奈良マラソンのことが分かる23個のこと。奈良の魅力を感じるコースを楽しもう！

奈良公園や平城京跡など、観光スポットがたくさんある奈良ですが、観光の仕方の一つに奈良マラソンがあります。マラソンで走りながら奈良の景色・町並みを楽しめるので非常におすすめです。今回はそんな奈良マラソンの魅力についてまとめました。

奈良マラソンとは？

毎年開催されている奈良の町中を走るマラソン大会です。フルマラソンに比べると気軽に参加できるコースで、早い人は1時間かからずに完走してしまいます。2015年は12月12日（土）と13日（日）に開催される予定でエントリーした人は日々練習に励んでいますね。

奈良の町を見ながら走れるため、奈良観光をしている気持ちでマラソンできます。バスやタクシーで観光するのとはひと味違った奈良観光ができるのでとても楽しめます。

奈良マラソンの沿革

第一回の奈良マラソンは2010年12月に開催され、その後1年毎に毎年12月に開催されています。コースは基本的に変わりなく、奈良マラソンが開催されてから今年2015年が6回目の開催となります。参加者も少しずつ増えてきて、日本人だけでなく外国人からの人気も高いです。

開催前に何度かテストランニングや試走ができるので、タイムを気にする方やコースを覚えたい方にとっても嬉しいものです。気軽に参加することもできるのでぜひ試走も挑戦しましょう。

奈良マラソンの概要

奈良県や奈良市、天理市も共催しており、気軽に参加できる3kmジョギングとフルマラソンの42.195km、10kmマラソンが開催されます。コースによって定員が異なっており、ある程度年齢制限もあります。それでも多くの方が参加できるようになっているのでとても楽しめます。

コース

フルマラソンと10kmマラソンは、奈良市鴻ノ池陸上競技場スタートして奈良市や天理市を回ります。3kmジョギングは特設コースを走るので、初めて参加する方は10kmや3kmジョギングから初めて見ると良いでしょう。フルマラソンより気軽に参加できて奈良の町を見る余裕もあるでしょう。

10kmとなると少し体力的にきつい所もありますが、制限時間90分以内に走りきれれば良いのでそこまで厳しくはありません。3kmジョギングでも45分あるので、走るのが苦手な方は3kmジョギングから参加しても良さそうです。

参加資格

フルマラソンは日本陸上競技連盟登録者かどうかも関係しますが、平成9年以降に生まれた方は参加できます。3kmジョギングならば小学生からも参加できるので親子で一緒に走ることもできそうです。初めて参加する方であれば、3kmジョギングでも十分楽しめます。

小学生から参加できますが、できれば完走できるように最低限練習していたほうが満足できるはずです。参加賞としてTシャツやタオルもあるので、やはり完走して参加賞を受け取りたいですね。

表彰

表彰として、優勝者や上位入賞者が公式サイトに記載されます。ゴールした時の写真と指名がPDFファイルで公開されるので、ランナーとしての功績を残したい方にとっては貴重なチャンスかもしれません。参加者10000人くらいのマラソンなので、達成感も大きいでしょう。

主にフルマラソンの上位入賞や優勝が目立ちますが、10kmマラソンや3kmジョギングでも1位でゴールできればやはり目立ちます。がんばって上位を目指してみてください。

発着点となる「奈良市鴻ノ池陸上競技場」とは？

野球場やテニスコート、陸上競技場が揃っている運動公園のような施設で、各種大会もよく開かれる施設です。日常的に多目的広場でのんびり散策するのも良いスポットです。奈良マラソンでも自然がたくさん多く、景色を見ながら楽しむのもよいでしょう。

3kmジョギングに参加するくらいであれば、緑の丘などでのんびり待機することもできそうです。スポーツを思いっきり楽しめる場所としてぜひ普段から利用してみたいですね。

申し込み方法は？

申し込み、いわゆるエントリーにはいくらか枠があります。定員は走るコースによって決まっており、県民かどうかでもエントリー枠があります。ここでは奈良マラソンの参加枠についてまとめておきますので、参加したい方は是非チェックしてみてください。（http://www.nara-marathon.jp/guidelines.html）

奈良県民枠

フルマラソンにのみ奈良県民枠と一般枠があります。県民枠は2000人、一般枠は9000人、抽選枠が1000人います。奈良県に住んでいる方は一般枠でも参加できるので、枠が埋まってしまった方は枠を気にせずにエントリーしても良いでしょう。

参加料は8200円で、参加賞はTシャツです。42.195kmのフルマラソンなのでぜひチャレンジしてみてください。制限時間も6時間なので、しっかり走れればなんとか完走できるかもしれませんね。

一般枠

フルマラソンの一般枠は9000人、10kmマラソンや3kmジョギングは枠はなく参加できます。フルマラソン以外は主に先着順なので、申し込みをするならば早めにしておきましょう。参加費もかかるので計画的に参加しましょう。

初めての方は3kmジョギングくらいが気軽に参加できてちょうどよいでしょう。参加費も1500円とお手頃なので自分試しにも良さそうです。

定員はあるの？

奈良マラソンには定員が決まっており、フルマラソンは12000人、10kmマラソンは4000人、3kmジョギングは1500人が定員です。先着順の枠と抽選枠があり、よほど遅れてエントリーしないかぎり先着順で参加できるはずです。

フルマラソンと10kmマラソンは参加賞がTシャツなので、足に自身があってTシャツが欲しい方は10kmマラソンも挑戦してみましょう。重複してエントリーするのはできるだけ避けて、多くの方が参加できるようにしましょう。

ニックネーム入りナンバーカードとは？

ニックネームが記載されるナンバーカードは、エントリーするときのRUNNETから申し込めます。有料500円で、自分のニックネームを付けて走れるので10kmや3kmジョギングをもっと楽しめそうですね。グループで参加できるときにも良さそうです。

仲間と一緒、家族と一緒に参加する場合には特におすすめの仕組みですね。ランニングやジョギングへのモチベーションを上げるためにも活用できそうです。

制限時間はあるの？

奈良マラソンにも制限時間はあります。フルマラソンでは6時間、10kmマラソンは90分、3kmジョギングは45分に設定されています。制限時間内にできるだけ完走できるようにしたほうが良いですが、時間は比較的ゆとりある時間なので、マイペースに走っても問題なさそうです。

車いすや目の見えない方も参加できるので、もし参加している時に見かけたら声をかけて一緒に走って楽しむのも良いでしょう。

奈良マラソンに参加するまでの流れは？

参加を検討している方はまずホームページ（http://www.nara-marathon.jp/entry.html）からアクセスしてエントリーしましょう。エントリーにはRUNNETに会員登録する必要があるので、事前に登録しておきましょう。6月頃にはインターネット申し込みが開始されます。

11月頃には既に申し込みがいっぱいになってしまうので、とにかく早いエントリーが重要です。開催初日に全種目の受付があるので、出走日ではなく初日に必ず現地入りして受付を済ませるのを忘れるようにしましょう。

奈良マラソン会場へのアクセス方法

奈良マラソンが開催される奈良市鴻ノ池陸上競技場へは、近鉄奈良駅からは1.6km、JR奈良駅からは2.4kmあります。奈良公園や平城京跡の中間ほどにあるので、地理的にわかりにくい場所にあるわけではありません。徒歩でもタクシーでも気軽に行けるでしょう。

新大宮駅など他にも色々なアクセス方法がありますが、奈良駅を中継したほうがバスなども直通なので便利です。余裕のある方は走って競技場まで行くのも良いかもしれません。

交通規制はあるの？

奈良公園と平城京跡をつなぐ道などが交通規制されます。時間によって規制されたり解除されたりするので参加者も一応チェックしてみると良いでしょう。近隣の方にとっては時間によって不便な時間帯もできてしまいますが、みんなで安全な大会に出来るよう参加者一同協力しましょう。

奈良マラソンの交通規制に関する情報は公式サイト（http://www.nara-marathon.jp/trafficcontrol.html）で確認できるので、事前にしっかりチェックしましょう。走るコースの参考にもなるでしょう。

ボランティアは募集してるの？

奈良マラソンの運営は主にボランティアによって成り立っています。各関所やゴール、給水所などでサポートをしてくれるのがボランティアで、コースを整えたり、安全をチェックしてくれるので走る人にとっても重要な存在です。募集は主に7月、8月にされています。

コチラの詳細もサイト（http://www.nara-marathon.jp/volunteer.html）に掲載されており、個人でも団体でも参加できます。走るだけでなく、ボランティアとして参加して奈良マラソンを楽しむのも良いでしょう。

奈良マラソンEXPOって？

奈良マラソンのランナーや応援者にとっての楽しみの場でもあるお祭り屋台のようなイベントです。奈良の特産物や食事販売、物販などもあるのでこちらを楽しむのも良いでしょう。参加が既に終わった方でも奈良マラソンEXPOで食事をしたり、お買いものをしたりして楽しめます。

ちょっとした展示や物販があるので奈良マラソンの見どころの一つです。競技場のメイン会場の近くにあり、ほぼ1日やっているのでとても便利に利用できます。

近隣の観光スポット

奈良マラソンが開催される競技場の近くのスポットは、マラソンと一緒に楽しむのにおすすめです。奈良公園が近いので、その周辺が特にスムーズに見て回れます。ココでは、奈良マラソンの競技場からも訪れやすい観光スポットをまとめてみました。

聖武天皇陵

奈良時代の天皇や皇族が眠っているお墓で、多聞城跡の近くにあります。競技場からは徒歩で10分もかからずに行けるのでちょっと気になった方でも訪れられます。走れば5分くらいで見に行けてしまうのでかなり近いです。天皇陵が見られる場所は少ないので特におすすめ。

元明・元正天皇陵がよく知られている場所です。このスポットまで行ったならば、ついでに奈良公園の東大寺まで行ってしまってもよさそうです。

東大寺

奈良公園の西側にあるスポットで、競技場からも訪れやすい場所です。奈良公園の観光スポットとしても有名な場所で奈良マラソンの待ち時間などに行って帰ってくることもできます。フルマラソンでは長くて6時間猶予があるので、その間に奈良公園くらいは一周できるかもしれません。

この東大寺も聖武天皇に関するスポットなので、関連する観光地としてもおすすめです。写経や写仏を体験することもできるので、時間が余っている時には有意義に過ごせそうです。

奈良公園

奈良公園といえばやはり鹿。東大寺まで訪れれば行くしかありません。公園内で寝そべったり、気ままに歩いている鹿を見るのも貴重な体験になるでしょう。鹿せんべいをあげれば鹿と戯れることもできるので親子で一緒に楽しむのも良さそうです。

公園内の敷地は比較的広いため、少し散策したり、ジョギングしたりして東大寺側から春日大社を目指すと良いでしょう。国の名勝にも指定されているので、心落ち着かせられるはずです。

春日大社

神様が鹿に乗って現れたと言われている場所で、平城京や国の繁栄を願って建てられたそうです。全国に1000近くある春日大社の中心的な社で、やはり奈良を訪れたら見ておきたい場所でしょう。奈良マラソンを楽しみに来ている方はこの春日大社を折り返し地点にするとちょうどよいでしょう。

3kmジョギングや10kmマラソンで体力が余っている方はぜひ周辺観光も楽しんでみてください。奈良をさらによく知って思い出に残る時間に出来るはずです。

奈良マラソン走るけど京都マラソンも走るぞ～

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