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滋賀県長浜市木之本の里山にある「鶏足寺」。由緒ある寺院群ですが、焼失して廃寺となってしまいました。残っているのは参道と寺院跡のみですが、参道にはモミジが植えられ、秋には見事な紅葉が楽しめる絶景スポットなんです!どこまでも続く赤い絨毯!
http://www.kokouan.net/kokouan_blog/post-6.html
なんといっても見どころは、一面真っ赤に染まった参道!200本ものモミジの枯木が真っ赤に紅葉し、落葉で埋め尽くされる参道は、どこまでも続く赤い絨毯を歩いているよう。上を見ても、下を見ても、360°広がる真っ赤な世界は圧巻です。
735年に行基が開基した古寺で一旦は衰退をみせますが、799年に最澄により再興され現在にいたります。僧兵を擁するほどの大寺だったそうですが、明治政府が江戸幕府に成り代わってからは衰退し廃寺となっったようです。秋には紅葉の名所としてたくさんの人が訪れ、その美しい紅葉を楽しんでいます。地元の人が管理しているそうで、古寺とはいっても整備もしっかりされています。境内に続く参道は紅葉の絨毯で埋め尽くされ風情を感じさせてくれますね。
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鮮やかに紅葉した、真っ赤なトンネルが美しい。行基は日本の大乗仏教を広めた奈良時代の僧で、民衆の為の仏教を広めました。東大寺の大仏作りに、多くの人が参加したのは行基が非常に民衆から慕われていたことで天皇が行基に大僧正の位を与えて「民衆の為に大仏造りを」と呼びかけたからだとも言われています。当時は朝廷の庇護を受け念仏を唱えるだけの僧が多い中、はやり病の民衆の為に働いた行基と最澄の心が美しい紅葉となり私たちの心を癒してくれるようです。静けさの中に二人の思いを感じ取ってみては如何でしょうか。
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小池に浮かぶモミジも風情がありますね。本尊は十一面観音立像で、現在は古橋地区にある己高閣(ここうかく)に安置されているそうです。世代閣(よしろかく)、重要文化財の薬師如来立像、十二神将立像などの重要文化財は今も大切に受け継がれており地域でこの寺を大切にしていることが分かりますね。己高閣は、滋賀県最初の文化財収蔵庫で己高山にあった寺の寺宝などを管理する為に建てられました。世代閣と共に多くの重要文化財や古文書が収められていますので興味のある人は、紅葉を楽しんだ後にそちらにも足を運んでみてください。
黄色の絶景も楽しめる
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境内の近くには銀杏の木も。真っ赤な絨毯だけじゃなく、黄色の絨毯まで!赤と黄色の美しい世界を楽しむことが出来ますよ。
例年11月中旬~下旬に美しい紅葉を楽しむ事ができます。紅葉時期には、臨時駐車場が開設されますが、山間部に仮設されるので広いわけではありませんし混雑もします。もともと駐車場ではないので、自動販売機やゴミ箱は設置されていません。近隣の方々の協力と好意もあるのでマナーをもって利用してくださいね。 鶏足寺まで直接車で乗り入れは出来ないので、駐車場から坂道を上りたどり着きます。その間も非常に穏やかで静かな景観を楽しめますよ。
動画で楽しむ紅葉
どんな場所なのかもっと知りたい!という方はこちらをチェック!
実は「鶏足寺」の紅葉は、「死ぬまでに行きたい!世界の絶景 日本編」でも紹介された絶景スポット。
更に公式Youtubeチャンネルでは、360°真っ赤に染まる感動の絶景を体験することが出来ますよ!
紅葉の名所は各地にありますが、古寺であることが「わびさび」を感じさせるのでは無いかとも思いまもす。多くは寺の内部も楽しめるので、時間が取られてしまいますが紅葉だけを楽しむ為の古寺というシチュエーションがロマンを感じさせますね。動画で見るよりも明らかに肉眼でみる方が何百倍も美しいですし、その日によって風やお日様の当たり具合も異なります。紅葉の楽しみ方は、その日・時間で色が変化して見える事。それを是非楽しんで頂きたいのです。
SNSでも話題
鮮やかな紅葉は、とても写真映えするので、SNSに投稿しても目を引くこと間違いなし!
鶏足寺(旧飯福寺)の紅葉情報 | 紅葉名所2015 – Walkerplus http://t.co/9bUSUlizHg ここ行きたいなぁ♡ 来月真っ赤だ~