東京にある「駒込富士神社」は富士塚を神体とした神社

「お富士さん」の通称で親しまれ続けている[駒込富士神社]。いつの世でも美しき日本の代表的＜山＞！＜富士山＞は人々の心を癒し惹きつけているのでしょう♪そんな富士山を東京でも感じられる？！富士信仰の拠点の１つ、[駒込富士神社]をご紹介します！

１．「駒込富士神社」とは？

東京都文京区本駒込にある神社。江戸時代に最も盛んだった富士信仰の拠点の１つ！富士山に見立てた山の上＜富士塚＞をご神体として、拝殿は＜富士塚＞の上にあります。天正元年（1573年）、本郷村の名主の夢枕に木花咲耶姫（コノハナサクヤヒメ）が立ち、浅間神社の神を勧請したのが始まり。祭神はもちろん木花咲耶姫。火の女神で安産・子育て・酒造の神として知られています。 

２. どんな魅力が？

思わず写真を撮りたくなっちゃう程、魅力的な御神木や鳥居に石碑、階段なんかも好きな人にはグッとくるものがありますよ♪特に石碑は主に朱（赤い）を用いた彫りモノが多く、目に鮮やかなその様子は惹かれる物があります。

初夢でご存知の「一富士・二鷹・三茄子」の発祥の地の１つとも言われています。富士塚をご神体とする神社、周辺に鷹匠屋敷があり、駒込茄子が名産物だった事が由来だそうです。当時の縁起物として[駒込の一富士二鷹三茄子]と川柳で詠まれました。

6月30日～７月２日には山開きの例大祭が行われ、多くの露店と人々が集まり、夜の９時頃まで賑わいます♪

３．周辺おすすめスポット

白山神社（ハクサンジンジャ）

文京区の白山にある、東京十社の１つで紫陽花の名所です♪[文京花の五大まつり]の１つ[文京あじさいまつり]が６月中旬に開催されています。境内や隣接する白山公園で咲く、約3000株の紫陽花を楽しむ事ができますよ♪期間中は富士山を模した富士塚も公開！白山神社の神様は縁結びの神様という事で、恋人と参拝してみるもの良いと思います♪

とげぬき地蔵尊（曹洞宗萬頂山高岩寺）

とげぬき地蔵尊で有名なお寺、正式には曹洞宗萬頂山高岩寺。ご本尊は[延命地蔵菩薩]このご本尊さんがとげぬき地蔵尊として、親しまれています。本堂横には観音菩薩様が立っておられ、そちらは洗い観音と呼ばれ、自身の体の悪い所と同じ部分を洗い清めると身代わりになってくれるという話。

円乗寺

江戸観音１２番札所の天台宗円乗寺。想い人に会いたい一心で火事を起こし、放火の大罪で火あぶりの刑に処せられた八百屋お七のお墓があります。お七は井原西鶴（著）[好色五人女]の中のモデルの一人。境内にはお七に関する詳しい説明なども読む事ができます。時代を越えても残る古き良き文献の一端を覗いて見るのも良いかもしれませんよ？

４．口コミ

駒込富士神社、富士山山開大祭/御朱印、判を押し間違えまさかの重ね印に、これもご縁ですかね pic.twitter.com/XEkjP0GanJ

— いももち (@imo_mochi) 2015, 7月 2

明日から７月ですね。７月１日といえば富士山の山開き。 駒込富士神社（最寄：三田線千石駅）では、今日から７月２日までの３日間、例大祭が行われて数多くの露店も並び、夜９時ごろまでにぎわうそうです。 都内での富士登山などいかがですか。 pic.twitter.com/OUDharQpa0

— 東京都交通局 (@toeikotsu) 2015, 6月 30

いわゆる駒込富士神社。 ここも色々興味深い逸話、伝承がある。 pic.twitter.com/fPP2gCFm4j
— signal9.jp (@Signal9J) 2015, 6月 27

５．詳細

遠く離れていながらも、富士山の信仰を伝える[駒込富士神社]。美しい富士を想いながら都会の一角で静かな神社で疲れた体をリフレッシュ！！