金沢といえば、加賀百万石、伝統ある武家文化ですね。ひがしの茶屋街や、市内の小路で時々見受けられる金沢町家、そのほか赤レンガの建物、昭和のレトロな建物など、金沢の建物探訪もおススメなんですよ。
まず今回は、21世紀美術館などに代表される魅力溢れる現代建築物をご紹介します。
現代建築といっても、加賀の伝統工芸がモチーフになった建物などもあるので、お見逃しなく!金沢観光にプラスして、街歩きの時にぜひ探してみてください!。
金沢21世紀美術館の愛称は「まるぴぃ」は、丸い美術館の形からです。現代アート美術館ですが、まちに開かれた美術館をコンセプトに建てられました。そのため、公園の中にいるような雰囲気です。丸いガラス張りの外周の部分は「交流ゾーン」のため出入り自由の無料空間です。
蓄音器540台、SPレコード2万枚を有する蓄音器館です。金沢では「山蓄」といえば、年配の方は大概知っていますが、その「山蓄コレクション」を金沢市が譲り受け、蓄音器館は2001年開館しました。建物は、既存の建物をリニューアル。蓄音器の「レトロ」と「モダン」をイメージして建てられたそうです。
金沢の現代建築物、いかがでしょう。金沢には現代建築物のほかに、注目すべき歴史的建造物も多数あります。古くて新しい、魅力ある金沢をぜひご覧になってください!
素材提供:トリップアドバイザー
まず今回は、21世紀美術館などに代表される魅力溢れる現代建築物をご紹介します。
現代建築といっても、加賀の伝統工芸がモチーフになった建物などもあるので、お見逃しなく!金沢観光にプラスして、街歩きの時にぜひ探してみてください!。
1.金沢駅
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金沢駅のシンボル鼓門です。新幹線が開業してから金沢駅に訪れる観光客の方が、まず見上げて、その大きさに驚くほどの大きさです。能楽の盛んな金沢の和楽器、「つつみ」がイメージです。建った当時は、県民も市民もびっくりでした(笑)。izunavi
明るいガラスと網の目のようなエントランスの天井です。見上げた時の青空と解放感。地元では結構、この天井が好きという方が多いんですよ♪ 柏翰 / ポーハン / POHAN
金沢駅では、大きな鼓門のある兼六園口は観光客も多く、観光する方面がメインなので目立ちますが、実は写真は反対側の金沢湊口です。すっきりしたデザインのモニュメントが魅力的だと思いませんか。兼六園口と金沢湊口、金沢駅では、ぜひ両方見てください!■ 基本情報
- ・名称:JR金沢駅 鼓門
- ・住所:金沢市木ノ新保町1-1
- ・設計:トデック 白江建築研究所 総合プロデュース 小堀為雄・水野一郎
2.かなざわ はこまち(ル・キューブ)
雪国sakura
金沢の台所、近江町市場前の、武蔵が辻交差点にあるビルです。1階、2階には和菓子店やレストランが、上部はマンションになっています。近江町に買い物に立ち寄ったら、交差点をぐるっと見渡してみてください!目の前に見えますよ。■ 基本情報
- ・名称:ル・キューブはこまち
- ・住所:石川県金沢市袋町1番1号
- ・設計:山下設計(東京) 施工:竹中工務店(大阪)
3.北国パークビル
http://bb-building.net/city/info/0076.html
尾山神社の傍、大通りに面した建物で、銀行や駐車場、新聞社関連のテナントビルです。千鳥の窓枠、ルーバーが特徴で、これは加賀の伝統工芸、加賀水引がモチーフになっています。こんな細かなところが、金沢らしいでしょ!■ 基本情報
- ・名称:北国パークビル
- ・住所:金沢市南町6-15
- ・設計:清水建設
4.金沢21世紀美術館
提供:金沢市観光協会金沢21世紀美術館の愛称は「まるぴぃ」は、丸い美術館の形からです。現代アート美術館ですが、まちに開かれた美術館をコンセプトに建てられました。そのため、公園の中にいるような雰囲気です。丸いガラス張りの外周の部分は「交流ゾーン」のため出入り自由の無料空間です。
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こちらは美術館の館内エレベーターから地下駐車場フロアを眺めたところです。美術館のおしゃれな雰囲気が伝わってきます♪雪国sakura
金沢21世紀美術館の「展覧会ゾーン」は有料ですが、無料のフロアでも、美術館の雰囲気を十分楽しむことができます。チケットを買う前に、ゆっくり館内(外側)をひとまわり。きっと自分だけのお気に入りスポットが見つかりますよ。■ 基本情報
- ・名称:金沢21世紀美術館
- ・住所:石川県金沢市広坂1丁目2-1
- ・設計:妹島和世+西沢立衛(SANAA)
5.鈴木大拙館
鈴木大拙館は、金沢市出身の仏教哲学者で、海外に日本の「禅」を広めた人です。この建物は、来館者が自らが思索できることを目的に建てられました。水鏡の庭の水面には、時間が来ると、静かに水文が描かれます。じっと自分と向き合うひとときを、感じることができます。halkc_
鈴木大拙館は、本多の森の一角に建てられています。石垣や水など、建物が周囲の森と一体化した様子は、きっと日々の喧騒を忘れ、心を和ませてくれることでしょう。■ 基本情報
- ・名称:鈴木大拙館
- ・住所:石川県金沢市本多町3丁目4番20号
- ・設計:谷口吉生
西田幾多郎哲学館
トリップアドバイザー
こちらは「西田幾多郎哲学館」です。ちなみに設計者は、安藤忠雄氏で、金沢市内から車で30分程の、かほく市の高台に建っています。夜は館入口までの坂道がライトアップされ、夜空に誘う雰囲気がとてもステキです。時間があればこちらもぜひご覧ください。■ 基本情報
- ・名称:西田幾多郎記念哲学館
- ・住所:石川県かほく市内日角井1
- ・設計:安藤忠雄
6.本多の森ホール
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本多の森ホールは、各種コンサート、講演会、演劇、その他、数々のイベントなどが行われるホールです。以前は石川県厚生年金会館とよばれていました。黒川紀章氏の設計で、もともと石川県営野球場があった場所に建てられたので、外観はグラウンドの形状を利用した扇形なんですよ。■ 基本情報
- ・名称:北陸電力 本多の森ホール
- ・住所: 石川県金沢市石引4丁目17番1号
- ・設計:黒川紀章
7.蓄音器館
提供:金沢市観光協会蓄音器540台、SPレコード2万枚を有する蓄音器館です。金沢では「山蓄」といえば、年配の方は大概知っていますが、その「山蓄コレクション」を金沢市が譲り受け、蓄音器館は2001年開館しました。建物は、既存の建物をリニューアル。蓄音器の「レトロ」と「モダン」をイメージして建てられたそうです。
■ 基本情報
- ・名称:金沢蓄音器館
- ・住所:石川県金沢市尾張町2丁目11-21
- ・設計:浦建築
8.金沢海みらい図書館
雪国sakura
海側環状道路に沿って立つ「金沢海みらい図書館」は、金沢市立の公共図書館です。「世界のすばらしい図書館4館」や、「世界の魅力的な図書館20」にも選定されました! トリップアドバイザー
建物の外壁には6000個の丸窓があり、丸窓からは自然の太陽光が入り込みます。優しい光です。■ 基本情報
- ・名称:金沢海みらい図書館
- ・住所:石川県金沢市寺中町イ1-1
- ・設計:シーラカンスK&H
9.いしかわ総合スポーツセンター
Wikipedia
「く」の字型の建物が特徴です。屋根は鳥が羽ばたいているイメージとか。メインアリーナ、サブアリーナ、プールなどのある総合スポーツセンターで、上部には屋外デッキもあります。アイススケートのイベントなども開催されます。■ 基本情報
- ・名称:いしかわ総合スポーツセンター
- ・住所:石川県金沢市稚日野町222
- ・設計:池原義郎
10.金沢ビーンズ
雪国sakura
金沢ビーンズは、名前のとおり豆型の建物です。書店の内部は、緩やかに豆の形に沿ってカーブしています。カウンターやソファーなどにも豆のモチーフがあしらわれています。天井まであるたくさんの本、書店の一角にはコーヒーショップもあり、居心地の良いひとときをすごすことができます。■ 基本情報
- ・名称:金沢ビーンズ明文堂書店
- ・住所:石川県金沢市鞍月5丁目158
- ・設計:迫慶一郎
金沢の現代建築物、いかがでしょう。金沢には現代建築物のほかに、注目すべき歴史的建造物も多数あります。古くて新しい、魅力ある金沢をぜひご覧になってください!
素材提供:トリップアドバイザー