孝行息子の伝説が残る不思議な滝がある！四季折々に美しい「養老公園」

日本の滝100選・「養老の滝」を擁する養老公園。単に滝を楽しむだけでなく、四季折々の景観や、子供も遊べるレジャースポット、スポーツ施設、アートの展示と見どころ満載の公園なんです。ファミリーでもカップルでも一日中楽しむことができる養老公園の魅力を紹介します！

1．養老公園とは?　感動的な伝説が美しい滝

日本の滝100選にも選ばれている美しい滝、養老の滝を楽しめる公園です。この滝を中心とした78.6haもの広さを誇ります。

自然を楽しめるだけでなく、パークゴルフやパターゴルフ、テニスコートと言ったスポーツ・レジャー施設や、こどもの国といった遊具もあり、家族で・友人で一日中楽しむことができます。

また、飛騨・美濃の桜、紅葉の33選に選ばれている花と紅葉の名所。春と秋には美しい光景を目にしながら滝までの道を楽しむことができます。

この公園のシンボル「養老の滝」。滝を見る前に知っておきたい、この滝に伝わる感動的な孝行息子の昔話を紹介します。

孝行息子の伝説「孝子物語」

この地に伝わる、古今著聞集にも記された孝行息子の物語です。

昔々、美濃の国（今の岐阜県）にいた、貧しいけれど優しい木こりがいました。年老いた父を養っていましたが、その日の暮らしで精一杯でお酒を買ってあげることもできません。

ある日、山奥に登るとそこには滝が。「あの水が酒なら」と父の姿を思い浮かべた瞬間、木こりは岩から落ちてしまいます。

目が覚めると、岩間からお酒が沸いているではありませんか！「天から授かった」と喜んでひょうたんに汲んで帰り、父とその酒を酌み交わしました。老いた父は、この酒を呑んで髪は黒々とし、シワもなくなり、若々しくなりました。この水の出来事が都の天皇に伝わり、行幸に。ご自身が飲まれてその効果に喜んだ天皇が元号を養老と改められ、官位と褒美を与え、この地方の人々の税を免除したそうです。

養老の滝までの道に、孝行息子のお墓があります。

2．いつ観てもキレイ♪養老公園の見どころ・魅力

養老の滝

孝行息子の伝説が伝わる滝。日本の滝100選にも選ばれているこの滝は、昔から文人墨客に親しまれてきました。高さは30メートル、幅は4メートル。大自然の中の勇壮な滝は日頃の疲れを忘れさせてくれます。公園の駐車場から1.2キロほど奥まったところにあります。

四季折々の景観を眺めながら30分ほどの散歩も素敵ですよ♪

伝説の残る菊水泉・不老ヶ池

孝行息子の不思議な水の伝説を聞いた天皇が行幸に訪れ、その効果に喜んで「養老」と元号を改めた泉が菊水泉です。病に効く泉とされ、日本の名水百選にも選ばれています。

菊水泉が流れる小川にそって進むと、不老ヶ池があります。養老の素晴らしい水をたたえているので、この名前がつきました。水が美しいので、刺のあるハリヨという小魚がたくさんいますよ。

養老天命反転地

世界的に有名な芸術家、荒川修作さんと、そのパートナーのマドリン・ギンズさんの構想を実現したアート作品です。岐阜県の形をした屋根や、大小様々な日本列島。直接体験できるアートがたくさん展示されています。

美術館のような、アスレチック場のような…全身を使ってアートを感じることが出来る施設です。

こんな個性的な写真も撮れちゃいます。不思議！

子どもの国

雄大な自然の中で、思いっきり遊べる施設です。大きなアスレチックや、三輪車で遊べるひろば、ボール遊びが楽しめるひろばが、思い切り走り回れる草原のようなひろば。

夏にはプールもオープンします。室内遊具で遊べる「こどもの家」もあり、絵本なども読めます。家族連れには、最高の施設です。

桜、紅葉が美しい！

養老公園は、飛騨・美濃の桜、紅葉の33選に選ばれた四季折々の景観が楽しめるスポットです。
養老公園には、3000本の桜が植えられており、春には公園一帯がピンク色に染まります。

養老の滝までの森のなかの木々が一斉に紅葉をする秋には、自然のグラデーションを楽しめ、絶好のハイキングを楽しめます。

1年を通して、様々な表情を見ることが出来るのが養老公園の魅力です！

3．訪問者の声

4．地図、基本情報