三十槌の氷柱は埼玉の自然が作った芸術。ライトアップも必見！

三十槌の氷柱（みそつちのつつら）をご存じですか。埼玉県秩父市に、冬にしか見られない美しい芸術が出現するのです。幅３０ｍ、高さ１０ｍの天然のものと、水を流して人工的につくられるものが合わさると、スケールの大きさに圧倒されてしまいます。ゆっくり時間をかけて作られていく巨大オブジェ。自然の強さに心打たれますよ。大滝氷まつりが開催されている期間中は、ライトアップされ、さらに幻想的な姿をみせてくれます。あなたも自然を満喫しに行きませんか？

驚きと感動の氷の世界「三十槌の氷柱」、その魅力からアクセス方法まで解説しますのでご覧くださいね。

埼玉県に巨大な氷柱が出現

三十槌の氷柱（みそつちのつつら）は、知る人ぞ知る埼玉県の冬の観光名所。岩清水が少しずつ作り上げていく氷の芸術は圧巻のひとこと。幅30ｍ、高さ10ｍの天然の氷柱と水を流して人工でつくられた、幅55ｍ、高さ25ｍの大きなスケールの氷柱を見ることができます。

どちらも見頃の時期には美しい味のある景色をみせてくれます。冬ならではの景色を堪能したいならおすすめの場所です。

夜間はライトアップされより神秘的に

期間中の夜間は三十槌の氷柱はライトアップされます。澄んだ闇の中で様々な色彩の光を浴び暗闇に浮かび上がる氷柱は神秘的ですよ。ライトアップはランダムで切り替わりますので、ピンクやグリーンやレッドやホワイトの極彩色に彩られたそれぞれ異なる趣を楽しむことができます。

大自然の中に突如とあらわれたアート作品はまわりの景観や川のせせらぎの音と解け合って独特の空間を作り出します。是非この空間を体験してみてください。

• 平成28年のライトアップ期間
• 1月16日（土）～2月14日（日）
• 平日 17：00～19：00　/　土・休日 17：00～21：00

都心から2時間

雪の少ない関東ではこういった氷や雪の自然風景はなかなか見ることができません。都心から車でたったの２時間で、こういった大自然にたどり着くことができるのはちょっとした驚きですよね。

日帰りで行って帰ってこれるのも大きなメリットです。ちょっとした冒険気分もかけて気晴らしに訪れることができますよ。見学に訪れる際は残雪もありますのでご注意くださいね。

ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場の駐車場から見ることができます

この氷柱は秩父湖のそばのキャンプ場「ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場」内の荒川河川敷にあります。ご覧になりたい方は、キャンプ場の駐車場に車を止めて観察しましょう。駐車場直下にあるまでちょっと歩けば真近で眺めることができますよ。

駐車場に併設された氷柱見台（ウッドデッキ）からも全景を見ることができます。
駐車場料金が車で500円、オートバイが200円必要です。

いろりもあります

1月の山奥ともなるとそれは寒いです。美しい光景に見とれていたら体も冷やしてしまいますよね。でも大丈夫、駐車場にはカフェやいろりがありますので暖を取ってくださいね。冷えた体を気遣ってくれる心遣いが嬉しいですよね。

お土産や土地の名物も販売してますのでせっかくなので、おひとつどうでしょう？いろりで暖を取り、甘酒やおでんで体を温めほっと一息。綺麗な空気に心も癒えますよ。

デートにもお勧めですよ

ライトアップ期間は毎年バレンタインまで続きますので、カップルでデートで訪れるのもオススメです。白銀の世界を背景に、光に照らされた氷柱は一層神秘的なヴェールを身に纏います。

ロマンティックな光景は雰囲気もたっぷりで来てよかったと思いますよ。ちょっと寒いですけど是非訪れてみてくださいね。

見ごろは1月中旬～！

見頃は１月中旬からになっています。2015年の開催期間は1月3日（土）～3月1日（日）で8:00～17:00までの間で見ることができました。（氷の状況により終了が早まる場合があります。）

2016年は1月4日（土）頃からの公開予定ですが、氷柱の状態により毎年変更がありますので、秩父観光協会大滝支部（0494-55-0707)に問い合わせをしてから行くのがおすすめです。

氷柱は成長します

氷柱は日々ゆっくりと成長します。自然のもたらす芸術は人間の創造力など遥かに凌駕する多彩な表情を魅せてくれますよね。じっと眺めていると心も洗われてくるようです。

奥深い山奥の冬に見せる大自然の美しさも合わせて氷柱を観察しましょう。晴れた日に陽光をうけ光を乱反射する氷柱は感動する美しさですよ。フレームに収めてみるのも楽しいですね。

人口氷柱もありますよ

天然氷柱の上流の崖により大きなスケールの人口氷柱もあります。水を流して造られた人口氷柱は幅５５ｍ、高さ２５ｍもあり迫力も抜群です。視界に広がる迫力いっぱいの氷の世界はまるでおとぎ話の世界に迷い込んでしまったような錯覚を覚えてしまうほどですよ。

実はこの氷柱、あまり知られていない穴場スポットなので訪れる人も少ないんです。静かな時間を過ごすにはとっておきの場所ですよね。

氷柱見学の注意・ご用意

氷柱見学する際は寒さの対策を万全にしてくださいね。辺りはとても冷えますので、くれぐれも風邪をひかないように注意してください。

氷柱に近づく場合は河川敷に降りる道を通ります。急勾配で残雪もありますので、歩きやすい履物がベターです。河川敷も氷が張ってますのでご注意くださいね。

「大滝氷まつり」も開催されます

氷柱がもっとも美しい時期には、毎年大滝氷まつりが開催され、期間中にはライトアップが行われます。幻想的なライトアップは、昼間とは違った雰囲気を醸し出してくれますよ♪

会場となるウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場のカフェウッドルーフでは、甘酒や珈琲、特産品の販売を行っていたり、焚き火もたかれています。会場はとても寒いので、暖かい服装で出かけましょうね。

アクセス方法

氷柱は奥秩父にあります。秩父湖や二瀬ダムも近郊にあり、ちょっとした秘境気分を味わうことができますよ。

お車でお越しの場合

路面凍結や残雪がありますのでスタッドレスタイヤが安心です。

東京方面からは関越自動車道の「花園IC」から国道140号線経由で約50kmの距離です。山梨、甲府方面からは中央自動車道「勝沼IC」から国道411号/国道140号に乗り「雁坂トンネル」を経由で約53kmで到着します。山道走行になりますのでくれぐれも道中走行には気を付けてくださいね。

電車、バスでお越しの

西武秩父駅より西部観光バス「三峯神社行」に乗車し、約50分で到着します。

バスの本数は多くなく公共交通機関でのアクセスは少々難しいです。
公共交通期間を利用する際は事前に時間を調べ訪れましょうね。

◆西武観光バス急行三峯神社線　西武秩父駅発車時刻
平日　　　9:10 / 12:15 / 15:05
土日祝日　9:10 / 10:10 / 12:15 / 14:05 / 15:05

参加者の声

秩父、三十槌の氷柱！ 今月22日までのが延期で3月1日までになってたから来てみた∠( ‘ω’)／ pic.twitter.com/9PIYY3Qoio

— 零＠CRF250L無限 (@LEI_250L) 2015, 2月 28

今週は用事もあり鉄分補給のない週末。 昨日、厳冬の秩父を堪能してきました。 初めて行きましたが、自然の力ってすごいなぁと思いました。 ＠三十槌の氷柱 pic.twitter.com/46l415l4p0

— 黒豆 (@demidemi0121) 2015, 2月 15

秩父に三十槌の氷柱を観に来ました。わりと暖かくて良かった。 pic.twitter.com/S0q0RCykJs

— nokkey (@nokkey5963) 2015, 2月 15

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三十槌の氷柱はいかがでしたか。写真画像を見ているだけでも圧巻の景色が伝わってきますよね。冬にしか見られない美しい芸術で心癒されに行ってみてはいかがでしょうか?まつりが開催されている期間中のライトアップで、さらに幻想的な空気を感じることもおすすめです。会場となるウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場では、甘酒や珈琲、特産品の販売を行っていますし、焚き火で暖をとれます。とても寒いので、服装には気をつけてくださいね。

冬の想い出に、奥秩父の風景と共に自然を楽しみに訪れてみてください。感動と迫力が待ってますよ。