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東京国際フォーラムは、都内の中心にあった都庁が新宿に引っ越したあとにできたものなんです。役所がこんなところにあったなんて、さすが日本の首都ですね!なによりも、ほぼガラスでできたビジュアルがすごいと思いませんか?ビジネスコンベンションに利用されることが多いのですが、音楽イベントもあり、パブリックスペースでのイベントもあり、いろいろと使いやすい場所です。とてもキレイなところなので、つい見とれて時間が過ぎるのも忘れてしまうかもしれませんよ!
東京国際フォーラムは江戸時代から東京の中心地
http://komekami.sakura.ne.jp/archives/378/p8074888
東京国際フォーラムは、都庁が新宿に移転した跡地に建設された施設です。1997年に都庁を建て替え、完成しました。運営は「株式会社東京国際フォーラム」がおこなっていて(完成当時は財団法人東京国際交流財団でした)、東京における国際コンベンションセンターのひとつですね。建物全体が大きな船形になっていて、ガラス張りの外観が特徴的です。 この場所には、江戸時代は大名の土佐藩・阿波藩のお屋敷がありました。そして1894年(明治27年)から、ずっと東京都庁が存在していた場所です。つまり現在の東京国際フォーラムがある場所は、明治の近代的な日本が始まって以来、東京の行政の中心地だったのです。
現在は文化の中心地としての機能を持っています。また現在の東京国際フォーラムは、その建物自体が建築物として高い評価を受けています。東京駅や有楽町駅からも近いところから、地方からのアクセスも良好で、東京の代表的なランドマークとして位置づけられています。この建物を設計したのは、建築家のラファエル・ヴィニオリ氏であり、ガラス棟のテーマは「船」です。
東京国際フォーラムってどんな所?
7つのホール
http://aquatimez.exblog.jp/i5/3/
東京国際フォーラムには、大小7つのホールがあります。ホールの一部には、8か国語同時通訳システムなどを備えていたり、遮音性の高い可動式の間仕切りによって2分割しての使用も可能だったりと、目的に応じた利用ができます。国際会議を始め展示会、パーティ、ファッションショーなどなど、色んなイベントにおすすめのホールが揃っています。
もっとも巨大なものはホールA。これは5012席が確保され、日本でもトップクラスのスケールがあります。大規模イベントから国際会議まで、このホールで開催されるものは、かなりの規模感のイベントと受け取ってよいでしょう。それ以外のホールにおいても、それぞれの役割に応じて使用されています。フレキシブル設計になったものから、レセプション向きなものもありますね。
展示ホール
http://heritager.com/?p=28017
5,000m2という広大な面積をもつ展示ホールは、ガラスと御影石の壁に囲まれた、天井9mの2層吹き抜け構造になっています。地下1階の地下コンコースからホール内部を見ることもでき、通行する人々に展示内容を見てもらうこともる可能。もちろん、ホールは、2分割利用も可能でそれに対応してセミナー室も2室あります。様々な展示会や見本市、発表会、パーティなど柔軟に対応できるようになっています。
この展示ホールは厳密にはホールEという位置づけです。ガラス張りになっているので、中で行われている催しを、国際フォーラムに訪れた時に見かけたという経験をした人も珍しくないでしょう。それだけ目立ちやすいホールといえますね。地上広場からは真下になっているので、逆に全く見えません。前面利用すると例えば立食パーティなら3000人が入ります。着席ブッフェ形式だと1328人程度です。
ロビーギャラリー
http://www.yawata-sakan.com/blog/?m=201308
東京国際フォーラム・ガラス棟の玄関とも言えるとっても広い空間がロビーギャラリー(地下1階)です。560m2もの広大な空間には、ガラス棟の高さ60mの吹き抜けから光が降り注ぐため、とっても明るく開放感があります。雨の日でも、屋外のような雰囲気を出せるのが、この場所の魅力。各種展示のほか、展示ホールでの催事の受付ロビーなど、複合的なご利用ができます。
ガラス棟に入ると、必然的にエスカレーターで地下1Fに向かいますが、降りたところがすぐロビーギャラリーになっています。ガラス棟会議室方面に向かう際は、大抵このロビーギャラリーを通ってエレベーターで上階に向かう事になるので、様々なイベントが行われている際は、ロビーギャラリーの人口密度も高くなる傾向があります。
ラウンジ
https://plus.google.com/101334455121833939189/posts/LJWb1xy5KJy
ガラス棟7階にあるラウンジは、豊かな自然光のなかで、中空にある開放感を満喫できる場所になっています。広さは、224m2。ガラス棟会議室と連動した企画でも利用することができますよ。ここから眺める夕日、そして東京の夜景はとっても美しいと評判です。その美しさを背景にしたイベントの利用にもおすすめです。
ガラス棟会議室は、種々のイベントが開催されていますが、そのイベントに関係した人しか入ってこないので、このラウンジもとても落ち着いた雰囲気がありますね。駅方面からガラス棟に入ったら、1Fに降りてロビーギャラリーのすぐ横にあるエレベーターに乗りましょう。都会の喧騒から一時だけ離れたような心地になれます。
地上広場
http://3-jin.sblo.jp/article/48369861.html
ホール棟とガラス棟の間にある庭園のような雰囲気があるオープンスペースが、地上広場です。豊かな緑あふれる憩いの場となっているので、ゆったりと休憩したり、お弁当を食べたりするのもおすすめです。地上広場内数ヶ所に「有料貸出ブロック」があるので、催事利用をすることもできます。館内各ホールと連動した催事開催を始め、多彩なイベントにも利用することができますよ。都会の真ん中にいながら、自然を肌で感じられる場所です。
東京駅方面と有楽町駅方面を相互に移動する時は、この地上広場を抜けていくという人も多いのではないでしょうか。ビルが乱立して殺風景な光景が続く中、木々が植えられたスペースがほんのわずかでもあると、和むものですね。特に国際フォーラムに用事がない人でも、フラっと寄ってみると、何か面白い催しをやっているかもしれませんよ。
太田道灌像
http://tky23.or.jp/report/archives/41.html
東京国際フォーラムにある銅像が太田道灌像です。この銅像は、江戸城築城500年(開都500年)を記念して、旧都庁の正面に設置されたものです。都庁が西新宿に移転した後、東京国際フォーラムに再び設置されたそうです。旧都庁前の銅像が江戸城(皇居)を向いて立っていたのと同じように、現在の銅像も江戸城の方角を向いて立っていますよ。あまり知られていませんが、東京国際フォーラムに行った際には、ぜひ見てくださいね。
太田道灌と言えば、1457年に江戸城を創り上げた人物。まさに江戸の開祖とも言われる人なのです。そうして切り開いた江戸に、徳川家康が幕府を開創することになります。この太田道灌像を造ったのは、昭和の彫刻家であり「東洋のロダン」と称された朝倉文夫です。展示場の入り口エスカレータ前に展示されています。堂々たる姿を見ておきましょう。
東京国際フォーラムは、とってもフォトジェニックな建物です
ガラス棟
http://komekami.sakura.ne.jp/archives/378/p8074950
東京国際フォーラムと聞いてまず浮かぶのは、ガラス棟でしょう。全長は約全長約207メートル、地上高は57.5メートル。最大幅は約32メートルという巨大なガラスにかこまれたアトリウムがあります。ガラス棟は東京国際フォーラム全体のロビーであり、館内にある31の会議室、ラウンジやレストランの入り口でもあります。 使用されているガラスは、壁面だけで約2600枚だそうです。なんといっても4階から6階へわたる空中ブリッジ(上の写真)がステキですね。ガラスなのでとても開放的で明るく、透明感があります。地上1階から最上階の7階まではスロープでぐるっと1周することもできます。
ガラス棟の各部屋は、広さにして26㎡から206㎡まで様々なものがあります。イベントの規模間に応じて、使い分けができる魅力がありますね。会議室の中も、設備が充実しており、それぞれの部屋がAVネットワークによって繋がっているので、他のホールや会議室と映像や音声を共有したりもできるんですよ。多ホールでやっている光景を会議室に繋ぐ、なんてこともでき、催しの幅が広がります。
http://haimoo.at.webry.info/200901/article_3.html
さわれる登れるアートワーク
http://powerlife2.exblog.jp/11464099/
東京国際フォーラムには、たくさんのアートワークが展示されています。世界中からあつめた50人の作家による134点もの作品があるんです。ちょっとおどろきの数ですね。これらのアートワークのなかには乗ったり坐ったりしてもいいものがあります。 アートワークを選んだのは、選定委員会から指定された篠田達夫さんとラファエル・ヴィニオリさん。統一テーマの「多様性の船」をベースに、集められました。ほとんどが建物の共用部にありますが、中には会議室にあって一般の人には見られないものもあります。
http://y-sugi.at.webry.info/201205/article_7.html
安田侃「意心帰(いしんき)」。とにかく子供に大人気のアートワーク(笑)。上の写真のように人がいない時間もありますが、たいていはこのように子供がむらがってよじ登っています。なんだか無性に、触って登ってみたくなる造形なんです。もちろん、触ってものぼっても叱られませんよ。
http://y-sugi.at.webry.info/201205/article_7.html
イベント時はこのように子供が寄ってきます。すばらしいパブリックアートですね。下の写真は、リチャード・ロング「へミスフィア・サークル」。へミスフィア(Hemisphere)とは地球や天体の半球のことです。こちらは座ってもいいアートワークです。
http://blogs.yahoo.co.jp/kininarusyashin/23844841.html
ぐるっと囲んで置かれている石が、それぞれの表情を持っていて、日替わりで座ってみたくなる雰囲気です。ほかにも、下の写真、アンソニー・カロ「バルセロナ・バラッド」。 http://blogs.yahoo.co.jp/kininarusyashin/23844841.html
これは鉄でできています。バラッド(Ballad)とは民謡という言葉です。シルエットがキレイなアートワークで、意味はよくわかりませんが眺めていても飽きません。こちらもさわっても怒られないので、休日は子供たちが鉄棒がわりにしています。使える(笑)!これらのアートは、東京国際フォーラムの建築物とマッチしていることはもちろん、訪れる人たちにもっと潤いや親しみなどを感じ取ってほしいというものを選んでいます。こうしたものがあるだけで、フォーラムの文化的なクオリティが上がるようですね。もともと、フォーラムのデザインテーマは「舟」ですが、こうしたアートをたくさん展示することで、多様性を運ぶ舟のように在りたいという想いが込められています。
意外と緑地帯です
http://powerlife2.exblog.jp/11464099/
東京国際フォーラムは、意外と緑が多い場所です。ガラス建築とホールのすきまにあるケヤキのエリア。人がいきかう場所ですが、意外と落ち着けるんです。東京のど真ん中にあるのに、喧騒が消えていくような気がするのは、ガラスとみどりのなせる技でしょうか。 雨の日は人通りも少なく、アートワークが静かにぬれているだけなので、まるでエアポケットに入ったかのようです。歩道のタイルにうつったケヤキの影もいい感じです。
よく屋台村といったイベントが行われて、食事を楽しむ人たちの姿もよく見えます。それもこうしたケヤキなどの木々があるからこそ、都会の中の一瞬のオアシスにいるかのようで、食欲も進むというものかもしれません。ビアガーデンにもなります。季節によっても、空間の表情が変わるので、こうした自然の存在感と在り難さがよくわかりますね。
なんと5000人収容できるホールがある
http://www.create-osk.com/?p=156
東京国際フォーラムにはいくつもホールがありますが、市場の大きなのが「ホールA」(写真)です。スタイルとしては、2層構造の劇場形式。そして座席数は、なんと5012席です。世界的に見ても、これほど大きなホールはめずらしいですね。音楽や演劇イベントにもつかえる音響と舞台設備があります。 国際的なビジネスコンベンションにも使えるように、8か国語の同時通訳システムがあり、AVネットワークを利用して複数の会場を生中継でつなぐこともできます。さすが東京ですね~。
http://www.create-osk.com/?p=156
夜景もなかなか
http://blogs.yahoo.co.jp/takamito/folder/1493174.html?m=lc&p=10
ビジネスやコンサートで有名な東京国際フォーラム。意外なのが夜景です。まずガラス棟の最上階(7階)からは、東京駅の八重洲側と南口方面の夜景が見られます。高さがあまりないので、眼下広がる大東京♪なんてわけにはいきませんが、ひとがあまりいないのがいいですね。 クリスマスシーズンには、ケヤキのまわりもイルミネーションでキラキラ。ふたつのガラス棟をつなぐブリッジからみれば、足元にイルミネーションがあるという体験ができます。
http://www.marunouchi-photo.com/forum/forum_1.htm
定例イベント
ネオ屋台村スーパーナイト
http://www.tokyobeergarden.com/report/post-13.php
自然の木々に囲まれた都会の癒しの空間に出現するビアガーデンが、ネオ屋台村スーパーナイトです。毎年4月から11月まで、月1回開催されているイベントなんですよう。ランチタイムに日替わりでやってくる様々な料理を出すキッチンカーが、美味しい屋台メニューをリーズナブルな価格で提供してくれますよ!お買物や仕事の帰り道にぜひ、立ち寄って美味しい料理&お酒を堪能してくださいね。
■ 基本情報
- ・名称: ネオ屋台村スーパーナイト
- ・営業時間: 18:00~22:00(月1回開催)
- ・公式サイトURL: http://www.w-tokyodo.com/
大江戸骨董市
http://ririnopage.exblog.jp/20313582
「大江戸骨董市」は、日本最大級の露天骨董市として人気があります。毎月第1・3日曜日に地上広場で開催されているのですが、たくさんの人が訪れる人気イベントとなっています。おしゃれで国際色豊かな骨董市としても知られているので、若い世代の人や外国人の姿も良く見かけます。器物だけでなく、着物や家具など様々な種類の骨董品が集まっているので、誰でも楽しむことができると評判です。
■ 基本情報
- ・名称: 大江戸骨董市
- ・公式サイトURL: http://www.antique-market.jp
ベストフリーマーケット
https://www.youtube.com/watch?v=2I8PXKnyCDg
東京国際フォーラムの中庭、地上広場では、毎月「ベストフリーマーケット in 東京国際フォーラム」をというイベントが開催されています。なんと、200店ものがお店が出店し、朝早くから、たくさんの人で賑わっている超人気イベントです。欧米の蚤の市をイメージしたおしゃれな雰囲気があるので、お散歩がてら立ち寄るのもとってもおすすめです。自由な雰囲気が溢れるフリーマーケットです。
■ 基本情報
- ・名称: ベストフリーマーケット
- ・公式サイトURL: http://www.recycler.org
オリジナルグッズも!フォーラム・アート・ショップ
https://www.t-i-forum.co.jp/facilities/shop/artshop/
フォーラム・アート・ショップではジクレーなどの版画を中心に、ポスターなど、人気作家の作品が幅広く揃っています。作家の絵や作品をモチーフにしたバッグやなどのアパレル商品も充実しているので、アート好きな人にとって、気になるアイテムがたくさんあること間違いなしです!輸入雑貨などもあるので、雑貨好きな人にもおすすめの場所です。
■ 基本情報
- ・名称: フォーラム・アート・ショップ
- ・住所: 東京都千代田区丸の内3丁目5番1号 東京国際フォーラム1F
- ・アクセス:有楽町駅より徒歩1分
- ・営業時間: 10:00~20:00
- ・公式サイトURL: http://www.t-i-forum.co.jp/
合わせて行きたい相田みつを美術館
http://blog.livedoor.jp/movie_refresh/archives/51572336.html
書家・詩人として、自分の書、自分の言葉を探求し続けた相田みつを氏の作品の数々を展示・紹介しているのが、「相田みつを美術館」です。「人生の2時間を過ごす場所」をコンセプトとし去れた美術館なので、作品に触れながら、じっくり心で味わうことができます。作また、カフェが併設されているので、作品のぬくもりにひたりながら、ゆっくりとお茶を楽しむことができます。
■ 基本情報
- ・名称: 相田みつを美術館
- ・営業時間: 10:00~17:30
- ・定休日: 月曜日
- ・電話番号: 03-6212-3200
- ・料金: 一般・大学生800円、中・高校生500円、小学生200円
- ・公式サイトURL: http://www.mitsuo.co.jp/
東京国際フォーラムに行ったひとは、こんな風に言っています♪
http://bt9.at.webry.info/200904/article_47.html
ここもこれまでに何度か来ていますが、来るたびに不思議と撮りたくなります。
http://htgy5308.exblog.jp/18996441
被写体としては、本当に最高の場所でして、時間が立つのも忘れていました。
http://blogs.yahoo.co.jp/takamito/folder/1493174.html?m=lc&p=10
http://www.obayashi.co.jp/works/work_144
http://www.jalan.net/kankou/spt_guide000000151739/kuchikomi/
基本情報
http://buongiorno3.blog.so-net.ne.jp/2010-09-04
吹き抜けの天井を下から見上げて撮ったものです。SFっぽいですね。東京国際フォーラムには、一般のお客を対象にした見学ツアー(約30分)もあります。公式サイト↓から申し込めますので、チェックしてみてください。 ■ 基本情報
- ・名称: 東京国際フォーラム
- ・住所: 東京都千代田区丸の内3丁目5番1号
- ・アクセス: JR線有楽町駅より徒歩1分
- 東京駅より徒歩5分 (京葉線東京駅とB1F地下コンコースにて連絡)
- ・営業時間: 09:00~17:00
- ・定休日: 年数回臨時休あり
- ・電話番号: 03-5221-9000
- ・料金: イベント、店舗によりことなります。入館には費用はかかりません
- ・オススメの時期: 通年
- ・公式サイトURL: http://www.t-i-forum.co.jp/
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東京国際フォーラムに行ってみたくなりましたか?都内のこの場所で意外にも緑がたくさんあるんですよ。見学ツアーに申し込んで、ぜひ見てきてください。ライトアップもキレイですが、中もとても広くて素敵なので圧倒されること間違いなし!有楽町の駅からもかなり近くアクセスがいいので、どこかに遊びに行ったついでに寄るのもいいと思いますよ!デートで行ってみて、帰りに近くで美味しいごはんを食べるというのも新鮮で楽しいかもしれません。