http://www.ashinari.com/
埼玉県の中西部に位置し、外秩父の山に囲まれた盆地の様子が京都を連想させることから、”武蔵の小京都”とも呼ばれているのが小川町です。
そんな小川町へ訪れたら行ってみたいスポットをご紹介させていただきます。
1.埼玉伝統工芸館
館内には”紙すき”の設備もあり、職人さんたちによる紙すきの実演が見られるほか、紙すきの体験をさせてもらうこともできます。
また、毎月いくつかのテーマの伝統工芸の実演や体験、特別企画展なども行われていますので、内容をあらかじめホームページなどで確認してからお出かけになるのが良いかと思います。
併設している道の駅では特産品などの販売のほか、食堂がありますので昼食などを取ることもできます。
私設の屋外広場で農産物販売などのイベントもよくやっているのですが、道の駅としては駐車場が小さいですから、休日で人気がありそうなイベントを催しているときは、早めにお出かけになった方が良いかもしれません。
■ 基本情報
- ・名称 : 埼玉伝統工芸館
- ・住所 : 〒355-0321 埼玉県比企郡小川町小川1220
- ・アクセス: JR八高線/東武東上線 小川町駅から車で約6分
- ・営業時間: 9:30~17:00(入館は16:30まで)
- ・定休日 : 月曜日(祝祭日の場合は翌日)、年末年始
- *詳細はホームページ等でご確認ください
- ・電話番号: 0493-72-1220
- ・料金 : 大人 300円、小・中学生 150円
- ・所要時間: 20分
- ・公式サイトURL:
2.東秩父村和紙の里
タイトルが小川町なのに”東秩父”ってなんだよ!と思われるかもしれませんが、車で出かけていれば小川町から比較的近いところにあるのが「東秩父村 和紙の里」です。「東秩父村 和紙の里」は、数軒の古民家風の建物と美しい庭からできていて、その名前のとおり紙すきやその体験ができるところや、地域の文化に関する資料を展示しているコーナー、美味しい蕎麦を食べられる食堂などからなっています。
そして紙すきの体験だけではなく、そば打ちの体験もできてしまうのです。
道路に面した駐車場から入ると、すぐ左手の家屋では和紙製品や地域の特産品などを販売しています。
営業妨害をする気はさらさらないのですが、私は小川町に出かけて何か買いたくなると前出の道の駅よりも和紙の里へ行く方が多いです。手頃で気のきいた品が揃っていると思います。
こちらへ行って混雑していた記憶がないので、意外と穴場なのではないでしょうか。
■ 基本情報
- ・名称 : 東秩父村 和紙の里
- ・住所 : 〒355-0375 埼玉県秩父郡東秩父村大字御堂441
- ・アクセス: JR八高線/東武東上線 小川町駅から車で約15分
- 小川町駅から路線バスあり
- ・営業時間: 9:00~16:00(体験は15:00まで)
- ・定休日 : 月曜日(祝祭日の場合は翌日)
- ・電話番号: 0493-82-1468
- ・料金 : 紙すき体験:約300円~
- ・所要時間: 15分~(体験除く)
- ・公式サイトURL: http://www.washinosato.co.jp/
3.吉田家住宅
「吉田家住宅」は国の重要文化財に指定されている古民家で、建築されたのは徳川幕府8代将軍・吉宗の時代、と建築時期が明確になっている古民家では”埼玉県最古”の住宅です。昭和59年に家屋の調査を行った時に、当時の建前のときのお札が見つかり、建築時期が判ったそうです。通常、重要文化財などの古民家は見学できても、庭や廊下などから部屋を伺うものが多いと思うのですが、吉田家住宅では座敷で手打ちうどんや焼き団子などの食事をさせていただけます。
また、家屋を貸切で結婚式などのイベントにも提供しているようです。
映画やテレビドラマの撮影で使われたり、展示会で使われたりと、オーナーさんは随分とオープンな方なのですね。
■ 基本情報
- ・名称 : 吉田家住宅
- ・住所 : 〒355-0336 埼玉県比企郡小川町勝呂423-1
- ・アクセス: JR八高線 竹沢駅から徒歩約10分
- 東武東上線 東武竹沢駅から徒歩約20分
- ・営業時間: 10:00~16:30
- ・定休日 : 月・火曜日(祝祭日の場合は翌日)、年末年始
- ・電話番号: 0493-73-0040
- ・料金 : 無料(見学のみ)
- ・所要時間: 10分
- ・公式サイトURL: http://yoshidake.okoshi-yasu.net/
4.割烹旅館 二葉
小川町で観光、または食事時に通りかかったらこれからご紹介する二店は外せません!一店目は小川町の名物料理”忠七めし”の「割烹旅館 二葉」です。
忠七めしは幕末の思想家・山岡鉄舟が当時の二葉の主・忠七に謎かけのような所望をして、忠七が苦心の末 開発した料理だそうです。
忠七めしは、温かいご飯にいろいろな薬味を盛った出汁茶漬けといえば、イメージをしていただきやすいかと思います。以前は冒頭でご紹介いたしました、埼玉伝統工芸館に併設する道の駅の食堂でも出されていましたが、今は無くなってしまったようです。
個人的好みになりますが、忠七めしは夏の暑い盛りにいただくのが美味しいです。食欲のない時でも美味しく喉を通ってしまいます。是非、一度めしあがっていただきたいと思います。
尚、二葉は混んでいることが多いのですが、特にお盆やお彼岸の法事の多い時には、貸切(私も忠七めし目的で小川町まで出向いて貸切だったことがありました)もあるので、電話で確認・予約を入れてからお出かけになった方が良いでしょう。
また、全席 座敷(変わっていないと思いますが)なので、足がお悪い方がおられるときも確認してからお出かけになられた方が良いと思います。
■ 基本情報
- ・名称 : 割烹旅館 二葉
- ・住所 : 〒355-0328 埼玉県比企郡小川町大塚32
- ・アクセス: JR八高線/東武東上線 小川町駅から徒歩約3分
- ・電話番号: 0493-72-0038
- ・料金 : 忠七めし:約3500円~
- ・公式サイトURL: http://ogawa-futaba.jp/
5.割烹 福助
2店目も、これまた小川町の名物”女郎うなぎ”の「割烹 福助」です。えっ!?女郎うなぎってなに?と思われるますよね。
何でも、江戸時代に吉原の遊郭から流れてきたお女郎さんが、福助に身を寄せることになり、その恩返しにうなぎのたれの作り方を教えたそうです。それがきっかけとなって、福助がうなぎを取り扱うようになり、ついた名前が女郎うなぎだそうです。
前にどこかのサイトで見かけた時に”甘いたれ”と評してあったのを記憶していますが、私は辛めのたれだと感じました。いずれにしても、他の店でいただくうなぎよりも、たれは濃いと思います。
また、私が最後に行った頃と変わっていなければ、蒲焼を持ち帰り用に焼いてくれるはずですので、持ち帰って夕食にいただくのも良いですよね(お弁当もあったかな??)
■ 基本情報
- ・名称 : 割烹 福助
- ・住所 : 〒355-0321 埼玉県比企郡小川町97
- ・アクセス: JR八高線/東武東上線 小川町駅から徒歩約3分
- ・電話番号: 0493-72-0026
- ・料金 : 約2500円~