http://www.dezeen.com/2015/06/24/lowline-launch-kickstarter-campaign-underground…
誰もが憧れる大都会、アメリカのニューヨーク。このきらびやかな街に、なんと地下公園が誕生します!地下に緑あふれる公園があり、たくさんの人がそこで安らかな時間を過ごす…こんな夢のようなことが現実になるのは、決して遠い未来ではないんです!2018年完成予定!ニューヨークに地下公園ができる!
2011年に企画されたこの計画は、ロウライン・プロジェクトと呼ばれています。建設場所は、ニューヨーク市にある1948年以降使われていない廃駅「ウィリアムスバーグ・トローリー」の跡地。
https://www.fastcoexist.com/3054274/the-lowline-new-yorks-first-underground-park…
この計画の立案者は、NASAでの勤務経験もある建築家ジェームズ・ラムジー氏とソーシャル・イノベーション・ネットワーク「ポップ・テック」のダン・バラシュ氏です。季節を問わず緑が楽しめる、しかも地下なので天気の心配もいらない…その発想には頭が下がります。
地下に緑がいっぱいの公園…一体どうやって?
http://www.fastcodesign.com/1669107/make-way-high-line-former-nasa-engineer-kick…
でも、地下で植物を育てられるなんて不思議ですよね。いったいどのような仕組みなのでしょうか。 その秘密は、最新のソーラー技術にあります。地上には太陽光取集装置を設置し、光を採取します。そしてその光をファイバーケーブルを使って地下に運ぶことで、植物の光合成に必要な太陽光を地下に届けます。
このシステムの嬉しいところは、紫外線が軽減されるため人間の体への害が少ないところ。植物にも人間にも優しいなんて最高ですね。
ニューヨーク市の活性化に貢献?地下公園の可能性とは
長期間放置された地下スペースの利用法には、様々な選択肢がありました。商業スペースにする案もあった中、多くの市民が支持したのはこの地下公園。ニューヨーク市は、この地下公園をただの公共スペースとは捉えていません。イノベーションや地域貢献、教育、若者育成などたくさんの可能性を秘めた場所だと認識しています。
新しいアイデアがこのように現実になるのは、ニューヨークだからこそ。地下公園がニューヨークの活性化に一役買うことに期待大ですね。
週末に訪れたい♡完成予想モデルがすでに大人気!
http://www.fastcodesign.com/1669107/make-way-high-line-former-nasa-engineer-kick…
地下公園に使用する技術を実際に試しているラボ、興味ありますよね。実は、その場所は一般にも無料で公開されているんです!地下公園ロウラインをの完成予想モデルでもあるラボ、その名もロウライン・ラボです。 2015年10月に作られてから、すでにニューヨーク市民に大人気。学校の生徒たちが課外活動で訪れることもあります。こちらは2017年3月まで営業予定です。一体営業終業までにどれだけの人が訪れるのでしょうか…機会があればぜひ訪れてみたいですね。
■ 基本情報
- ・名称: ロウライン・ラボ
- ・住所:140 Essex St(bet Rivington and Stanton Str)
- ・アクセス:J、M、F各線のDelancey Street / Essex Street駅
- ・営業時間: 午前10時〜午後4時
- ・営業期間: 2016年3月までの土日
- ・公式サイトURL: www.thelowline.org/
海を越えても行ってみたい?地下公園がみんな気になってる!
そこはかとなく、博物館っぽくもあり、SFっぼくもあるのがステキ。でも、ニューヨークだからなんだろなw
— mog (@jadoes) 2016年7月29日
ナニゲに都内のデパートとかで、こんな感じのフロアありそう。
▼世界初、ニューヨークに誕生する「地下公園」がかっこいい(画像集) https://t.co/I68AvZun6C
ニューヨークの地下公園、気になる…
— macdogasia (@macdogasia) 2016年7月19日
— NOIZE(ノイズ) (@NOIZE_1991) 2016年7月19日
NYに建設予定の地下公園とても気になる pic.twitter.com/5H4bxdwFAu
この革新的な地下公園が気になるという人がたくさん!完成したら、ニューヨークの観光名所になるかもしれませんね。
この地下公園のニュースを受けて、日本にも同じようなものができるのではないかという意見も。確かに、土地が足りていない日本の都会では地下開発が飛躍的に進んでもおかしくないですね。近い将来、日本にも地下公園ができるかもしれない…想像するだけでワクワクしますね♪
市民も心待ち♡超最先端の公園に期待大
地下公園ロウラインの魅力は、決して新しいというだけではありません。様々な目的で使用することができることに加え、廃墟の有効活用のモデルにもなります。さらに、東京のような人口密度の高い都市に問題解決のヒントを与えてくれるかもしれません。■ 基本情報
- ・名称: ロウライン
- ・場所: トロール電車の地下ターミナル「ウィリアムズバーグ・トローリー・ターミナル」の跡地
- ・アクセス:ロウアー・イーストサイドのDelancey Street駅の東端の地底、Essex Street駅(J、Z各線)
ロウライン・ラボがすでに大人気なところをみると、地下公園も大成功する気がしてなりませんね。高層ビルが立ち並ぶ都会はとても素敵ですが、それでもやっぱり豊かな自然は魅力的。2018年には、ニューヨークの街がより一層注目を浴びる街になるかもしれません。
素材提供:トリップアドバイザー