雨の日だって満喫できる！群馬のおすすめ観光スポット５選

群馬県には屋内で雨にぬれずに満喫できる観光スポットがたくさんあります。
いや、例え雨が降らなくても行ってみたいところだらけなんですよ。

１．たくみの里

「たくみの里」はみなかみ町にあるいろいろな工芸品の体験工房が集まっている地域です。
工房と言っても、そんなに大袈裟な作りのものではなく、宿場町にあるような引き戸の小さな古民家（建築自体は新しいものも多いのですが）で、一軒がひとつの工芸の体験をさせてくれています。

どのような体験ができるかというと、そば打ちやコンニャク作りなど食品からはじまって、わらぞうり作り、ガラスやお面の絵付け、人形作り等々、挙げたらきりがありません。また、たとえ体験をせずに見学のみとしても、全部まわるには相当の時間を要します。

結構、広範囲に亘っているので、雨の日ですと車の移動が便利でしょうか。
私が行ったのはかれこれ１０年近く前ですが、車で廻り各工房の駐車場（小さいです）や店の前に邪魔にならない程度に停めさせていただきましたが、今はどうでしょうか。

もし、雨でなくても行ってみようと思われたら、総合案内所に貸自転車があります。

２．群馬県立自然史博物館

「群馬県立自然史博物館」はその名のとおり、自然界の歴史をテーマとした博物館です。

宇宙や地球の誕生からはじまり、生命の芽生えや進化をたどりながら、環境の大切さを語りかけてくれるストーリー性の高い博物館です。展示の方法も、単なる資料の陳列ではなく、例えばヒトの進化の過程を視覚的に表したり、映像を駆使したりと博物館としてはかなり凝っています。

また、同館の特長として、恐竜の化石や実物大の模型の豊富さが挙げられます。まるで映画の児らシックパークの中に迷い込んでしまったかと錯覚を覚えます。とにかく、天を突くような恐竜の骨格標本や動いて吠える恐竜の模型には驚くばかりです（動く恐竜はいい歳して少し怖かったですが）。

こちらも、もし雨に降られなくても行っていた方が良いお勧めスポットです。
本当に、ツボにはまれば半日はすぐ過ぎてしまうくらい面白い博物館です。

３．神流町恐竜センター

先にご紹介しました群馬県立自然史博物館の恐竜標本も圧巻でしたが、「神流（かんな）町恐竜センター」は恐竜専門の博物館だそうです。群馬と恐竜と何か接点があるのかと思いきや、日本で初めて恐竜の足跡が発見されてのが群馬県だそうです。

地元・神流町で発掘された恐竜の化石や、何故かモンゴルの恐竜の化石、恐竜が君臨していた時代の生物の化石など、館名のとおり恐竜ずくめの博物館です。

同館では、アンモナイトなどの化石のレプリカ製作体験もできるようですね。
また、化石の発掘体験もあるようですが、こちらは雨じゃ．．．ですね。

４．こんにゃくパーク

「こんにゃくパーク」は群馬県の下仁田地区の特産品のこんにゃくをアピールするテーマパークです。
こんにゃくの製造工場が見学できたり、こんにゃくの製造体験（要予約）ができたりと結構楽しめます。
また、こんにゃくの詰め放題販売なんて言うのもやっているんですよ。

いろいろなこんにゃく料理の無料バイキングなんていうのもあるのですが、意外とうれしいのが、足湯なんですよね。どんな交通手段で行っても旅ってけっこう足にくるじゃないですか。遊びに行って疲れた、は贅沢かもしれませんが、足湯で翌日の観光の鋭気を養いましょう！

ちなみに、この足湯はこんにゃくを製造するときの蒸気を利用しているそうですよ。
５．

竹久夢二伊香保記念館

明治から大正にかけて美しい作品を数々遺した画家・竹久夢二。

未だに女性ファンの多い夢二の作品が数多く収蔵・展示されている美術館が伊香保にあります。
彼の絵は”女性”を描いた絵で有名なのかと思いますが、農村などを描いた絵が数多くあり、当時の人々の暮らしや風俗などがイメージで理解できます。

「竹久夢二伊香保記念館」は、入館料こそ他の美術館に比べると高価なのですが、見学した後に損をしたという気分にはならないと思います。
こちらも是非、突然の雨に恵まれなくても（？）訪れていただきたい美術館のひとつです。