tomoremesealuck(写真提供)
イタリアにある青の洞窟。写真で見ても素敵ですよね。そんな素敵な青の洞窟が日本のどこかにあると言われたら、気になりますよね?でも、どんな所なんでしょう?神秘の世界を覗いてみましょう!日本にもあった青の洞窟!
イタリアまで行かなくても日本にあった青の洞窟。どこにあるのかと言えば、岩手県宮古市の浄土ヶ浜にあります。岩手県と言えば東日本大震災で甚大な被害を受けた所でもあります。しかし、今はちゃんと整備も進んで観光ももちろんできるようになっています。
震災以前からあった青の洞窟も、過去に震災に遭いながら現在もなお、綺麗な景勝を皆さんに心行くまで楽しませてくれていますよ。イタリアの青の洞窟も素晴らしいですが、日本の青の洞窟も負けてはいません!見るものをみな魅了すること間違いなしです!
岩手県の景勝地「浄土ヶ浜」
岩手県宮古の中で一番と言われるほどの景勝地です。日本の快水浴場百選(海の部特選)に選ばれるなど、とても水質が良くきれいな浜。昔、極楽浄土のようだと表現した宮古山常安寺七世の霊鏡和尚。その言葉にあやかって、この「浄土ヶ浜」という地名はついたそうです。
極楽浄土へはまだいったことがないですが、現世で極楽浄土を体験したいなら、この海岸へ来るべきですね。素晴らしい景色が待っています。
洞窟へ入ると神秘の世界が
神秘の世界が広がる青の洞窟へは船で入ることができます。でも、誰でも入れるというわけではありません。海が荒れていたり天候が悪いなどのことがあると、入ることができません。まるで神様が決めているようですね。入れるといいことがありそうです。
薄暗い洞窟の中は、少し外よりも気温が低く感じることもあります。しかし、神秘の世界が広がる青の洞窟では、洞窟内の海の色が素敵すぎてそれどころじゃないことの方が多いですね。体温が上がるぐらいの気持ちにさせてくれる洞窟です。
天気によって色合いは白~紺碧に
洞窟の景色は、日々時間ごとに変わります。洞窟内に入る光の角度や、天候によって洞窟の中の景色が変わるのです。一度来たからと言ってまた次に来たときに同じような青の洞窟を見れるとは限りません。一度来るとまた来たくなる、そんな場所です。
天気によって、洞窟内の色は白や、スカイブルー、紺碧、深いグレーなど様々。地元の人でさえ見たことがない色合いの時もあるそうですよ。
岩肌の色もなんだか幻想的に
変化するのは水の色だけではありません。じつは、洞窟内の岩肌も変化しているのです。青の洞窟内に入る光の角度によって、水面から反射される光で岩肌が赤に見えたり紫に見えるときもあるそうです。水面ばかりではなく、岩肌も見てくださいね。
潮が吹く光景がみれると幸せになれるかも?
青の洞窟の一番奥には小さい穴のようなものがあります。普段は静かなので何も起こりませんが、偶然がいろいろ重なると、小さい穴から潮がバシャ~っと噴出してくる時があるんです。
なかなか見られないこの光景。地元の方々の話では、この潮吹きが見ることができると願いが叶うと言われているそうです。願掛けをして、洞窟内に入ってみましょうよ。潮吹きが見れて、願いが叶うといいですね。
トータル20分ほどのクルージングで神秘的体験
さあ、青の洞窟へ!浄土ヶ浜マリンハウスで、さっぱ船という小型船に乗せてもらいましょう。約20分の船旅で、浄土ヶ浜の青の洞窟を中心に近くの観光スポットを船の上から案内してもらえますよ。船頭さんから素敵な話などもいろいろ聴けて、大笑いしながらの楽しい船旅になります。
時々、ウミネコやカモメさんたちが、頭上にやってきておやつをせがみに来るので、その時は気を付けてくださいね。気が付くとあなたの頭の上にとまって休憩をすることもありますから。まさに頭上注意です!
何度行っても感動できる
■ 基本情報
- ・名称:浄土ヶ浜マリンハウス
- ・住所:岩手県 宮古市 日立浜町 32-4
- ・アクセス:宮古駅より車で約15分
- ・営業時間:8:30~17:00
- ・営業期間:3月~11月(冬季休業)
- ・定休日:無し (冬季以外は無休で営業)
- ・料金:さっぱ船 1500円
- ・所要時間:約20分
- ・オススメの時期:夏
- ・電話番号:0193-63-1327
- ・公式サイトURL:http://j-marine.com/component/option,com_frontpage/Itemid,1/
いかがでしたか?素敵な青の洞窟。日本でも十分感動を味わうことができますよ。しかも言葉が通じますから大丈夫!素敵な世界へ出かけましょう!
素材提供:トリップアドバイザー