茨城空港からフライトのある街を紹介します！

茨城空港と言っても首都圏の人でもどこにあるの？と思いますが、航空自衛隊百里基地と言われれば、百里基地航空ショーで首都圏の人には聞き覚えのある飛行場です。航空自衛隊百里基地と共用されている茨城空港について、茨城空港のフライト先情報などと共にご紹介します。

１．茨城空港 とは新しい飛行場？

茨城空港は航空自衛隊百里基地がある百里飛行場が、2010年に民間共用となって誕生した飛行場で、2015年３月現在では国内線はスカイマークが札幌、神戸、福岡、那覇の各空港との間を結び、国際線は春秋航空が上海／浦東空港とを結んでいます。

元々は自衛隊の人が使っていた飛行場を民間を共用になったことで、茨城からも様々な場所へ行くことができるようになったのですね！羽田空港や成田空港まで行かなくても、上記で指定されている場所ならば行くことができるようになったので便利です。
 

２．茨城空港 に発着する路線は？

i . 茨城～札幌｜SKY

札幌／新千歳空港とのフライトは、2015/03/28までは１便、3/29～8/31は２便（うち１便は火・水曜日に週２日運休日あり）、9/1～10/24は１便となっています。この期間のフライト予定時間は、Eastbound、Westboundいずれも１時間25分となっています。

期間によっては1日1便、2便と変わっていますが、札幌や新千歳空港まで乗り継ぎなしで行くことができるのは嬉しいポイントです！約1時間半で到着しますので、乗っている間に一眠りしてしまえばもうそこは北海道、というわけですね！

札幌便 フライト時刻表

ii . 茨城～神戸｜SKY

神戸空港とのフライトは、2015/03/28まで、3/29～8/31、9/1～10/24の期間、いずれも２便となっています。この期間のフライト予定時間は、Westboundは１時間25～30分、Eastboundは１時間15分となっています。

こちらも約1時間半ほどのフライトで神戸へ着いてしまいます。なるべく早く神戸へ行きたい！という方にとっては、新幹線で行く方法や他の空港まで行き神戸へ行く方法よりも圧倒的に早く着いてしまうので、こちらを選びたいものですね！

神戸便 フライト時刻表

iii . 茨城～福岡｜SKY

福岡空港とのフライトは、2015/03/28までは１便、3/29～8/31は２便（うち１便は火・水曜日に週２日運休日あり）、9/1～10/24は１便となっています。この期間のフライト予定時間は、Westboundは２時間～２時間５分、Eastboundは１時間40～45分となっています。

こちらは乗る飛行機の種類によって約30分ほど時間が変わるようです。しかし海を越えて九州の福岡まで乗り継ぎなしで旅行へ行けるのはお手軽です。今まで「行くまでが長いから」と遠慮していた人が利用することで、以前よりも福岡への観光客が増えるかもしれませんね！

福岡便 フライト時刻表

iv . 茨城～（神戸）～那覇｜SKY

那覇空港とのフライトは、2015/03/28までと3/29～8/31は、神戸空港経由の１便となっており、9/1～10/24は神戸空港乗り継ぎで１便となります。この期間のフライト予定時間は、８月31日まではWestboundが４時間1～４時間15分、Eastboundは３時間10～40分で、９月１日からは乗り継ぎとなるために、Westboundが４時間、Eastboundは６時間25分となります。

こちらは1便となっていますが、茨城空港から旅行先としても人気の那覇まで行けるところが嬉しいですね！9/1～10/24の期間は神戸空港で乗り継ぎが必要となりますが、沖縄まで1回の乗り継ぎで行けるということに感動を覚えます。

那覇便 フライト時刻表

v . 茨城～上海／浦東｜CQH

上海／浦東空港とのフライトは、2015/03/28まで、3/29以降のいずれも水曜日を除く毎日１便、金・日曜日は２便となっています。フライト予定時間は、Westboundは３時間20～45分、Eastboundは３時間40分となっています。

なんとここまでは日本国内間でのフライトをご紹介していましたが、なんと国境をまたいで上海まで行けてしまうというのです！こちらは他のフライトに比べると少なめになっていますが、茨城から上海まで4時間かからずに行けてしまうのですね！

上海便 フライト時刻表

３．茨城空港から飛ぶ街はどんな街？

i . 札幌

北の都 札幌には、ノスタルジックな旧北海道庁や札幌時計台、出来立てのビールとジンギスカンが楽しめるサッポロビール博物館、日本最北の不凍湖 支笏湖など、様々な楽しみ方が出来る観光スポットがあります。

札幌には食べ物も美味しいものが多くあります。季節によっても旬の物が変わりますので、1度と言わずにたくさん出かけたくなってしまいますね！自然も多く、観光名所としても有名なのでまずはぜひ札幌へ行ってみましょう！
 

ii . 神戸

みなと神戸には、貿易港として栄えた街の雰囲気が楽しめるベイエリア、日本三大中華街の一つ元町南京町や北野異人館などの観光スポットや神戸牛、神戸スイーツなどのグルメを楽しむことが出来ます。

観光スポットが多いと言われている神戸ですが、有名な観光スポットの他にもオシャレなカフェやオシャレな建物が並ぶ街並みも見ておきたいポイントです。上記で挙げた観光スポットの中では北野異人館周辺に多く見られますので、ぜひ訪れてみてくださいね！
 

iii . 福岡

九州の玄関とも言える福岡には、学問の神様 藤原道真公を祀る天満宮の総本宮、太宰府天満宮や福岡のシンボル 福岡タワー、ソフトバンクホークスの本拠 福岡 ヤフオク!ドームなどの観光スポットがあります。

九州の中でも特に観光客が多い福岡には、上記で書いた通りソフトバンクホークスのホームがあります。「ソフトバンクホークスを応援しているけれど、なかなか行くことができなかった」という方は、この機会にぜひ足を運び、ホームで応援してくださいね！

iv . 那覇

南の島 沖縄には、かつては独立した琉球王国だったころの琉球王の居城 首里城や沖縄の海を体感できる美ら海水族館、那覇を代表するメインストリートの国際通りなどの観光スポットがあります。

首里城や美ら海水族館は行っておきたい観光スポットとしても有名です！また沖縄の海は日本だけでなく世界でも有名な美しい海でもあります。シュノーケリングができるスポットもありますので、ぜひ美しい海の中で自然の生き物と戯れてみませんか？
 

v . 上海

中国有数の国際都市 上海には、400年以上の歴史を持つ古典庭園 豫園や、（上海）バンドとして知られ、今も昔も上海を代表する観光地 外灘、フランス租界の街並みを再現した新天地など観光スポットは盛りだくさんです。

4．茨城空港 場所と基本情報

地図はこちら

５．杭州

2016年1月30日より、土日に限ってではありますが、「杭州」便が就航いたしました。さて、杭州とはどんな所でしょうか？

位置的には上海から南西へ、約180kmほどの距離。上海から電車で、2時間半ほどの場所なんです。とても味わいのある、風流な湖畔の街になります。アクティブにハイキングやサイクリングを楽しみましょう。

杭州の、人気観光スポット第一位は、世界遺産指定の「西湖」です。日本ではそれほど知名度は高く無いかもしれませんが、中国の方からすると一度は必ず行くべき定番スポット。確かに中国らしい水墨画さながらの景色が広がります。ゆっくり散策してみてください。

西湖の周りにはホテルが点在していますので、観光拠点にして動くと良いでしょう。ベストシーズンは、春と秋になります。

６．揚州

茨城→揚州→成都便は、2016年3月27日より就航になり、春秋航空が毎週、金・日にフライトを計画しております。さて、まずは、途中下車的な感じで「揚州」に降り立って見ませんか。なんと片道1万円です。

上海から北西へ、280キロの地点、車で約3時間半の位置にあるこの揚州。揚子江と京杭運河が交差する所でもあります。

そんな揚州の見どころは、痩西湖（そうせいこ）です。西湖よりも小さいという意味のようですね。この痩西湖の五亭橋を見に行きましょう。こちらも国家5A級（最高ランク）の観光地で、中国人ならだれでも知っている場所なのです。

痩西湖は、風景区入口で料金（150元～）を支払い、中に入ります。よく整備された、湖の周りを歩いてまわると、3時間はかかるでしょう。しかし、五亭橋が目に入ってくるとテンションも上がるはず。めがね橋の上に屋根がかかっており、その曲線美がなんとも中国らしさを物語ります。

７．成都

揚州経由で、2016年3月27日から運航開始の「成都」へ行ってみましょう。金・日のフライトは揚州と同じです。料金は片道1万2千円と、距離から考えるととてもお得です。

さて、成都と言えば何でしょうか。そう、ここはパンダ王国なんです。もし、あなたが無類のパンダ好きであれば絶叫すること間違いなし。赤ちゃんパンダが何頭もゴロゴロしていたり、子パンダたちがじゃれ合ったり、木に登ったりするのを見ることができるのはココだけです。

この成都ジャイアントパンダ繁育研究基地は、世界広しといえども、中国にしかいないパンダを絶滅から守るという教育も兼ねた、広大な施設です。歩いて回るのに疲れるようでしたらカートに乗る事もできますよ。でも、後悔することはありません。上野に行くより何十倍もパンダ漬けになるのですから。

８．深圳

2015年7月25日から土日に1往復している「深圳」へのフライトです。言わずと知れた中国の大都市です。深圳から香港まで、電車で2時間半程度なのですが、せっかくですから深圳そのものを味わいましょう。

そういうわけで、最近多くの観光客の目をくぎ付けにしている場所が、ここにはあるのです。その名も「世界の窓」。このテーマパーク、世界中の名所を一か所に集めてしまったという、なんとも中国的なスケールの大きなものなんです。

園内はアジア・アフリカ・ヨーロッパ・アメリカ・オセアニアと分類されています。エッフェル塔から、アンコールワット、ナイアガラの滝、エジプトのピラミッド、日本の桂離宮まで、なかなかスケールの大きなものもあり、一日いても楽しめます。

９．台北

2016年3月15日からVエアー就航により、台湾が更に身近になります。火、木、土、日と週4回往復するのは、「台北」の桃園国際空港。ここから台北市内までバスで50分、高速鉄道なら20分程度です。

台北には、見どころ、食べ処も満載のスポットが幾らでもありますね。

まずは、世界の四大美術館でもある、「故宮博物館」は外せません。中国文化の歴史をじっくりと堪能いたしましょう。60万点を超える展示物は常に入れ替えられていますので、何度行っても飽きませんよ。

古い物を味わったら、今の台湾を感じさせる高さ509.2m、地上101階建ての超高層ビル「101」（ワン・オー・ワン）へどうぞ。ドバイのブルジュ・ハリファ（828m）ができるまでは、世界一の高さを誇っていたのです。89階からの展望は、台北のすべてが見渡せます。

さて、どうでしたか。茨城空港はもはや、国内便より国際フライト中心の空港へと変わりつつあるかのようにも感じませんか。それもこれも、最近のLCCの台頭によるところが大きいでしょう。なかなか、レアな場所へ連れて行ってくれるのも魅力の一つですね。