Kentaro Ohno
御成門駅とは?
周辺には東京メトロ日比谷線の「神谷町駅」、JR山手線・京浜東北線、東京モノレールの「浜松町駅」、都営地下鉄浅草線・大江戸線の「大門駅」などがあります。東京の風景を感じながらの散策ができる、おすすめのエリアです!
御成門駅(おなりもんえき)は、東京都港区西新橋三丁目にある地下鉄の駅です。ちょうど、東京タワーの東側の大通り、日比谷通りの地下にあり、都営地下鉄三田線の駅として昭和48年に開業しています。駅の名前の由来は、駅のある場所が昔の増上寺の敷地の北端にあたり、徳川将軍家専用の参詣門があったことから、その門の名前が使われました。なお、東京タワーまでの距離は、反対側にある赤羽橋駅の方が近いのですが、芝公園にも近い駅として観光にも最適な駅です。
乗り入れる路線
都営地下鉄 都営三田線
三田・白金高輪・目黒・東急線方面日比谷・巣鴨・西高島平方面
この駅に乗り入れている路線は都営地下鉄三田線のみで、東京都品川区の目黒駅から板橋区の西高島平駅までを結ぶ地下鉄の路線です。目黒駅から東急電鉄の目黒線に乗り入れており、終点の日吉駅まで繋がっています。都内北の高島平周辺の住宅地や、目黒駅の南の住宅地などから都心への通勤や通学に使われる路線です。また、東京タワー、皇居前広場、東京ドームといった東京を代表する観光スポットを繋いでいます。
時刻表
日中はおおよそ6分に1本程度の間隔で列車が発着しています。始発と終電の時間帯は本数が少なくなります。また、各駅停車や急行などがあり、それぞれ停車駅が異なりますのでご注意下さい。時刻表へのリンクもご参考になさって下さいね。
都営三田線 御成門駅 時刻表
都営三田線は東急目黒線に接続していることから、目黒駅方面の列車は日吉駅や武蔵小杉駅まで行きます。なお、一部の列車は白金高輪までしか行かないので注意してください。また、西高島平駅方面は、ほとんどが西高島平駅行きですが、一部は手前の高島平駅までしか行きません。なお、三田線は、利用者の多い朝のラッシュ時には、3分に1本もの列車が通ります。そして、東急目黒線内は急行運転する便もありますが、三田線内は各駅に停車しています。
1日の平均利用者数
東京都交通局によると、2013年度の1日平均乗降人員は40,755人とのことです。乗り換え駅ではない御成門駅を利用する人の数には、近年は大きな変化はありません。隣りの内幸町駅などとほぼ同じ利用者数になっています。近くに港区役所や東京慈恵会医科大学などもあり、通勤や通学で多くの人が利用しています。なお、御成門駅の改札は地下に2ケ所あり、6ケ所お出口で地上に繋がっています。特に、内幸町駅側の改札は広くなっており、こちら側にはエレベーターで地上と接続する出口もあります。
周辺観光スポット
新しいものと古いものが混在していて見どころの多い御成門周辺ですが、ここでは代表的な3つのスポットをご紹介します♪東京タワー
夜のライトアップは祝日や季節のイベント(クリスマスなど)ごとにカラーやデザインが変わることがあります。とても貴重な機会なので要チェックです!
行き方は、まず芝公園駅側の改札を出て、A1出口から地上に出てください。すぐ目の前に日比谷通りと東京プリンスホテルに繋がる道路の交差点に出ます。ここからホテル側に歩くと、建物の向こうに東京タワーが見えてきます。そして、そのまま道なりに歩けば東京タワーに着きます。東京タワーは、1958年に完成した電波塔で、今も地上デジタル放送やFM放送を発信しています。
芝公園
こちらは駅から徒歩2分。明治6年の太政官布達によって、上野、浅草、深川、飛鳥山と共に芝の5カ所が日本で最初の公園として指定され、現在も日本で最も古い公園の一つとして残されています。野球場やテニスコートがあるほか、園内にはクスノキ、ケヤキ、イチョウなどの大木がところどころにあります。また、春の桜の時期にはお花見で賑わうなど、四季折々の花木を楽しめる公園です。園内からは東京タワーを望むことができます。
元々は増上寺の境内でしたが、宗教色のない都立公園として遊具や野球場などの運動施設などが設けられました。そのため、今は公園の敷地が増上寺を取り囲む形になっています。地下鉄三田線が下を通る日比谷通りに面した広い公園で、公園の北側には御成門駅があり、公園の南側は隣りの芝公園駅まで広がっています。そして、芝公園は周辺の地名にも使われており、芝公園駅の住所は港区芝公園四丁目になっています。
増上寺
駅から徒歩3分、1393年に創建された浄土宗の寺院です。数々の重要文化財と東京都指定有形文化財を有しているほか、徳川将軍15代のうち6人(秀忠、家宣、家継、家重、家慶、家茂)が葬られていることでも知られています。背景に東京タワーがそびえたつロケーションで、外国人観光客にも人気のスポットです。増上寺は昔は別の場所にありましたが、徳川家康が江戸城を建造するのに合わせて、1598年に今の場所に移されました。江戸時代を通じて徳川家の菩提寺として栄えましたが、明治時代には規模は縮小し境内のかなりが芝公園になりました。さらに、空襲により徳川家霊廟や五重塔などが焼失しています。それでも、境内には戦災をまぬがれた重要文化財の三解脱門(さんげだつもん)などを今も見ることができます。
周辺の口コミ・写真
続いて近くの芝公園へ。 東京タワー駐車場から 芝御成門周辺を散策しました。 増上寺枝垂桜