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室蘭八景(むろらんはっけい)やカレーラーメンについてあなたは知っていますか?北海道のこの市のイメージと言えば、工業の街の印象が強くありますね。しかし、じっくりと見ていけば、今までに気づかなかった素晴らしい所がたくさんありますよ。そこには、地球岬など自然が生み出した偉大な景観があり、また、その土地ならではのスポット、グルメ、歴史がいっぱいです!今回はあまり知られていない魅力をご紹介しましょう。旅プランの参考になればと思います。室蘭八景とは市民の声をもとに選定された景勝地!
ものづくりの町室蘭の象徴。室蘭港の夜景
http://kenkenstievie.seesaa.net/article/356772319.html
室蘭港の夜景は、「日本五大工場夜景」のうちのひとつなんですね。港内にある工場群や白鳥大橋などの灯りが水面に映えて美しく輝いています。また、見る場所によってさまざまな表情を見せてくれます。これは、室蘭市が北海道を代表する工業都市、ものづくりの街として発展してきたからでしょうね。一番人気は、東日本最大のつり橋である白鳥大橋がライトアップされた光景でしょうね。その姿と工場群の優しい夜景がひとつになっています。昼間の姿とは全く違っていて、まるで宝石箱のような光を感じさせてくれますよ。今話題になっている新しい室蘭の魅力です。
室蘭は二方向を海に囲まれた良港と言われています。自然に恵まれ、山そして海があるところに鉄鋼業、石油化学工業などの大工場が林立してそれらの姿が重なった美しさですね。工場夜景がブームなのは最近ですが、実は昭和11年、昭和33年にも夜景の絵葉書があるなど認知されていました。
野鳥の宝庫としても知られる測量山の展望
測量山の周辺一帯は、「測量山緑地」として市民に親しまれてきました。また、野鳥の宝庫としても知られています。 面積は119.5ヘクタールあり、緑地内には植物が約500種、動物は野鳥類のほか、昆虫類が豊富で青少年の自然観察の場となっています。山頂にある展望台からの眺望も素敵です。オススメですよ。
こちらのライトアップも見逃せません。市民団体「室蘭ルネッサンス」のシンボル事業として行われています。点灯は1回4,000円で、市民が記念点灯できるそうです。誕生、結婚、会社創立記念等に利用できますね。全国の中でも市民が夜景に直接参加できるユニークな仕組みです。
■ 基本情報
- ・名称:測量山
- ・住所:室蘭市清水町1丁目
- ・アクセス:JR室蘭駅より徒歩50分、車で10分(4キロメートル)
- ・電話番号:0143-25-3320(室蘭市観光課)
- ・参考サイトURL:http://www.city.muroran.lg.jp/main/org6400/hatikei_index.html
黒百合咲く大黒島
http://blog.livedoor.jp/muronavi_5/archives/51246873.html
大黒島は、絵鞆岬から海上約1キロメートル沖にあります。室蘭港の入口に浮かぶ周囲約700メートルあまり、高さ35メートル、面積2.4ヘクタールの小さな島ですね。公共の渡船や橋はありませんので、島に渡ることはできません。「大黒島(だいこくしま)」と呼ばれるようになったのは、天保9年(1838年)から7年間、この地域の場所請負人(ばしょうけおいにん)をしていた岡田半兵衛が、安全祈願のため島内に大黒天を祭ったことに由来しています。
この大黒島には、英国船プロビデンス号の水兵であったハンス・オルソンが葬られた頃から、黒百合が咲き始めたという伝説もあります。昭和45年制定の「室蘭八景」で“黒百合咲く大黒島”というキャッチフレーズが付いたことからも、昔は黒百合が多かったようですね。
この島は厚岸道立自然公園に含まれています。このあたりはタラやコンブ漁が盛んなようです。定住者はいませんが、コンブ漁期には番屋で1世帯だけが過ごすのだとか。日本郵便から交通困難地と指定されているので郵便物を島外から出すことはできません。
■ 基本情報
- ・名称:大黒島
- ・住所: 絵鞆岬から海上約1キロメートル
- ・アクセス:大黒島へは公共の船はありません。
- 祝津展望台や絵鞆岬展望台などがビュースポットです。
- ・参考サイトURL:http://muro-kanko.com/spot/spot/spot3.html
船首を彷彿とさせる展望台が人気の絵鞆岬の景観
絵鞆岬(えともみさき)は、北海道室蘭市にある絵鞆半島最西端の岬です。北海道の地名は、アイヌ語に由来するものが多くありますが、この絵鞆岬もアイヌ語の岬を意味する「エンルム」がもとになっています。岬周辺には古くからアイヌ民族のチャシがあります。
チャシというのは、近世にアイヌが築造したある種の施設とされていますが、詳しいことはまだ判っていません。一説によると、和人とアイヌの人たちが商取り引きをする「館(たて・たち・やかた)」とも言われています。その他の研究によれば、和人にとっては、「砦」のような施設とも認識されていたようですね。
絵鞆岬を最西端とする絵鞆半島は室蘭港を抱くように伸び、噴火湾を中心として昭和新山や有珠山、羊蹄山、遠くは恵山岬まで眺望できる室蘭の代表的な景勝地として、室蘭八景の一つになっています。
ここは1993年に整備され、海に突き出すように設置されている展望台です。正面には大黒島を望め、対岸の陸地からさらに羊蹄山まで見える海と陸の広くダイナミックな風景がここの魅力ですね。船首で海を突き進んでいくような錯覚に陥るかも知れません。
■ 基本情報
- ・名称:絵鞆岬
- ・住所:室蘭市絵鞆町2丁目
- ・アクセス:JR室蘭駅より車で15分(5キロメートル)
- ・参考サイトURL:http://www.city.muroran.lg.jp/main/org6400/hatikei_index.html
金屏風・銀屏風と呼ばれる奇岩連なる断崖絶壁
http://blogs.yahoo.co.jp/super_adamas1963/34566944.html
※こちらは銀屏風 浸食された海岸岩が光の加減で銀色に写ります。金屏風・銀屏風(きんびょうぶ・ぎんびょうぶ)は、北海道室蘭市の絵鞆半島にある2つの海食崖(かいしょくがい)ですね。海食崖というのは、その名の通り、海岸に迫る陸地の突出部(岬など)が波の激しい浸食によって切立った崖になっている地形を意味しています。
金屏風と銀屏風の2つを合わせて室蘭八景の1つになっています。赤褐色を帯びた崖面に、朝日が映えるとあたかも金の屏風を立て連ねたように見えることから金屏風と呼ばれ、銀屏風は夕日が映えて銀色に輝くところから、こう呼ばれるようになりました。自然がうみだした絶景美はオススメですよ。
金屏風は地球岬とトッカリショの間にあり、高さ100メートルほどの断崖が連なっています。銀屏風はアイヌ語で「彫刻のある崖」を意味する「チヌイェピラ」といわれ、ハルカラモイと恵比須島の間にある崖面一帯のことを指します。遊覧船から見るのもおすすめ。
■ 基本情報
- ・名称:金屏風・銀屏風
- ・アクセス:●金屏風・・・地球岬から0.7km
- JR母恋駅より徒歩25分、車で5分(1.9キロメートル)
- ●銀屏風・・・絵鞆岬から0.5km
- JR室蘭駅より車で20分(5.2キロメートル)
- ・参考サイトURL:http://www.city.muroran.lg.jp/main/org6400/hatikei_index.html
マスイチ浜の外海展望
マスイチ浜(ますいちはま)は、絵鞆半島の太平洋側にあります。アイヌ語で「ウミネコの家」を意味する「マスイ・チセ」を語源としているようですね。現在でも多くのウミネコが棲息していますよ。その数は多く、浜の先にあるカモメ岩は岩場全体が糞で白くなっているほどですよ。浜周辺にはカモメ岩やローソク岩、サザエ岩などの奇岩があり、内浦湾をへだてて駒ケ岳などを望むことが出来る景勝地でもあります。こちらのマスイチ浜も室蘭八景の一つに選ばれています。また「名勝ピリカノカ絵鞆半島外海岸」の一部として国の名勝にも指定されていますね。
またこちらには象が寝そべった形にそっくりの通称「象岩」と呼ばれる岩もあります。1959年に大規模な遺跡が発見されました。それによると、先住民たちはこの入り江で狩猟生活を送っていたそうです。地球岬遊覧に乗れば外海から見ることができますよ。
■ 基本情報
- ・名称:マスイチ浜 展望所
- ・住所:室蘭市増市町2
- ・アクセス:道南バス増市通バス停より徒歩15分(1㎞)
- JR室蘭駅より車で15分(5.5㎞)
- 室蘭ICより車で25分
- ・営業時間:通年
- ・料金:無料
- ・参考サイトURL:http://muro-kanko.com/spot/spot/spot6.html
北海道の自然100選で1位に選定されたことも!地球岬
http://www.city.muroran.lg.jp/main/org1400/pg_view.html
地球岬は、太平洋に面する岬です。この名前はアイヌ語の「ポロ・チケプ」(親・断崖)に由来しているようです。更にそれが訛り、転化して一般的に地球岬(ちきゅうみさき)と呼ばれるようになったと言われています。絵鞆半島の太平洋側には、高さ100メートル前後の断崖絶壁が約14キロメートル続き、その先にあるのが地球岬。こちらも、自然が生み出した風光明媚な景勝地となっています。北海道の自然100選で得票第1位となったほどです。
そのため、一躍全国区の知名度となった名所なんです。元旦には多くの人達がやってくる初日の出を楽しむスポットとなっています。また、この地域は渡り鳥のルート上でもあり、その渡り鳥を狙うハヤブサの営巣地としても知られていますよ。
アイヌ語がなまって地球岬と呼ばれるようになったということですが、地平線が見渡せて地球を感じることができますね。人気のスポットですが、元旦には初日の出を見ようという観光客が地元北海道だけでなく、遠方からも訪れるそうです。
■ 基本情報
- ・名称:地球岬
- ・住所:北海道室蘭市母恋南町4丁目77
- ・アクセス:母恋駅[出口]から徒歩約35分
- 道南バス地球岬団地バス停より徒歩15分(1キロメートル)
- ・電話番号:0143-22-1111
- ・参考サイトURL:http://www.city.muroran.lg.jp/main/org6400/kanko_earth.html
奇岩がおりなすトッカリショの絶景
トッカリショは現在は岩ではなく、展望台下の砂浜を指す地名となっていますが、アイヌ語の「トカル・イショ」(アザラシの岩)から名づけられています。 かつては、冬季になると室蘭近海にはアザラシが群れをなして集まったようですが、特にこの海岸の岩場に数多く集まったのですね。海抜80メートル前後の断崖が東側のイタンキ浜の近くまで連なっています。緑のベルトと奇岩の景観が印象的な景勝地として室蘭八景の一つに選ばれていますね。また国の名勝「名勝ピリカノカ絵鞆半島外海岸」の一部に指定され、多くの人が訪れていますよ。オススメです。
地球岬の東側にあります。断崖と静かな海原が対照的で引き立てあっています。断崖絶壁マニアにはたまらない景勝地ですね。海外に行かなくてもこんなにダイナミックな自然美を味わえる場所が日本にもあるのですね。
■ 基本情報
- ・名称:トッカリショ
- ・住所:母恋南町3丁目
- ・アクセス:JR母恋駅より徒歩35分、車で10分(2.5キロメートル)
- ・電話番号:0143-25-3320(室蘭市観光課)
- ・参考サイトURL:http://www.city.muroran.lg.jp/main/org6400/hatikei_index.html
運が良ければ出会える?!イルカ、クジラウォッチ!
穏やかな噴火湾の海に集まる魚たち
http://blog.livedoor.jp/ayayamane/archives/51816526.html
噴火湾は、北海道南西部にある巨大な湾ですね。別の名があり、内浦湾とも呼ばれています。周囲に活火山が多いため、このような名称が付けられたようです。穏やかな湾内ではホタテなどの養殖が盛んに行われ、魚たちも多く集まってきます。サケ、イカ、カレイなどがよく獲れるのです。このようにエサが豊富なため、イルカやクジラたちにとっても子育ての場として絶好の場所となっているんです。そのため室蘭沖はイルカやクジラなどがよく見られる場所として知られていますよ。
その昔、英国探査船プロビデンス号の船長がここを「ボルケーノ・ベイ」と呼んだことに由来して噴火湾と呼ばれるそうです。実際には噴火でできたのではなく、火山の噴煙が見えるという意味のようですね。年間500トンものホタテが養殖されているのだとか。
クルージングの情報(料金、出港場所、時期など)
室蘭沖で見られるイルカやクジラは、見られる時期が決まっています。5月中旬頃から少しずつ姿を現し、9月頃には殆ど姿を見ることが出来なくなってしまうのです。したがってイルカ、クジラウォッチに適しているのは、6月から8月の期間ということになります。この期間なら、ほぼ確実に出会えるのではと言われています。貴重な体験と言えるのでしょう、2014年には、シロナガスクジラと遭遇したようですよ。それでは、イルカやクジラウォッチが楽しめる基本情報をご紹介しましょう。詳しくは下記公式サイトにて確認できますよ。
噴火湾は一年を通して穏やかなことが多く、イルカやクジラの子育てに適しているそうです。イルカやクジラの他にもシャチ、キタオットセイにも出会えるかも知れません。クルージングは大人6,000円、4歳~小学生は3,000円、3歳以下は無料。
■ 基本情報
- ・名称:噴火湾 クルージング
- ・乗り場:4月~5月上旬乗り場 スターマリンKK(室蘭市祝津町1丁目127-12)
- 5月上旬~10月乗り場 エンルムマリーナ(室蘭市絵鞆町4丁目2-14)
- 11月~乗り場 スターマリンKK(室蘭市祝津町1丁目127-12)
- ・アクセス:白鳥大橋のふもとにあります。
- ・運行期間:6月~8月限定
- ・注意事項:完全予約制 最少催行人数は5名から
- ・電話番号:0143-27-2870
- ・料金:おとな6,000円 こども(4歳~小学生) 3,000円 幼児(3歳以下) 無料
- ・所要時間:第1便10:00発 ~ 12:30着 第2便14:00発 ~ 16:30着
- ・公式サイトURL:http://www.muro-nc.com/watching.html
ものづくりで発展してきた街室蘭の技術に触れる
みたら室蘭で東日本最大の橋白鳥大橋にふれる
http://kyocan.exblog.jp/tags/%E5%A4%9C%E6%99%AF/
「みたら室蘭」は、ネーミングが斬新ですね。こちらは、東日本最大のつり橋である白鳥大橋(橋長1,380m)を望むビューポイントになっているんです。室蘭市白鳥大橋記念館「みたら」が、そのまま道の駅になっています。白鳥大橋は構想から40年、着工から14年という一大事業でした。その白鳥大橋建設の事業を後世に伝えるため、白鳥大橋記念館が造られました。それが、道の駅「みたら室蘭」としても登録されているのです。全国的にみても珍しい道の駅ですね。夜になると、白鳥大橋はライトアップされ一層輝きを増しますよ。こちらもオススメですね。
■ 基本情報
- ・名称:みたら室蘭(メイン施設 室蘭市白鳥大橋記念館「みたら」)
- ・住所:室蘭市祝津町4丁目16番地15
- ・アクセス:国道37号より臨港道路祝津絵鞆線沿い
- ・営業時間:9:30~21:00(4~10月)9:30~17:00(11~3月)
- 売店:9:30~17:00
- 。休館日:無休(4~10月、12/31~1/7)
- 毎週木曜日(11~3月)※木曜日が祝日の時は翌日
- ・電話番号:(0143)26-2030
- ・公式サイトURL:http://www.hokkaido-michinoeki.jp/data/47/each.htm
ボルタ工房でものづくり体験
室蘭は、昔から「ものづくりの街」、「鉄のまち」として知られてきましたね。鉄の人形「ボルタ」が生まれたのも、そのような背景があったからでしょう。鉄の人形「ボルタ」は、ボルトとナット、ワッシャーをはんだ付けしたもので、5cmほどの愛らしい人形です。その「ボルタ」は、ボルタ工房で製作体験ができます。しかも、販売中のボルタには無いポーズ3種類の中から選ぶことができますよ。1回につき1種類を選び、自分にあった人形ができあがります。製作体験は予約制となっておりまが、「ボルタ」ファンには、人気となっています。
10名以上の団体については1ヶ月前までに連絡しておいたほうが安心です。製作体験後には、体験修了証が発行されます。詳しくは下記公式サイトを参考にしてみて下さいね。
■ 基本情報
- ・名称:ボルタ工房でものづくり体験
- ・住所:北海道室蘭市輪西町1-32-6
- ・アクセス:「JR輪西駅」下車徒歩約6分
- ・体験時間:営業日の10時・13時・15時の回の計3回
- ・持ち物:特にありません。エプロン・マスク・手袋などは用意されます。
- ・電話番号:0143-47-8233(ボルタ工房)
- ・料金:お一人様2,160円となります。
- (小学生につきましては、一名につき保護者一名同伴でお一人様の料金です)
- ・所要時間:製作にかかる時間は約40分~1時間
- ・対象年齢:小学4年生以上 小学生は保護者同伴で保護者と一緒に一体を作ります。
- ・公式サイトURL:http://www.tetsupro.com/bolta_site/experience.html
JX日鋼日石エネルギー室蘭製造所の社会見学
http://industria.exblog.jp/23056421/
JX日鋼日石エネルギー室蘭製造所は、最新鋭のコンピュターを採用し、プラントデータの収集や記録、警報、オペレーションガイドおよび最適制御など、効率的な運転管理がなされています。このようなことから、美しい海や山、街、環境を守りながら、大切なエネルギーを送り続けています。室蘭製造所でも、最近話題になっている製造所見学ができますよ。見学コースは、製造所の紹介ビデオの上映、パネルや展示品の見学もあります。また、構内をバスで見学するというものです。所要時間は、およそ1時間30分あまりです。普段見ることのできない工場内は興味深いものでしょうね。
■ 基本情報
- ・名称:JX日鋼日石エネルギー室蘭製造所の社会見学
- ・住所:北海道室蘭市陣屋町一丁目172番地
- ・見学受け入れ日:平日可能です。(土・日曜日、祝祭日、年末年始除く)
- ・見学時間帯:10:00~15:00(通年)
- ・見学人員:10名~100名程度
- ・申し込み電話番号:0143-55-1111
- ・所要時間:約1時間30分
- ・参考サイトURL:http://www.noe.jx-group.co.jp/company/about/gaiyou/jigyousho/muroran/local/e71_c…
室蘭3大グルメ!
オリジナルな味にやみつき室蘭カレーラーメン
http://like-a-bridge.at.webry.info/201308/article_8.html
※写真は、「味の大王」さんのカレーラーメンです。室蘭は、この周辺にある約50のラーメン店のうち、約6割のお店でカレーラーメンを提供しています。したがって北海道一のカレーラーメン王国と言ってよいでしょうね。その歴史は古く、30年以上前からラーメン店のメニューにありました。店舗ごとにオリジナリティあるスープや具材を楽しむことができますよ。
室蘭のご当地グルメであり、ソウルフードを守るために立ち上げられたのが「室蘭カレーラーメンの会」です。札幌の「みそ」、函館の「しお」、旭川の「しょうゆ」に続く 北海道第四の味として人気上昇中です。室蘭に立ち寄られたら、一度お試し下さい。加盟店情報は下記公式サイトにありますよ。
■ 基本情報
- ・名称:室蘭カレーラーメン
- ・加盟店舗情報:公式サイトへ
- ・公式サイトURL:http://www.muroran-curryramen.com/?page_id=486
室蘭やきとりは鳥じゃなく豚肉+タマネギ+洋からし
室蘭では、「やきとり」と言えば、「豚肉」と「タマネギ」、そして「洋からし」。これが常識となっていますね。昭和8年あたりに、室蘭の輪西の屋台からはじまった「やきとり」ですから、歴史があります。それ以来、豚肉とタマネギの「やきとり」が定着していったと言われています。この室蘭の「やきとり」も「カレーラーメン」と同じように、ご当地グルメとして人気がありますよ。近くに立ち寄られたら、加盟店に足を運んでみてはいかがでしょうか。詳しい情報は、下記公式サイトに載っていますよ。
■ 基本情報
- ・名称:室蘭やきとり
- ・加盟店舗情報:公式サイトへ
- ・公式サイトURL:http://www.muro-kanko.com/gourmet/yakitori.html
鮮度抜群!室蘭近海でとれるクロソイ
室蘭市には、噴火湾と太平洋という豊かな漁場があります。そのため、北海道胆振地区では最大の漁獲量を誇っています。クロソイをはじめ、スケトウダラ、カレイ、ホタテ、サケ、毛ガニ、イカ、昆布、ウニなど北海道を代表する水産物が獲れます。室蘭は、「さかなの街 」でもあります。そんななか、クロソイは、地元の追直漁港で養殖もされています。コリコリとした歯ごたえが美味な刺身のほか、焼き魚、煮付け、お吸い物など、さまざまな料理で楽しめる高級魚なんですよ。中華や洋食との相性も抜群で、室蘭市内にはオリジナルのクロソイ料理を出しているお店も多くありますよ。
■ 基本情報
- ・名称:室蘭の近海グルメ クロソイ
- ・店舗一覧:公式サイトへ
- ・公式サイトURL:http://www.muro-kanko.com/gourmet/kurosoi.html
室蘭イベント情報
むろらん港まつり
http://blog.livedoor.jp/ken_0131/archives/30089630.html
むろらん港まつりは、昭和22年からスタートした、室蘭最大のお祭りですね。平成27年の今年(7/24~26)も盛大に開催されました。夏祭り最大の花形は、祭り初日夜に開催される納涼花火大会でしょう。スターマインや早打など 約2000発 が打ち上げられました。その他、山車を担ぎ街中を練り歩く「室蘭ねりこみ」、室蘭ばやしの曲に合わせてパレードする、総参加市民踊りにも注目が集まりました。会場には、室蘭やきとりなど飲食ブースも登場し、美味しい味覚が祭りをさらに盛り上げましたよ。来年で70回目を迎えますが、7月末の祭りには多くの人で賑わうのでしょうね。
■ 基本情報
- ・名称:むろらん港まつり
- ・会場:会場1
室蘭港フェリー埠頭 室蘭市入江町フェリー埠頭沖 - 会場2
中島町・中央町 室蘭市中島町付近・中央町付近 - ・開催日:2015/7/24(金)~7/26(日) ※本年度は終了。
- ・電話番号:0143-23-0102 むろらん港まつり実行委員会
- ・参考サイトURL:http://hokkaido-aomori.info/event/%E3%80%90%E5%AE%A4%E8%98%AD%E5%B8%82%E3%80%91%…
チキウ岬灯台一般公開
http://blog.livedoor.jp/muronavi_5/archives/52181613.html
チキウ岬灯台一般公開は、平成27年の今年は「海の日」である7月21日に行われました。室蘭八景のひとつともなっている地球岬は、海面から100m前後もある断崖絶壁が魅力です。晴れた日には、恵山岬や下北半島も眺望できる景勝地ですね。白亜八角形の灯台は、「日本の灯台50選」や「土木学会選奨土木遺産」に選ばれています。普段は立ち入り禁止となっていますが、年に1、2回灯台の一般公開が行われる予定です。ただし、荒天の場合は中止となりますよ。詳細は室蘭市のホームページをご覧ください。
■ 基本情報
- ・名称:チキウ岬灯台一般公開
- ・住所:会場 チキウ岬灯台 室蘭市母恋南町4丁目
- ・アクセス:母恋駅[出口]から徒歩約35分
- 道南バス地球岬団地バス停より徒歩15分(1キロメートル)
- ・公開時間:10:00~15:00
- ※常時公開では、ありません。公開日時は室蘭海上保安部から発表があります。
- 問い合わせは室蘭市観光課へ。
- ・電話番号:0143-25-3320 室蘭市観光課
- ・参考サイトURL:http://www.city.muroran.lg.jp/main/org6400/event_top.html
室蘭八景を初めとするさまざまな魅力をお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか。日本五大工場夜景・白鳥大橋や風光明媚な景勝地・地球岬などは一度は見にくる価値がありますよ。また、カレーラーメンや一味違う”やきとり”、近海でとれるクロソイの3大グルメもぜひ味わいに来てください。お伝えした知識の中で何かしら新しい面が見つかりましたでしょうか。「ものづくりの街」であるとともに、自然美豊かな街、グルメの街でもあるこの土地の再発見につながっていれば幸いです。観光を計画される際の一助となればと思います。