皆さんは「竜王」という言葉を聞いて何を連想しますか?将棋好きな方は竜王戦をイメージするかもしれませんし、テレビゲームの好きな方なら某RPGのラスボスを思い浮かべるかもしれませんね。
実は日本国内には「竜王」という名前の町が存在します。ご存知なかった方のために、関西に実在する竜王町についてご紹介しましょう!
人口1万人少々の小規模なエリアで、町内には鉄道が存在しません。都市部で生活している方にとっては不便に感じるかもしれませんが、その分霊験あらたかな神社や豊富な自然に恵まれており、雑踏だらけの都会には無い閑静な雰囲気に心が安らぎます。
日本の弓道史を語る上で欠かせない「日置吉田流弓術」は、現在の竜王町にあたる近江一帯を治めていた吉田氏の十一代目・吉田出雲守重賢によって完成されたと伝えられています。日置吉田流弓術は近代弓術の基礎として普及し、以後多くの達人を世に輩出していきました。
江戸時代に始まった頃は戦勝祈願のために行われていましたが、現在では子供たちの健やかな成長と五穀豊穣を祈ることを目的としています。弓道発祥の地である竜王町に相応しい注目イベントであり、小学生くらいの幼子が懸命に弓を構える姿は必見です。
竜王町の広大な平野は農業や畜産に最適。上質な肉牛を飼育できる最良の環境が整っており、とろけるような食感の近江牛は全国のグルメ通を魅了してやみません。たっぷり霜の降った近江牛を見ているだけで食欲が掻き立てられ、口の中からよだれが溢れてきます!
洗米、蒸し、製麹、仕込みなど、一連の作業を熟練の職人が管理。品質管理にも徹底的にこだわっており、まさに竜王町の食文化の全てが結集した逸品と言っても過言ではありません。日本酒好きな方は、是非お試しあれ!
滋賀羽二重糯と大納言小豆を贅沢に使ったモナカは、子供から大人まで幅広い年代の方々が気軽に食べられる甘さに仕上がっています。和菓子好きな方にプレゼントすれば喜ばれること間違いなしです!
レストランでは、近江牛を使ったハンバーグやカツランチが大人気!ステーキ、天ぷら、味噌汁、サラダなどがセットになった竜王御膳は、ボリューム満点で腹ごしらえに最適です。
動物ふれあい広場には、ウサギや馬、羊などキュートな動物たちが盛りだくさん!エサをあげながら楽しい時間を過ごせるため、子供連れのご家族やデート中のカップルから大人気を博しています。
鏡の宿周辺には、「元服池」や烏帽子を掛けた「烏帽子掛松」など義経との所縁を示す史跡がたくさん存在します。歴史好きな方にとって、鏡の宿の探索は見所満載のひと時となることでしょう。
壇ノ浦の合戦で敗れた平家の大半は入水しましたが、宗盛親子を含め一部の人々は源氏に捕えられました。鎌倉に向かっていた義経は頼朝に追い返された後、この地で宗盛親子を処刑。首を切り落とされた二人の胴体は、義経のせめてもの情けで同じ場所に葬られたと伝えられます。
二人の墓標が立てられている塚はしんと静まり返っており、何とも言えない物悲しさが漂っています。あまりの哀れさにカエルまで鳴かなくなってしまったことから、周辺の池は「蛙鳴かずの池」という名で呼ばれることもあるそうです。
蒲生野の広大な田園地帯で飼育された近江牛は脂身満点!ステーキやしゃぶしゃぶ等、多彩な焼肉コースが提供されており、上質な近江牛を心ゆくまで味わい尽くすことが出来ます。週末には満席になっていることが多いので、ぜひ予約してから足を運んでください!
何玉でも替玉無料&定食のご飯は大盛り無料の良心的なサービスも見逃せません。リーズナブルな料金でラーメンやつけ麺、チャーハン・餃子定食をオーダーできるので、腹ごしらえに最適です。お一人様でも家族連れでも安心して入店できますよ!
料理旅館を謳うだけあって、食事メニューが非常に充実しているのが特徴的。鍋料理や懐石料理、オードブルまで多彩な料理に対応しています。地元で取れた海産物は鮮度抜群なので、グルメ通の方も納得の宿泊を実現できることでしょう。
地元の食材を使った郷土料理も絶品揃い!もてなしの心に満ち溢れたご主人方の親身なサービスにも心が癒されます。周辺には「かがみの里」や「日吉神社」等のスポットもあり、観光旅行の拠点に重宝すること間違いなしです!
実は日本国内には「竜王」という名前の町が存在します。ご存知なかった方のために、関西に実在する竜王町についてご紹介しましょう!
1.竜王って何?実は滋賀の町の名前なんです
http://www.smcon.co.jp/works/2013/06216052/
竜王町は、日本一大きな湖・琵琶湖を擁する滋賀県のほぼ中央部に位置している町です。1955年に苗村と鏡山村が合併して発足しました。人口1万人少々の小規模なエリアで、町内には鉄道が存在しません。都市部で生活している方にとっては不便に感じるかもしれませんが、その分霊験あらたかな神社や豊富な自然に恵まれており、雑踏だらけの都会には無い閑静な雰囲気に心が安らぎます。
2.弓道と竜王の歴史
実は弓道発祥の地だった
https://www.youtube.com/watch?v=qozLOxqMm_s
弓矢で遠方の標的を射る弓術は、鉄砲伝来以前の日本では有事の際に活用される主戦術でした。現在でも弓道はスポーツ・人間教育の一環として親しまれていますが、その発祥の地は竜王町であるという説があります。日本の弓道史を語る上で欠かせない「日置吉田流弓術」は、現在の竜王町にあたる近江一帯を治めていた吉田氏の十一代目・吉田出雲守重賢によって完成されたと伝えられています。日置吉田流弓術は近代弓術の基礎として普及し、以後多くの達人を世に輩出していきました。
今も受け継がれる『弓始め神事』と『弓納め神事』
http://11.pro.tok2.com/~kazuo/kh26-02.html
竜王町では毎年1月・2月になると、弓始め・弓納めと呼ばれるイベントが開催されます。神社の敷地内にて、子供たちが遠方に設置された的に向かって威風堂々と弓を射る催事です。江戸時代に始まった頃は戦勝祈願のために行われていましたが、現在では子供たちの健やかな成長と五穀豊穣を祈ることを目的としています。弓道発祥の地である竜王町に相応しい注目イベントであり、小学生くらいの幼子が懸命に弓を構える姿は必見です。
3.竜王の特産品って何があるの?
ここが発祥の地 近江牛
三大和牛の一つとして挙げられる近江牛。滋賀県産の黒毛和牛にのみ付けられるブランドですが、その発祥は竜王町であると言われています。竜王町の広大な平野は農業や畜産に最適。上質な肉牛を飼育できる最良の環境が整っており、とろけるような食感の近江牛は全国のグルメ通を魅了してやみません。たっぷり霜の降った近江牛を見ているだけで食欲が掻き立てられ、口の中からよだれが溢れてきます!
近江米を贅沢に使った地酒 松の司
http://matsunotsukasa.com/blog/2012/11/post-40.html
竜王町の大人気地酒。地下120メートルから汲み上げた天然水をベースに上質な近江米を仕込んだ本格純米大吟醸です。洗米、蒸し、製麹、仕込みなど、一連の作業を熟練の職人が管理。品質管理にも徹底的にこだわっており、まさに竜王町の食文化の全てが結集した逸品と言っても過言ではありません。日本酒好きな方は、是非お試しあれ!
歴史を感じさせる逸品 銘菓「義経の元服池最中」
http://www5e.biglobe.ne.jp/~crows-up/trip-siga.html
牛若丸の幼名で知られる源義経は、ここ竜王の地で元服したと伝えられています。そのため、竜王町では義経との所縁にちなんだユニークなお菓子が販売されており、大変人気を博しています。滋賀羽二重糯と大納言小豆を贅沢に使ったモナカは、子供から大人まで幅広い年代の方々が気軽に食べられる甘さに仕上がっています。和菓子好きな方にプレゼントすれば喜ばれること間違いなしです!
4.道の駅を巡ろう
滋賀10番目の道の駅『竜王かがみの里』
https://www.iju-navi.soumu.go.jp/onl/shiga/ryuoh/?cd_jichitai=25384
国道8号線沿いにある道の駅。焼きたてパンや新鮮野菜、お米、地元の特産品など多彩な商品が販売されており、連日たくさんのお客さんで賑わっています。レストランでは、近江牛を使ったハンバーグやカツランチが大人気!ステーキ、天ぷら、味噌汁、サラダなどがセットになった竜王御膳は、ボリューム満点で腹ごしらえに最適です。
■ 基本情報
- ・名称: 道の駅竜王かがみの里
- ・住所: 滋賀県蒲生郡竜王町大字鏡1231-2
- ・アクセス:名神竜王ICから車で10分
- ・営業時間: 9:00~18:00
- ・定休日: 火曜日(9月下旬~6月30日まで)、年末年始
- ・電話番号: 0748-58-8700
- ・料金: 義経御前・1800円
- ・公式サイトURL: http://www.rmc.ne.jp/kagaminosato/
見る、遊ぶ、食べる!『アグリパーク竜王』
果樹と体験農園を楽しめる農業公園。ブドウや梨など、季節に応じて様々なフルーツ狩りに挑戦することが出来ます。普段、市販されている食品しか見たことのない方にとって、果物を直に採取できる経験は大変思い出深い経験になります。動物ふれあい広場には、ウサギや馬、羊などキュートな動物たちが盛りだくさん!エサをあげながら楽しい時間を過ごせるため、子供連れのご家族やデート中のカップルから大人気を博しています。
■ 基本情報
- ・名称: アグリパーク竜王
- ・住所: 滋賀県蒲生郡 竜王町山之上6526
- ・アクセス:名神竜王ICから車で10分
- ・営業時間: 9:00~17:00
- ・定休日: 月曜日(7月末~9月までは無休)
- ・電話番号: 0748-57-1311
- ・料金: 動物ふれあい広場 入場料 大人・200円 小人・100円
- ・公式サイトURL: http://www.biwa.ne.jp/~aguri-p/
5.竜王は歴史名所がいっぱい!竜王を歩こう
義経元服の地 鏡の宿
http://densetsu.blog.so-net.ne.jp/2011-04-17
竜王町の鏡の宿は、古来から多くの旅人が立ち寄る宿場でした。奥州平泉を目指して鞍馬を発った源義経も、この地で宿を取った一人。夜が更けてから髪を結い、烏帽子を着けて独りで元服の儀式を行ったと伝えられています。鏡の宿周辺には、「元服池」や烏帽子を掛けた「烏帽子掛松」など義経との所縁を示す史跡がたくさん存在します。歴史好きな方にとって、鏡の宿の探索は見所満載のひと時となることでしょう。
平家終焉の地
http://blog.livedoor.jp/bamboograsswood/archives/1783492.html
鏡の宿の先には、「平家終焉の地」があります。壇ノ浦の合戦で敗れた平家の大半は入水しましたが、宗盛親子を含め一部の人々は源氏に捕えられました。鎌倉に向かっていた義経は頼朝に追い返された後、この地で宗盛親子を処刑。首を切り落とされた二人の胴体は、義経のせめてもの情けで同じ場所に葬られたと伝えられます。
二人の墓標が立てられている塚はしんと静まり返っており、何とも言えない物悲しさが漂っています。あまりの哀れさにカエルまで鳴かなくなってしまったことから、周辺の池は「蛙鳴かずの池」という名で呼ばれることもあるそうです。
■ 基本情報
- ・名称: 平家終焉の地
- ・住所: 滋賀県野洲市大篠原
- ・アクセス:名神栗東ICから車で15分
- ・電話番号: 077-587-3710(野洲市観光物産協会)
- ・公式サイトURL: http://www.biwako-visitors.jp/spot/detail/8418
6.竜王グルメを味わおう
美味しい!安い!『岡喜本店』
http://okakihonten.seesaa.net/index-87.html
天保10年(1839年)に創業した100年以上もの歴史を誇る牛肉料理店。もともとは牛馬商でしたが、時代の変化と共に業務形態を変え、現在では近江牛を取り扱ったレストランとして人気を博しています。蒲生野の広大な田園地帯で飼育された近江牛は脂身満点!ステーキやしゃぶしゃぶ等、多彩な焼肉コースが提供されており、上質な近江牛を心ゆくまで味わい尽くすことが出来ます。週末には満席になっていることが多いので、ぜひ予約してから足を運んでください!
■ 基本情報
- ・名称: 岡喜本店
- ・住所: 滋賀県蒲生郡竜王町山之上5294
- ・アクセス:竜王ICから車で15分
- ・営業時間: 11:30~14:30 17:30~21:00
- ・定休日: 水曜日・年末年始
- ・電話番号: 0748-57-0568
- ・料金: 近江牛牛肉鉄火丼・1950円
- ・公式サイトURL: http://www.okakihonten.jp/
お盆でお墓参りに。 お昼は近江牛で有名な岡喜本店お肉は柔かくてうまし♪ pic.twitter.com/Q5X7jb7w9y
— yamazakura (@014Sfmk) 2015, 8月 14
替玉何玉でも無料『バリバリジョニー』
http://blog.livedoor.jp/motorissi/archives/1741928.html
滋賀県で大人気のラーメン店グループ・ジョニー系列の竜王店。スープの上に脂身が浮かんでいるほど濃厚なとんこつラーメンが評判。こってりラーメンが好きな方にお勧めのお店です。何玉でも替玉無料&定食のご飯は大盛り無料の良心的なサービスも見逃せません。リーズナブルな料金でラーメンやつけ麺、チャーハン・餃子定食をオーダーできるので、腹ごしらえに最適です。お一人様でも家族連れでも安心して入店できますよ!
■ 基本情報
- ・名称: バリバリジョニー竜王店
- ・住所: 滋賀県蒲生郡竜王町大字西横関38
- ・アクセス:JR東海道本線篠原駅から徒歩30分
- ・営業時間: 11:00~23:30
- ・定休日: 月曜
- ・電話番号: 0748-58-1172
- ・料金: バリとんラーメン・730円~
いつもの「バリとん」ではなく「カレーこってり」を選択。 (@ バリバリジョニー 竜王店 in 蒲生郡竜王町, 滋賀県) https://t.co/FqJ7oLFpFC pic.twitter.com/YnCtnLDf5k
— もぎり屋 (@mogiriya) 2015, 8月 9
7.竜王で泊まるならココ!
旬の食材料理が人気『料理旅館』
http://blog.livedoor.jp/sigahachimanya/archives/1008485836.html
近江鉄道の川守バス停の近くにある旅館。昭和の民宿を象徴するような古式ゆかしい外観が印象的。館内にも檜風呂や掛け軸のかけられた風流な客室があり、和風テイスト満載です。料理旅館を謳うだけあって、食事メニューが非常に充実しているのが特徴的。鍋料理や懐石料理、オードブルまで多彩な料理に対応しています。地元で取れた海産物は鮮度抜群なので、グルメ通の方も納得の宿泊を実現できることでしょう。
■ 基本情報
- ・名称: 料理旅館 八幡屋
- ・住所: 滋賀県蒲生郡竜王町川守801-2
- ・アクセス:JR近江八幡駅から車で20分
- ・電話番号: 0748-57-0114
- ・料金: 1人部屋・素泊まり・3700円~
- ・公式サイトURL: http://blog.livedoor.jp/sigahachimanya
友達迎えに来ている八幡屋って旅館、近いけど一回泊まってみたいわ。
— やひ次郎 (@yahijiro108) 2015, 3月 27
趣があって落ち着く『和風旅館』
https://www.google.co.jp/maps/place/%E6%B0%91%E5%AE%BF%E5%B1%B1%E5%9F%8E%E8%8D%9…
都会の喧騒を忘れられるのどかな雰囲気が魅力的な民宿。古風な外観の玄関をくぐると畳の香る和室が充実していて、日本人にピッタリの宿泊施設と言えます。地元の食材を使った郷土料理も絶品揃い!もてなしの心に満ち溢れたご主人方の親身なサービスにも心が癒されます。周辺には「かがみの里」や「日吉神社」等のスポットもあり、観光旅行の拠点に重宝すること間違いなしです!
■ 基本情報
- ・名称: 旅館 山城荘
- ・住所: 滋賀県蒲生郡竜王町大字鏡654
- ・アクセス:篠原駅から車で5分
- ・電話番号: 0748-58-0973
- ・料金: 1泊2食 5800円~
今日の晩飯は焼肉。 ご主人のこだわりの牛肉だったらしい。 昨日の餃子もビックリするほど美味かったけど今日は参った。 牛角なんて目じゃない。 本当ココの飯は尋常じゃなく旨い。 ~滋賀県 山城荘にて。
— 十億光年の彼方まで (@C_f_HEAVEN) 2011, 4月 9
素材提供:トリップアドバイザー