miya-aki
読書家のオアシス、図書館。静かで落ち着けて、時々は行きたくなりますね。日本中にいくつの図書館があるかはわかりませんが、国立の図書館は3カ所しかありません。その本館が、国立国会図書館です。文字通り、国会議事堂の隣にあります。1.国立国会図書館とは?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E7%AB%8B%E5%9B%BD%E4%BC%9A%E5%9B%B3%E6%9B…
日本で唯一の国立図書館が、国立国会図書館です。もとは明治23年(1890年)に開設された貴族院・衆議院の図書館と帝国図書館です。 これらふたつの図書館の蔵書は、ほとんどが国立国会図書館に引き継がれています。日本で刊行されるすべての書籍、雑誌、新聞を収納した図書館なんですよ。
今の建物は昭和43年に完成。しかし蔵書が増えつづけるので、昭和61年(1986年)に新館を隣につくり、1,200万冊の資料が収蔵できるようになりました。平成14年には、京都に関西館が開館。平成12年に、日本初の国立児童書専門の図書館である、国際子ども図書館が部分開館しました(完全開館は平成14年)。
なんと明治に建てられたというとても歴史のある図書館なのですね!元々は貴族院、衆議院の図書館、そして帝国図書館だったということから、とても重要な図書館であることがわかります。また日本で刊行されている本だけでなく、新聞や雑誌までが収容されているということなので、「昔の雑誌とか懐かしい」と気になる方も多いのではないでしょうか。
https://calil.jp/library/104106/photo
2.実は18歳以上なら、だれでも利用できる
https://calil.jp/library/104106/photo
国立国会図書館は、18歳以上ならだれでも登録、利用することができます。一般的な図書館とはちがい、館内に入る時点で荷物を預けなくてはいけません。大きなものはコインロッカーにいれ、貴重品などは透明な手提げ袋に入れて運びます。また、図書館内では携帯電話は使えません。
登録には申請が必要で、氏名・現住所・生年月日が確認できる書類(免許証など)を提示します。勤務先や学校等の住所では登録できませんのでご注意ください。登録申請は新館の1階でできますが、混んでいると待たされることもあります。時間に余裕を持ってくださいね。このような利用者カードをもらえます。
国立図書館と聞くと、敷居が高く、一般の私たちは入れないのではないかというイメージが強いですが、実はそうではないのですね。新館の1階で登録をするだけで次回から利用することが可能だというので、本を読むことが好きという方や、昔の雑誌や新聞を読んでみたいという方はぜひ行って登録をしてみてはいかがでしょう。
http://iba-dobro.seesaa.net/article/286274496.html
緑の多い庭もあります
http://fotos.jp/kokkaitoshokan/
国立国会図書館は、最高裁判所と国会議事堂の間にあります。永田町の中心地にあるのですが、意外なほど緑がおおい庭です。緑だけでなく、オブジェもいくつか置いてありますので、気分転換にどうぞ。この敷地内に入るには、別に身分証もいりませんので、話のタネにぜひ。
東京というと緑が少ないというイメージですが、実はこの国立国会図書館周辺は緑が多く、リラックスできる空間になっているのです。図書館を目的としてくるのももちろん良いですが、これらのオアシスを目的として訪れるのも良いかもしれませんね。敷地内に入るには特に問題はないということなのでぜひ行ってみてください。
3.国立国会図書館では、ここを見よう♪
1.これまでに出版された書籍、雑誌、新聞をみられる
http://blog.livedoor.jp/haute_contre/archives/51757514.html
国立国会図書館には、これまで日本で出版された新聞、雑誌がおさめられています。膨大な資料は書庫に収められています。つまり普通の図書館のように書棚を見て歩いて、気に行った本を見つけるという方法ではむずかしい。そこで事前にネットで資料を検索しておくのがおススメです。
インターネットで利用できるデータベースや、遠隔複写サービス(郵送で資料のコピーを送ってもらうサービス 有料)があるので、ここまで来ている時間がないという時はとても便利です。雑誌(上の写真)や新聞は現物もありますが、マイクロフィルム化されているものがみられます。
とにかく国立国会図書館に興味があるという人の多くはこちらではないでしょうか。特に今でも刊行されているという雑誌でも、今とは全く表紙が違っていたり、デザインや服装が違うなど、いろいろ気付かされる点が多いと思いますよ!また「東京まで簡単に行けないよ」という人はインターネットで利用できるサービスもあるということなのでぜひ利用してみてくださいね!
http://blog.livedoor.jp/haute_contre/archives/51757514.html
2.食堂は意外な穴場
http://picanep.seesaa.net/article/211502895.html
6階には食堂があります。眺望もなかなかで、なによりも定食が安くておいしい。持参したお弁当を食べるスペースとしても利用できます。研究者など、外へ出る時間が惜しい人にはとってもたすかりますね。「新 国会丼」など、メニューも健闘しています。
食堂利用のためだけに国立国会図書館に来るのは、かなりの人でしょうが(笑)、いちおう入り口前に駐車場も29台分あります。ある情報によれば、つけ麺がおいしいらしいですよ。
なんと国立国会図書館は書籍を読むためだけの場所かと思いきやそうではないようですね。6階には食堂があり、メニューもいくつかあるというので、来たついでにお腹が空いたなと思ったら行ってみるのも良いかもしれません。研究者の方々が来ることもあるというので、それだけでもなんだか未知の世界に足を踏み込んだような感じもあります。
http://bob3.seesaa.net/article/197834700.html
3.関西館がカッコいい
国会図書館は支部として、関西館があります。2002年に開館し、設計は陶器二三雄さん。日本建築学会賞を受賞しています。地上4階地下4階建て、延床面積59,500m2、収蔵能力600万冊で、閲覧室や書庫は地下にあります。くわしくは、↓のサイトをどうぞ。
なんと先ほど「東京に行けない」という人のためにネットサービスが行われているというお話がありましたが、実は関西にも1棟、国会図書館が建設されているんですよ!こちらにも多くの書籍が収蔵されているということなので、ぜひ下記のホームページからチェックしてみると良いでしょう。外観もオシャレですよ!
国立国会図書館関西館バーチャル・ツアー
http://www.ndl.go.jp/jp/service/kansai/guide/v_tour/tour/tour_top.html
■ 基本情報
- ・名称: 国立国会図書館 関西館
- ・住所: 京都府相楽郡精華町精華台8-1-3
- ・アクセス: 奈良交通バス「国立国会図書館下車」 約10分
- ・電話番号: 0774-98-1200(代表・自動音声案内)
- ・料金: 無料
4.国立国会図書館の、静かにアツい口コミです♪
https://calil.jp/library/104106/photo
総ての本がそろっているのでとっても楽しいです!意外と混んでいるのが驚きでした。
https://calil.jp/library/104106/photo
https://calil.jp/library/104106/%E5%9B%BD%E7%AB%8B%E5%9B%BD%E4%BC%9A%E5%9B%B3%E6….
http://blog.livedoor.jp/haute_contre/archives/51757514.html
http://d.hatena.ne.jp/tamakik+atorieNY/20140908/1410308535
国立国会図書館ということなので、行く人は少ないのかなと思いきや、意外と混んでいるというコメントに驚きです!でも今まで日本で刊行されてきた書籍には、いったいどのようなものがあるのか、というのは誰しもが興味を持ちますよね。混んでいるということは、それだけ利用者が多いということですので、勇気を出して行ってみると良いでしょう。
■ 基本情報
- ・名称: 国立国会図書館 東京本館
- ・住所: 東京都千代田区永田町1-10-1
- ・アクセス:東京メトロ有楽町線「永田町駅」2番出口 徒歩約5分
- なるべく公共交通機関で来館してください
- ・営業時間: 9時30分~19時(土曜日は17時)本館6階食堂11時~18時(土曜日は15時)
- ・定休日: 日曜日、国民の祝日・休日、年末年始、第3水曜日(資料整理休館日)
- ・電話番号: 03-3581-2331(代表)03-3506-3300(自動音声案内)
- ・料金: 無料
- ・公式サイトURL: http://www.ndl.go.jp
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