「キャンプ」と言えば夏のアウトドアですよね。ところが冬でもキャンプの楽しめる場所があるんです。それは東京都八丈島にある「底土野営場」。ここは八丈島唯一のキャンプ場で、1年を通してテントが張られている、という人気の場所なんです。底土野営場の人気の秘密をご紹介します。
東京から南に約300km、年間平均気温が18℃という南国アイランド「八丈島」。飛行機なら50分、船だと11時間程かかりますが、船の場合夜に東京を出発して朝八丈島に到着するので、寝てる間に到着してしまいます。そんな八丈島唯一のキャンプ場が「底土野営場」です。トイレは勿論、炊事場にかまど、シャワーまで設置されていて、しかも無料で利用する事が出来ます。但し利用の際には必ず八丈島観光協会への事前予約が必要です。
海の色を表現するのに地名をつけて「○○ブルー」と表現する事があります。有名なものを挙げると沖縄・慶良間諸島の「慶良間ブルー」、北海道・神威岬沖の「積丹ブルー」などでしょうか。どちらも共通するのは透明度が高くて美しい海の色をしている、と言う事。八丈島の海もその名を冠して「八丈ブルー」と呼ばれています。勿論そのまま眺めていても美しい海ですが、黒潮が作り出す多種多様な生物との遭遇と、溶岩の岩が作り出すダイナミックな海底アーチを堪能するにはダイビングがお勧めです。
LCCの台頭で昔に比べると随分と安く沖縄に行けるようになりました。でも青い海は沖縄だけではありません。沖縄以外の青い海を見に、のんびり船旅してみませんか?
1.「底土野営場」とは?
2. どんな魅力が?
なんと言っても隣に「底土海水浴場」がある事でしょうか。テントを張ったらすぐに海水浴が出来ちゃいます。それに底土海水浴場はダイビングポイントでもあるので、透明度が抜群です。また、野営場ではバーベキューを楽しむ事も出来ます。八丈島観光協会では有料でバーベキューセットの貸し出しを行っているので手ぶらでも安心です。野営場から車で5分程の場所にスーパーもあるので、飲み物・食べ物の心配もありません。3.周辺観光スポット
温泉が豊富!
足湯を含めると島内には7か所もの温泉があります。その中でも「裏見ヶ滝温泉」はなんと無料で入浴する事が出来るんです。ただし男女混浴の為水着着用での入浴となります。私のお勧めは「みはらしの湯」。太平洋の大海原と小岩戸ケ鼻を一望できる絶景の展望風呂があります。ここは2種類の露天風呂があり、奇数日と偶数日で男湯と女湯が入れ替わるようになっています。2日間バスに乗り放題、温泉も入り放題の「BU・S・PA」という温泉周遊券も販売されています。八丈ブルー
八丈富士
海で遊ぶのもいいですが山登りもお勧めです。伊豆諸島最高峰の「八丈富士」は標高854m。富士山のような綺麗な円錐型をした山です。中腹には「ふれあい牧場」が広がり、牛たちが思い思いに草を食んだり、お昼寝したりしています。牧場内の展望台からも島の中心部などの景色が一望できます。そして鉢巻き道路内の登山口から1280段の階段を登れば火口が見えてきます。この火口丘(お鉢)を1周する「お鉢めぐり」もお勧めです。4.口コミ
野営場と海水浴場は目と鼻の先にあります。3/19【底土上空】 ヘリから撮影されたものです。 底土海水浴場や底土野営場が見えますね。 09:00現在 天気:曇り 風:南西6.0m 気温:18.3℃ 湿度:97% pic.twitter.com/rbNvycmCXm
— 東京都八丈支庁 (@hachijoshicho) 2015, 3月 19
5.詳細
■ 基本情報
- ・名称: 底土野営場
- ・住所: 東京都八丈町三根4188
- ・アクセス: 底土港から徒歩10分
- ・電話番号: 04996-2-1377 (必ず事前予約が必要)
- ・料金: 無料
- ・オススメの時期: 夏
- ・公式サイトURL: http://www.soumu.metro.tokyo.jp/09hatijou/c/c-yaeijo.html
LCCの台頭で昔に比べると随分と安く沖縄に行けるようになりました。でも青い海は沖縄だけではありません。沖縄以外の青い海を見に、のんびり船旅してみませんか?