地とその向こうに蔵王連峰を望むことができます。

4.川西ダリヤ園

米沢市の西に位置する川西町にあるダリア園は、観光ダリヤ園としては日本最大の規模を誇ります。
約4ヘクタールの敷地に、650品種、約10万本のダリヤが植えられています。ダリヤの花を8月から11月初旬まで鑑賞することができます。

ダリア園自体は川西町の市街地近くにあるのですが、幹線道路から外れた場所にあるので、予め場所を確認してから行かれることをお勧めします。

5.どんでん平ゆり園

飯豊町は置賜盆地の西側に位置しており、北西側に朝日連峰、南側に飯豊連峰が連なっています。そして、朝日連峰に連なる飯豊町の田園地帯を見下ろす場所に、どんでん平ゆり園があります。
東日本最大約７ヘクタールの敷地に、多品種約５０万本のゆりが植えられています。ゆりの花の開花時期は６月中旬から７月中旬だけです。この時期だけのゆりの咲き競う、美しい花園が楽しめます。

どんでん平ゆり園がある場所は、市街地から遠く、幹線道路からも外れているので、予め場所を確認してから行かれることをお勧めします。

6.東沢のばら園

村山市は、山形市の北に位置しており、村山駅は山形新幹線の停車駅にもなっています。この村山駅東側の市街地を抜けた場所に、東沢公園にあるバラ園です。ここは、平成13年に、全国のバラ園で唯一、環境省から「かおり風景100選」の認定を受けています。

約7ヘクタールの広さの園内には、世界各国の約750品種、2万株余りのバラが植えられています。バラが満開になる６月下旬から７月上旬には、園内がバラの甘い香りに包まれます。





山形県にある花の名所６箇所を紹介してきました。山形県には、他にも花が自慢の公園が他にもあります。山形にいらした際には、ぜひ季節にあった花の名所にもお越しください。