https://exploratrip.wordpress.com/philippines/bohol/chocolate-hill/
世界にはチョコレートの丘と呼ばれる、チョコレートのように美味しそうな丘が存在するってご存知でしたか?今回はそんなチョコレートの丘をご紹介します!まるでおとぎ話!「チョコレート・ヒル」が可愛すぎる!
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今回ご紹介する「チョコレート・ヒル」は、フィリピンのボホール島の観光名所となっている場所なんです。見てください!この青々と茂ったおとぎ話に出てきそうな可愛らしい丘を!中に入っていくとなんだか妖精が出てきそうなほど、可愛らしくこんもりとしていますよね。しかしどのあたりがチョコレートに似ているのかちょっとわかりませんよね。一体どこがチョコレートの丘なのでしょう。
ちょ、チョコだ..!秋の山肌が完全にカカオの色!
http://blog.nezasa.com/blog/2014/11/21/chocolate-hills-formed/
見てください!秋になると山肌が茶色くなり、完全にカカオ色になるのです!たしかにこれだとチョコレートの丘という名前が付くのも頷けますよね。山がしっかりと茶色く色づいているため、なんだかとても美味しそうに見えてしまいます。名付け親はアメリカ人観光客?
https://www.youtube.com/watch?v=-aQBbHCMF4c
このチョコレート・ヒルですが、元々の名前がチョコレート・ヒルだったわけではありません。元々は「カルメン・ヒル」と呼ばれていたそうですが、この地を訪れたアメリカ人観光客の1人が、「あれ、チョコレートみたいだ」と放った一言からチョコレート・ヒルと呼ばれるようになったようです。観光客の一言で呼び名が変わってしまうなんて、なんだかとても不思議な話ですが、チョコレート・ヒルという呼び名の方がわかりやすいとして呼ばれ始めたのかもしれませんね!
どうやってできたの?伝説がたくさん!
そしてこのチョコレート・ヒルができたという話には、いくつかの伝説があるのです。興味深いものばかりですので、3つほど紹介させていただきます!巨人伝説
1つ目は巨人伝説です。昔この地にいた2人の巨人が石の投げ合いの喧嘩をし、その後片付けをしなかったそうなのです。そのため、今でもこの地は巨人の喧嘩によってできた山々が残っており、今のチョコレート・ヒルになったというものです。アロゴの涙伝説
マグマが親?
3つ目の伝説は、大昔にマグマの動きが起き、その動きによって海の底が隆起してしまったことによって、今のチョコレート・ヒルの形になったという仮説です。つまりマグマによってもたらされた形だという話にもなっているのです。セブ島からフェリーで行くのが一般的!
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ではこのチョコレート・ヒルのあるボホール島へは、どのような経路で行く方法が一番簡単なのか、知っておきたいですよね。日本から直行便で5時間、セブ島からボホール行きの高速フェリーで2時間ほどで行けるようです。現地での観光ツアーに参加すると、より手軽にアクセスできますよ!世界一小さなメガネザル「ターシャ」など、他にも見どころたくさん!
ボホール島は、チョコレート・ヒルだけが見どころではありません!他にも両手で包み込めてしまうほど小さなお猿さん・ターシャという動物の保護地区があったり、落ちそうで落ちないスリルのある橋があったりと見どころがたくさんあるのです!自然いっぱいのボホール島へ行ってみましょう!とても可愛い自然豊かなボホール島で見ることのできる、チョコレートのようなチョコレート・ヒル。行くのであれば、ぜひ紅葉のシーズンをオススメいたします!
素材提供:トリップアドバイザー