Norio NAKAYAMA
じゃがポックルをお土産にもらったことがある人は多いのではないでしょうか?空港でもどこのお店でも置いてある人気沸騰中ですよね。一時はお土産屋さんから商品がなくなるほどの人気でした。食べてみればわかりますが、あの食感はくせになりますよね。スナック菓子なのにホクホクのじゃがいも感があるじゃがポックルはなぜこんなに人気があるのか、その秘密を詳しく探ってみましたので、紹介します。じゃがポックルのことを詳しく知ると、次に食べるときには別の印象を持つかもしれませんね♪
1.じゃがポックルとは?
http://kokohore-one2.at.webry.info/200704/article_2.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%98%E3%82%83%E3%81%8C%E3%83%9D%E3%83%83%E3%8…
パッケージのじゃがポックルのイラストが可愛らしくて、誰にお土産に持って行っても喜ばれそうですね♪小分けされていて日持ちがしますし、一回に食べ過ぎないから嬉しい♪スナック菓子が好きな方には特に好まれるお菓子だと思います。固すぎず、上品な味なのでこどもも一緒に食べられますよ♪
2.じゃがポックルの人気の秘密
①北海道産のジャガイモのみを使用しています
http://makimy.at.webry.info/200911/article_15.html
じゃがポックルのおいしさの秘密は北海道産のジャガイモのみを使用している点。肥沃な大地で育った美味しいジャガイモだから、他の類似製品とはおいしさが全く違うのです。ここでしか取れないジャガイモのみを使っているのが一番の魅力的ポイントです。のびのびと暖かい日差しを浴びて育ったジャガイモは、比べ物にならないほどの栄養分と濃い味を出しています。北海道の広大な大地は均等に日光が当たるので、味のムラがないのも特徴の1つ。だからじゃがポックルも味のムラがなくて、何度食べても美味しいのでしょうね!
②味付けにも秘密が
http://vagabundeo.exblog.jp/tags/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%9E%E3%82%B9/
http://blog.goo.ne.jp/mappiy20002000/e/d624b85a2a7e087fb8a29d013b8a9748
味付けには、サロマ湖産のオホーツクの焼き塩と昆布エキスパウダーを合わせた物を使用しています。北海道の大地の恵みがもたらすおいしさなのです。全て北海道のものを使っているという点でも、地元の味を多くの方に気に入ってもらえる理由の一つかもしれません。天然の素材に天然の調味料。ジャガポックルが美味しいのも頷けます。地元の味を売りにしていても、味付けの調味料はどこの地域産かわからないものってたくさんありますよね。じゃがポックルは純北海道産と胸を張って言える商品なんですよ!
③ジャガイモはつぶさずに皮ごとそのままカット
http://www.yuki-planning.co.jp/sp/information_entry.php?p=18047
じゃがポックルは、スナック菓子に多い、ジャガイモをつぶして成形するという手法ではなく、皮ごとスティック状にカットして揚げています。だから外はサクッとしていて中はほくっとしています。北海道の美味しいジャガイモのおいしさがそのまま味わえるというわけです。潰してしまうとジャガイモのいいところも一緒に潰されてしまう。この発想がジャガポックルが誕生するのにとても重要なキーになりました。似たような商品はありますが、食べるとそれらとは明らかに違うじゃがいも感があります。知れば知るほどこだわられていますね!
④手間ひまかけて作っています
じゃがポックルが美味しいのは、こだわりの製造方法で作られているから。同じくカルビーから全国発売されている「ジャガビー」は原料のジャガイモの産地にはこだわらず、一部工程を機械化して大量生産しています。それに対してじゃがポックルは、小さな窯でフライしていて、細かい揚げムラまでもチェックするこだわりぶり。その後も丁寧に選別して、手作りに近い製法なのだそうです。窯でフライするには生産量が限られているのも、北海道でしか販売されない理由の一つです。原料から調味料、調理法までこだわっていながら、さらに揚げたあとの選別までもされています。ここまでクオリティーの高いじゃがいものお菓子は他にはないですよ!北海道に行ったら自分用にも買いたいですね。
⑤希少価値が高い
http://pepeso.net/?p=2570
じゃがポックルはその製造方法ゆえに生産性が極端に低く、ポテトチップスの20倍の製造時間がかかるのだそう。そして北海道限定として販売しているため、レア感が高いので余計においしく感じるのかもしれませんね。現在は成田空港や関西国際空港の免税店、太平洋フェリーの船内の売店、インターネットでも買えるようになっていますが、やはり北海道に来た時やお土産に欲しい商品です♪手間暇かかっているからこその少ない製造量。見つけたらすぐにでも買っておきたくなりますね。手作りだからこその味です。たくさん食べたいから機械化して欲しいなんて言葉をかけることは出来ません。大変でも、少なくても、この美味しい味を保ってもらえることを願いたいですね。
⑥生産工場が限定されている
http://blogs.yahoo.co.jp/ezz01731/51152008.html
じゃがポックルはカルビー千歳工場だけで生産されています。じゃがポックルが発売される前、存続の危機にあった千歳工場でしたが、じゃがポックルのヒットにより起死回生を果たしました。新千歳空港や札幌にも近く、商品を供給するのに好条件の場所にあります。こちらでは工場見学もできますので、ぜひ行ってみてくださいね。じゃがポックルは全国で人気があってもいいほどのおすすめ商品ですが、北海道限定なのでまだまだ知名度はそこまで高くありません。ですが大きなアピールをしなくても、陰ながら工場を助けているじゃがポックルってすごいですよね。
⑦じゃがポックルは「じゃがりこ」を超えたくて開発した商品だった
http://5koma.com/sweets/%E3%81%98%E3%82%83%E3%81%8C%E3%82%8A%E3%81%93%E3%83%9E%E…
カルビーの主力商品でもあるじゃがりこ。実はじゃがポックルはこのじゃがりこを超えるヒット商品を作りたくて、カルビーの創業者である松尾孝氏が中心となって開発したのがじゃがポックルの原型だったと言われています。北海道限定のお土産として売り出されているからこそ販売量はじゃがりこを抜けないだけであって、実際のお味はじゃがりこよりも圧倒的に美味しいです!!生産数に限りがあることから、今後も売り出し方針は変わらないとは思いますが、松尾氏の思惑は大成功だったというわけですね!
⑧最初は違う名前で発売したが全然売れなかった
http://www1.plala.or.jp/katz/ippin/a01.htm
2002年に「ピュアじゃが」という名前で発売されたのですが、これがあまり売れず、赤字が続く状況だったそうです。そして、アンケートを取り、様々な意見を取り入れながら誕生したのがじゃがポックルでした。リニューアル後は口コミで広まり、テレビの情報番組で紹介されてからは欠品状態が続く大人気商品に生まれ変わりました。「ピュアじゃが」もしっかりと製造工程も表現されていて私個人は良いと思いますが、名前が変わるだけでこんなにも人の印象は変わるものなのですね!こだわりは捨てず、それでいて周りの声を参考にする柔軟な考えを持っているからこその大成功です。是非私たちも見習いたいですね。
⑨じゃがポックルという名前はどこからきたの?
じゃがポックルのポックルは、アイヌ語のコロポックルから来ています。コロポックルは、アイヌ語で蕗の下の人を意味して、伝説の妖精なんだそうです。恥ずかしがり屋で人前には姿を見せないけれど、夜中にこっそり食べ物を置いていくような妖精で、幸せをもたらしてくれる存在だと伝えられています。そんな存在から名前をもらっているなんて、じゃがポックルが大切にされていることが分かりますね。
⑩なぜカルビーじゃなくて「ポテトファーム」の名前で販売しているのか
http://www.calbee.co.jp/antennashop/blog/2012/06/calbee-in.php
カルビーの商品なのになぜ「ポテトファーム」の名前で販売されているのか。それは「六花亭」や「ロイズ」のように北海道を代表するようなお菓子メーカーと肩を並べたいという強い想いからこのブランドを新しく作ったのだそうです。これほどこだわりを持って作られているお土産菓子はなかなか無いのではないでしょうか?こだわりがあったからこそ、こんなに美味しいお菓子に仕上げられているんですね。知れば知るほど、じゃがポックルに興味を惹かれていきます。このお菓子をお土産で渡す時は、是非今回ご紹介した人気の秘密を教えてあげてみてください。相手の方にも大変喜んで貰えると思います。
3.じゃがポックルを食べてみた感想
http://minhyo.jp/jagapokkuru/
まず、確実に美味しい。 マックのフライドポテトほど塩辛くない。 ポテトの味がしっかりしている。 食感はかなり「さくさく」で心地良い。 小分けになっているのも一回に食べる分量としては丁度いい感じ。
http://rami-log.net/?p=1969
完全なスナック菓子なのに、どことな〜くしっとり感のある独特の食感はさすがのひと言です。あっという間にひと袋完食しちゃったり…
http://miyagehoshi.com/%e3%81%98%e3%82%83%e3%81%8c%e3%83%9d%e3%83%83%e3%82%af%e3…
誰が食べても絶品の評価ばかりですね。しっとり感があるとの感想は貴重ですね。聞けば聞くほど、食べたことがない方はどんなお菓子なんだろうと興味が惹かれるばかりですよね。上記にご紹介したコメント以外にも、ネット上にはたくさんの高評価の口コミが多く掲載されています。これから先、さらにじゃがポックルの評判は上がっていくことが予想されます。また品薄にならないよう、製造元の方には是非頑張って作っていただきたいですね。
4.じゃがポックルの詳細
一度食べたらやみつきになりますので食べる量には気を付けましょう。ちょっとした仲間の集まりの時などで手土産として持参すると、注目を浴びること間違いなしです!■ 基本情報
- ・名称:じゃがポックル
- ・製造者: カルビー株式会社 千歳工場 北海道千歳市北信濃779-4
- ・内容量:1箱(18g×10袋入) 重量:270g
- ・料金:864円(税込)
- ・取扱い:北海道内お土産店、新千歳空港、北海道内ホテル、インターネット
- ・公式サイトURL:http://www.calbee.co.jp/potatofarm/jaga_pokkuru/
5.じゃがポックル以外の商品
じゃがピリカ
ピリカは、アイヌ語で可愛いという意味です。じゃがピリカは、三色のジャガイモが使われたお菓子で、サイコロのようにコロッとした見た目がかわいらしいです♪通常のジャガイモ以外に、「ノーザンルビー」と「キタムラサキ」が使われていて、全て北海道産のジャガイモになります。じゃがポックルも良いですが、こちらもお土産には喜ばれそうですね!
いも子とこぶ太郎
いも子とこぶ太郎は名前から分かるように、じゃがいもと昆布のコラボになります。じっくり低温フライしたポテトチップスに、パリパリの昆布が合わさりクセになる味わいになっています。もちろん昆布も北海道産ですよ♪ポテトチップスは帆立風味なので、口に入れると香りと旨味が広がり、食べる手が止まらなくなってしまいます!
IMO&MAME
IMO&MAMEは、北海道の大地が生み出すコンビが病みつきになる商品です!十勝・芽室産の枝豆も使っていますが、フリーズドライをしているのでサクサクです。ポテトチップスも低温でじっくり揚げているので、噛みごたえのある食感に仕上がっています。味は丸大豆しょうゆ風味なので、ビールのおつまみにぴったりですよ♪
ほっとポテト
ほっとポテトは、北海道が誇るジャガイモを丁寧にポタージュにした商品です。北海道産の男爵いもが100%使われていて、しっかりと裏ごしをして、ジャガイモの素材の味が活かされるように仕上がっています。ジャガイモのホクホク感とトロっと感がクセになります!ポタージュといっても乾燥マッシュポテトなので、他の料理にもアレンジできますよ。
ほっとコーン
ほっとコーンも、ほっとポテトと同じくポタージュになります。北海道産のスイートコーンの甘さが詰まった商品になっていて、トロトロの中にもコーンの粒々があり、食感も楽しめますよ!そのままでも美味しいですが、パンにつけて食べるのがおすすめです。寝起きのホッと一息つく時間に、ぜひ飲んでみたい一品ですね。
ジャガJ
ジャガJは、札幌のレストラン「YOSHIMI」のシェフが監修をしたコラボ商品です。サクサクの食感が楽しめるよう厚切りカットになっていて、味はスパイス&チーズになります。シェフ独自の料理法を活かされていて、ガラムマサラが使いスパイシーながらチーズのコクがしっかり感じられるような味わいになっています。
ジャガJ 北海道昆布
ジャガJは、スパイシー&チーズの味以外にも昆布味があります。北海道昆布が100%使った昆布パウダーで仕上げているので、口に入れると昆布の風味が広がります。パンチがきいているというよりは、後をひくような美味しさがあるポテトチップスです。思わず緑茶が飲みたくなりそうですね。
6.工場見学
カルビーの千歳工場では、じゃがポックルやポテトチップスの製造を行っています。そんな千歳工場ですが、工場見学を実施しています。私たちが大好きなポテトチップスたちがどのようにできているか、製造の裏側を知ることができるので、タイミングが合えば行ってみてくださいね♪工場見学ですが改修工事の関係で、2016年7月から2017年9月までお休みになるので、詳細はHPをチェックしてください!
→千歳工場見学
じゃがポックル食べたくなりましたか?あの一袋がちょうどいい量のはずなんですが、どうしてもおかわりしたくなるほど食感や味が美味しいです。北海道に行く人がいたら、おねだりしてみましょう!じゃがビーと食べ比べしてみるのもおすすめです。
あの美味しさに負けて、じゃがポックルを食べ過ぎないように気をつけてくださいね!