米どころの北陸3県は、日本酒好きな方の心をくすぐる酒蔵がたくさんあります。有名な日本酒造りの名手『能登杜氏』を中心にたくさんの日本酒が作られています。北陸の風土ときれいな水の共演で出来上がった、北陸の日本酒。きっとあなたの心をグッとつかむような日本酒が待っています!
【素敵な北陸の酒蔵をご紹介しましたが、味のある酒蔵は北陸にはまだまだたくさんあります。この機会に、北陸の銘酒を制覇してみてはいかが?きっと心に残る銘酒と出会えるはずです。】
素材提供:トリップアドバイザー
1.宗玄酒造(石川県)
http://kankounavi.city.suzu.lg.jp/www/event/detail.jsp?id=300
1768年にお酒造りを始めた宗玄酒造。古くからの酒蔵で、伝統を守りながらも奥能登で地道に酒造りをしてきた酒造場です。こちらはなんと能登杜氏発祥の地なのだとか。能登杜氏と言えば日本4大杜氏に数えられるほど。そんな杜氏さん発祥の酒蔵は見ておかないと損です。http://sougen-shuzou.com/wordpress/?cat=5
宗玄の売りは、兵庫県産山田錦100%を使った大吟醸や、国産米で仕込んだ生原酒。フルーツのお酒を飲んでいるかのようなすっきりとした味わい。そしてのどもとを通るときに感じるクッとくる感覚。たまりませんよ。能登杜氏の本気を味わってください。■ 基本情報
- ・名称:宗玄酒造株式会社
- ・住所:〒927-1225 石川県珠洲市宝立町宗玄24-22
- ・アクセス:金沢駅から車で約2時間10分 高岡駅から車で約2時間30分 七尾駅から車で約1時間30分
- ・営業時間:9:00~17:00※蔵見学は要予約相談。
- ・定休日:元旦、日曜日(試飲販売は可能)
- ・電話番号:0768-84-1314
- ・料金:見学は無料だけど、日本酒は買ってね♪
- ・オススメの時期:春から秋
- ・公式サイトURL:http://www.sougen-shuzou.com/index.html
2.菊姫(石川県)
http://www.loghouse.tv/blog/2011/04/
手作りにこだわりぬいている菊姫酒造。兵庫県産の山田錦を使用し、精米、洗米などを人間の手でしっかりと作り上げていきます。昔ながらの酒蔵らしいこだわりのお酒がそろっています。名峰白山から流れ湧き出ている水を使用し白山比咩神社のご加護のもと丹精込めて作られています。http://www.diarygrowingboy.com/2015/08/a-little-skewering.html
なんといっても幻の酒と言ってもいいぐらいの吟醸酒菊姫『菊理媛』。(くくりひめ)と読むのですが、これがなかなか手に入らない。ただでさえおいしい菊姫の吟醸酒をさらに10年寝かせて目覚めさせた日本酒なんですよ。私はこのお酒は冷で飲むのが一番おいしいと思います。思い出しただけでもグッとくる!■ 基本情報
- ・名称:菊姫合資会社
- ・住所:〒920-2126 石川県白山市鶴来新町タ8番地
- ・アクセス:北陸本線「西金沢駅」乗り換え、北陸鉄道「新西金沢駅」から「鶴来駅」下車、徒歩10分
- ・営業時間:9:00~17:00
- ・定休日:日曜、祝日
- ・電話番号:076-272-1234
- ・オススメの時期:一年中
- ・公式サイトURL:http://www.kikuhime.co.jp/index.html
3.車多酒造(石川県)
http://www.sakenomise.com/blog/2012/02/
創業は1823(文政6)年歴史の長い酒蔵。昔から白山の森の恵みや地形を利用して、代々受け継がれてきた伝統の味を守り続けている車多酒造。伝統を守りつつも新しい事にもチャレンジしていて、『剣崎なんば』というとうがらしを漬け込んだお酒なども作っています。口から火を噴きそうですよね。http://arusanchi.exblog.jp/tags/%E3%81%9D%E3%81%AE%E4%BB%96/
『天狗舞といえば、山廃仕込み』と言われる方が多い。私もあまり知らなかったのだが、山廃仕込みとは、簡単に言えば、天然の乳酸菌を育て利用する。という事をやっているということです。簡単に言いましたが本当は簡単ではないことです。最近の日本酒造りでは手間がかかるのであまり使われていません。■ 基本情報
- ・名称:車多酒造
- ・住所:〒924-0823石川県白山市坊丸町60番地1
- ・アクセス:北陸鉄道道法寺駅から車で14分
- ・営業時間:8:20~17:00
- ・定休日:土曜、日曜、祝日
- ・電話番号:076-275-1165
- ・料金:山廃仕込み純米酒 天狗舞 1.8L/2725円(税抜)
- ・オススメの時期:春から秋
- ・公式サイトURL:http://www.tengumai.co.jp/index.html
4.桝田酒造店(富山県)
http://blog.livedoor.jp/yoko_toiyama/archives/52973547.html
その昔、北前船という船が日本海を行き来していました。その北前船で栄えた東岩瀬の地にできた酒蔵が、桝田酒造店。この辺りは、昔から霊峰立山からの湧水が多く磨きがかかった水も相まって、とても洗練された日本酒を作り上げる酒蔵です。http://www.haruyama-sake.com/SHOP/TY0201021800.html
桝田酒造のお酒で私が、是非飲んでいただきたいのは、『純米吟醸満寿泉』。鑑評会の金賞受賞常連酒なんですよ。地元でも有名な日本酒となっています。桝田酒造の方々は、地元が大好きで訪れると、お酒の事はもちろんのこと、富山のお話も色々教えてくださる素敵な方々ばかりです。■ 基本情報
- ・名称:桝田酒造店
- ・住所:〒931-8358富山県富山市東岩瀬町269番地
- ・アクセス:JR「富山駅」乗り換え、富山ライトレール「富山駅北駅」から「東岩瀬駅」下車、徒歩10分
- ・営業時間:8:30~17:00
- ・定休日:土日祝日
- ・電話番号:076-437-9916
- ・オススメの時期:春から秋
- ・公式サイトURL:http://www.masuizumi.co.jp/index.html
5.清都酒造場(富山県)
http://find-travel.jp/article/4859
小さな小さな酒蔵だけど、おいしい日本酒を作るということで、日本酒のコアなファンには愛され続けている清都酒造場。富山県内の酒蔵の中で一番小さい酒蔵です。お酒の種類は少ないですが、飲んでみてわかる素晴らしいお酒です。富山県内に住んでいてもなかなか手に入りにくいお酒として有名です。http://find-travel.jp/article/4859
北陸3県の中でも精米の歩合がとても高く、これでもか!というぐらいにお米を磨き上げています。庄川の伏流水と、五百万石という酒米を使いまさに極めた酒。フルーティーな味わいと共に鼻を抜ける香りがとてもよく、一口口に含むと思わず目を閉じて勝駒の世界に浸りたくなるそんなお酒です。■ 基本情報
- ・名称:清都酒造場
- ・住所:〒933-0917富山県高岡市京町12-12
- ・アクセス:あいの風とやま鉄道「高岡駅」から万葉線「広小路駅」下車、徒歩10分
- ・営業時間:9:30~17:00
- ・定休日:土曜、日曜、祝日
- ・電話番号:0766-22-0557
- ・料金:「勝駒 純米酒」720ml 1,620円
- ・おすすめサイトURL:https://www.jichitai.com/bussan/toyama/01/
6.福鶴酒造(富山県)
http://s.webry.info/sp/ochanriders-cb1300sb.at.webry.info/201205/article_14.html
♪うたわれよ~わしゃはやす~♪と聞こえてきそうな、あの有名な『おわら風の盆』富山県富山市八尾町。そんな素晴らしい坂の街にあるのが、嘉永元年(1847年)創業の福鶴酒造です。風の盆が開催される9月1日~3日の間には、たくさんの観光客の方でにぎわっています。http://www.haruyama-sake.com/SHOP/FI0501021800.html
こちらの代表的なお酒『純米酒風の盆』は、八尾の伏流水と、有機栽培米「コシヒカリ」を100%使用。しかも酒米も富山県産なので、オールとやまで攻めてる日本酒です雑味のないすっきりとした味わいです。風の盆に観光に訪れた方々に大変人気となっています。■ 基本情報
- ・名称: 福鶴酒造株式会社
- ・住所: 〒939-2355 富山県富山市八尾町西町2352
- ・アクセス: 富山地方鉄道バス 東町バス停下車 徒歩約2分
- ・営業時間: 8:00~18:00
- ・定休日: 日曜日
- ・電話番号: 076-455-2727
- ・オススメの時期: 9月の風の盆の時期がおすすめ
- ・公式サイトURL: http://www.kazenobon.co.jp/
7.加藤吉平商店(福井県)
http://www.sakeno.com/kuramoto/788
世界でも評価されている、日本の代表的な日本酒と言ってもいい日本酒を作っているのが、加藤吉平商店。国の偉い方々や、国賓が出席される、国の公式行事である晩餐会でも、こちらのお酒が使用されています。創業は1860(万延元)年。古くからの伝統を守りながら作られています。http://blog.livedoor.jp/erikan0620/archives/50481327.html
こちらの大吟醸のさらに上を行く『超吟 梵』は皇室献上品なのです。天皇陛下も飲まれたことがあるということでしょう。素晴らしい!ちゃんとした品質を保ったまま、日本酒大好きな方々の口に入るという徹底ぶりは頭が下がります。死ぬまでに一度は口にしてみたい日本酒ですね。■ 基本情報
- ・名称: 合資会社 加藤吉平商店
- ・住所: 〒916-0001福井県鯖江市吉江町1号11番地
- ・アクセス: 北陸本線「鯖江駅」からタクシーで15分
- ・営業時間: 9:00 ~19:00
- ・定休日: 日曜祝日
- ・電話番号: (0778)51-1507
- ・料金: 『超吟 梵』¥10,000(消費税別・1本紙箱入り)
- ・公式サイトURL: http://www.born.co.jp/
8.真名鶴酒造(福井県)
http://osakelist.com/fukui/manaturu
江戸時代中期から続く古い酒蔵の真名鶴酒造。古くから、九頭竜川の伏流水を利用して丹精込めて真摯に酒造りを続けています。外からの杜氏を迎え入れているわけではなく、蔵元自身が杜氏となり自ら毎年新しいことにチャレンジして新しい未来へ続く日本酒を作り続けています。http://blog.livedoor.jp/kusatunohyakushou/archives/50743249.html
こちらの真名鶴酒造のお酒は、冷でももちろんおいしいのですが、私的には、熱燗でいただくのが好きです。まろやかさがアップするような気がします。冷だとなぜか、私は酔いが回るのが早いような気がします。圧をかけないで絞ってあるお酒なので透き通った味がします。■ 基本情報
- ・名称: 真名鶴酒造
- ・住所:福井県大野市明倫町11番3号
- ・アクセス: 九頭竜線「越前大野駅」から徒歩7分
- ・営業時間: 8:00~19:00
- ・定休日: 不定休
- ・電話番号: 0779-66-2909
- ・公式サイトURL: http://manaturu.com/
9.白駒酒造(福井県)
http://osakelist.com/fukui/hakukoma
創業1697(元禄10)年ということは、300年以上の歴史を積み重ねてきている酒蔵。江戸時代のちょんまげを結っていたころの人たちから受け継いだ技法で作られています。地元の方に愛され続けていて、お土産やお祝いごとがあるときにもよく使われているようです。http://item.rakuten.co.jp/malco/10001185/
喉の通りがとても良く、ついつい飲みすぎてしまうお酒です。福井県産の酒米、五百万石と、地元の地下水を利用したお酒は、外にはない風味があります。少し辛口だと思うのですが、辛口が好きな方にオススメしたい一品です。福井名産の越前そばにもぴったりだと思います。■ 基本情報
- ・名称: 白駒酒造合資会社
- ・住所: 福井県南条郡南越前町今庄82-24
- ・アクセス: 北陸本線「今庄駅」から徒歩5分
- ・営業時間: 午前8時~午後7時
- ・定休日: 日曜・祝日
- ・電話番号:0778-45-0020
- ・料金: 特選今庄純米吟醸¥3,200(税込)
- ・公式サイトURL: http://www.hakukoma-fukui.com/
【素敵な北陸の酒蔵をご紹介しましたが、味のある酒蔵は北陸にはまだまだたくさんあります。この機会に、北陸の銘酒を制覇してみてはいかが?きっと心に残る銘酒と出会えるはずです。】
素材提供:トリップアドバイザー